オーロラ紀行 最終回(再掲)
3月5日(金)晴れ
(LH740)8:35関西国際空港9:27(南海電鉄)10:15難波10:30(近鉄)12:48名古屋
ウトウトできたのかどうかのうちに、ヨーロッパではちょうど真夜中の頃、日本時間で朝になったようだ。
7:00ごろ、最後の機内食となる。行く時の名古屋からの飛行機より、食事の内容は良かった。メニューも配られたし…。そして食事が終わるころには、もうすでに日本上空近くを飛んでいた。
飛行コースは、シベリアからモンゴル、中国を経て日本へ、山陰から瀬戸内海、四国を経て関西国際空港へ、、8:35、ほぼ定刻通りに着陸。
イミグレーション、荷物の受け取り、そして税関。税関では荷物を広げさせられることもなく、ヘルシンキで買ったトナカイの毛皮が敷物で、コートではないということを確認しただけにすぎない。
そして到着ロビーから南海鉄道の駅へ。列車の時刻表を見ると、わずか5分後に急行が出発する。その後に特急もあるのだが、難波に着く時間は大して変わらないので、急行で行くことにする。
難波で近鉄に乗り換えるのだが、この間が遠い。スーツケースはもちろん、背中にデイバッグ、手にはトナカイの毛皮を入れた紙袋とダウンジャケット。移動するのが大変だ。10分以上かかって近鉄難波駅へ。そして、あらかじめチケットショップで買っておいた回数券を指定席券に交換するために窓口へ。すると・・・、5分後に特急が出るところだった。
荷物を持ってホームへの階段をあわてて降りると、発車寸前。そして名古屋へと向かう。列車には食堂車も車内販売もないので、途中の大和八木駅の停車時間を利用して飲み物を買う。何しろ、あわててばかりだったから、喉がカラカラ。
名古屋へは12:48に到着し、バスターミナルへ行くと、これまたちょうど出る寸前。そして我が街へ。
日本到着後は、ほとんど待ち時間がないほどうまく接続し、自宅に電話連絡する間もないまま、13:20、無事帰宅。
3週間に及ぶ旅、抱えきれないほどのとても素敵な想い出を持ちかえり、旅は終わった。
*この旅日記は2004年のものです。
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