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紅葉のピークもそろそろ終わりに近づき、いよいよ冬になるのでしょうか?母が特養に入所して早や4ヶ月。酷かった鬱状態もずいぶん和らぎ、久々の社会復帰目指して色々探しています。
旅のノートの寄せ書き、1981年から1984年までの記録で、それ以降は社会人となったが故、旅する機会も少なく、旅のノートを持参することもありませんでした。
今回からは、旅のノートに寄せ書きをいただいた最後の年・1984年に出会った旅人からのメッセージを紹介します。
まずは冬の北海道、すっかり気に入った根室・落石の「ほおずきの宿」へ訪れ、そこで知り合った旅人たちからの寄せ書きです。
”初めての北海道で、初めての一人旅。信じられないくらいの素晴らしい出会いと感動に巡りあえて良かったと思っています。この北の宿、ほおずきの宿でのことをいつまでも大切にしたいです。・・・”
大阪からの女性で、初めは物静かで大人しくあまり会話をしていなかったのですが、翌日、宿の奥様と宿泊者でノルディックスキーをしに行ってからは、殻を破ったかのようにはじけていたことを覚えています。
”本当に偶然に出会って、そして短い5日間でした。けど、とても楽しい毎日を送ることができました。初めての北海道で、こんな型の旅をして、もうこれからの方向づけがされたような気がします。でも、スキー、雪中ラーメン、ドラム缶風呂、ノサップ岬 etc 。どれひとつとっても、もう最高としか言いようがないですね。そして、どうしても忘れることができないのは、食事の時の’セロリ’、あたたかい先輩の思いやりで好き嫌いの多いこの僕をまともな旅人にしていただいたことは、腹わたがにえくり返るほどうれしかったです。← なんて・・・”
京都からの大学生で出身は島根県。気ままな一人旅のようで、宿の雰囲気が気に入ったのか5連泊してしまいました。メッセージにもある通り、ちょっと風変わりな体験がこの宿に5泊もする要因になったのかも・・・。
”人は人を旅する。一昨年、はじめてここを訪れたときのキャッチフレーズ。北の下宿屋、~のんびりしたい人へ~。今年はこんな言葉でした。けど、この宿は変わらない。いつきても落ち着いた雰囲気で・・・やっぱり来てよかった。この5連泊でいろいろな体験をした。ここでの体験は、今後の自分の旅の中で、人生の中で大きな意味を持つだろう。仁さんもこれからいい旅を続けてください。僕は今年の夏シベリアに旅立ちます。新しい体験を求めて・・・。”
静岡から来た大学生。以前にもこの「ほおずきの宿」へ泊まったことがあり、再び訪れたようです。よそして彼も同じように5連泊し、冬ならではの遊びやこの宿だからこそできる経験を楽しんだようです。
”ほおずきの宿長期連泊する君なら、またどこかで会うでしょう。おたがい名古屋ですネ。自分自身の考えで自分はいったい何をやればよいのかよ何をやらなければいけないのか、旅の中で答えを見つけだせたらよいですネ。やはりわたしたちは、旅の原点に帰って旅についてかんがえなおすのが必要ではないでしょうか。またどこかでー!”
名古屋からのフリーター。しかも割と近いエリアに住んでいて、気が合いました。名古屋弁丸出しのしゃべり方で、私と彼とで宿の中での雰囲気を盛り上げていました。旅から帰った後も名古屋で何度か会ったり、彼がインド・ネパールへと旅する前は私が彼の自宅へ行きいろいろアドバイスしました。
宿の奥様と上記の寄せ書きを残してくれた4人とともに、雪深い落石西林道へノルディックスキーを楽しみ、昼食はラーメンを雪の中で作りました。男4人で手分けして鍋やコンロ、ガスボンベを背負って行ったのです
”初めての北海道一人旅。道東中心にまわりました。もうそろそろ旅を終わろうというころ、このほおずきの宿にやって来て、皆で落石岬に日の出を見に行ったり、ノサップ岬ツアーに行ったり、楽しい思い出がたくさんできました。4月から社会人です。あんまり旅にも出れなくなるけど、またどこかで会いましょうね。”
私と同い年の新潟の女子大生。宿の雰囲気にすっかり溶け込み、根室・落石での旅を大いに楽しんだようです。お互い社会人になって3年後、年末年始の休暇で北海道へ旅した時に美瑛にて再会しました。
宿の庭に造った”かまくら”で。このかまくら、私と宿主とで作ったのです。隣にはドラム缶風呂も作ってしまいました。
この宿の宿泊客が若い人が多いというのもありますが、宿主夫婦とともにアイデアを出しながら色んな遊びができ、初めて訪れた人も違和感なく溶け込める雰囲気があるのが特徴でした。ここではたくさんの思い出ができました。
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