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2018年10月

2018年10月26日 (金)

”旅仲間たちの声”(その12)

皆様、おはこんにちばんは (*゚▽゚)ノ!

気がつけば10月もあとわずか。少しずつ秋が深まっていきます。巷ではハロウィンの飾り付けが目立ち、そして間もなく紅葉の季節になるのでしょう。

さぁ、まだまだたくさんある”旅仲間たちの声”、書き綴りましょう。

”京都が好きで奈良が好きで、そして北海道が大好きで・・・雨の羽田を翔びだしたのが昨年の4月17日。まだ雪が残る帯広空港に降り立った時、広いでかい空の下、ものすごい開放感の中で夢が現実となった充実感、泣きたくなるくらいのうれしさ感激に、おもわず、やった☆と、叫んでしまったけれどむ、あーあれから又ずいぶん過ぎてしまったんだナ☆思ったことはソク実行。もしかしたら又、人間として生まれてこれるかもしれないけれど、幸か不幸か先のことはわからないから。とりあえずは今、思いっきりやりたい事をしたい。今年も又、北へ南へ忙しい年になりそうです。楽しい素敵な旅を続けてください。また、お逢いしましょう。”

この方は旅仲間ではなく、3連泊したYHのヘルパーさんに書いていただいた寄せ書きです。東京を離れ1年近く・・・。一つの夢が実現し、次の夢を探っているような…妙に印象に残るメッセージです。

”釧路まきばでいっしょになって摩周湖ユースで又いっしょになって、明日もウトロまで同じみたい。2月の末にも又又ハマトンでいっしょになりそうな気配。まー北海道旅してりゃ、よくあることだけどね。旅は道連れって言うからヨロシクたのみまっさ。・・・”

横浜からの旅人です。勤めていた会社を辞めて次の勤務先の出勤日までの日々を利用していたそうです。寄せ書きにもある通り、北海道での旅の間、何度も会いました。2月末のハマトン(浜頓別YH)でも一緒になりました。

”「一期一会」”

たった一言、短い言葉ですが、だからこそ印象に残ります。旅先での出会いのほとんどが「一期一会」ですから。しかし、何度も再会した人もたくさんいます。これを書き残した旅人ともその後、大阪と名古屋で再会しました。

若い時の夢を現実にした人、転職の合間を利用して旅する人、そして一言にすべての思いを込めながら旅している人・・・、みんな若いながらもしっかりした考えを持って旅していたのですね。

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2018年10月15日 (月)

敵・味方なく・・・

皆様、おはこんにちばんは ヽ(´▽`)/!

10月半ばになり、すっかり秋の風情ですね。いかがお過ごしでしょうか?

プロ野球は公式戦をすべて終え、日本シリーズ出場をかけてクライマックスシリーズの真っ最中。その一方で、今年限りで現役引退する選手もたくさんいます。
我が地元・中日ドラゴンズは6年連続Bクラスで、今ではすっかり応援熱も冷めてしまいましたが、6年連続Bクラス以前の落合監督時代はまさに黄金期でした。
その強かったころの中心選手が引退を表明し、先日行われたナゴヤドームでの今季最終戦後にセレモニーが行われました。そのセレモニーに中日の選手だけでなく、この日の対戦相手だった阪神タイガースの選手3人がチームの枠を超えて参加していました。

この日で引退するのは、荒木選手と岩瀬投手。そしてセレモニーに参加した阪神タイガースの選手は、かつてはチームメイトであった福留選手と高橋投手、そして北京オリンピック・野球日本代表でチームメイトであり、岩瀬投手の良きライバルでもあった藤川投手。

試合には荒木選手は一番・セカンドとして先発出場。6回にまわった打席では、元同僚で3年前にFAで阪神へ移籍した高橋投手が恩返しの登板をしました。この登板は高橋投手が志願し、金本監督も応えてくれたそうです。
そして9回2アウトから岩瀬投手が登板しました。そして阪神は代打、福留選手です。二人は1999年のドラフト1位2位で中日に入団した同期です。それだけに二人の思いは人一倍でしょう。岩瀬投手が登板した時点で福留選手が代打で出ることは、決めていたのでしょう。阪神・金本監督の粋な采配にも感謝です。

セレモニーが始まり、荒木選手に阪神・福留選手と中日・大島選手から花束が、岩瀬投手には阪神・藤川投手と中日・山井投手から花束が贈られました。

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荒木選手の下へ花束を持って近づく阪神・福留選手。二人は同学年で中日の黄金期を支えました。

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岩瀬投手へ花束を渡し抱擁しあう阪神・藤川投手。お互いチームの守護神としてリーグを代表する投手でした。

そして両選手の胴上げ、そして記念撮影にも阪神の3選手も参加していました。

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荒木選手を胴上げするチームメイトの輪に、阪神タイガースの福留選手、藤川投手、高橋投手も参加しました。

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全員での記念撮影にも3選手が参加。

公式戦ではお互い敵として戦うチーム、しかし敵・味方の枠を超えて引退する選手のセレモニーに参加した阪神タイガースの3選手と、そしてこの3選手の参加を快く受け入れた中日ドラゴンズの選手の心意気に清々しい感動を覚えました。

*写真はすべて「中日ドラゴンズ公式サイト」から引用させていただきました。

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2018年10月 8日 (月)

”旅仲間たちの声”(その11)

皆様、おはこんにちばんは o(*^▽^*)o!

この連休、当初は台風の影響が懸念されましたが、この地方はほとんど影響はなく心配は杞憂に終わりました。しかし、1ヶ月前に地震被害があった北海道はどうだったのか、やはり気になります。10数回も旅した大好きな北海道ですから!

少し間が開きましたが、”旅仲間たちの声”を紹介しましょう。
今回は、すでに亡くなられた方の寄せ書きを彼との思い出とともに書き綴ります。

”1年かけて全国を回ってきます。北海道は10月末までいます。どこかで再会しましょう。”

これは1981年9月、然別湖畔温泉YHで出会った横浜からのサイクリスト。直前に来た台風の影響でYHには泊まれず、隣にあったホテルの大部屋に他のホステラーとともに泊めていただきました。その時に書いた頂いた寄せ書きです。

次の正月、この寄せ書きを残してくれた彼から年賀状が届きました。そこには「○○の宿で留守番をしています」と書かれていました。10月末どころか、まだ北海道にいるとのことでした。私はそのあとの2月に、冬の北海道を初めて旅する予定で「もしかしたら、どこかで再会するかも・・・?」と思っていました。

そして2月。札幌雪祭りをかつて九州で出会った旅仲間とともに見学し、その後はそれぞれの旅をしました。ある日、紋別流氷の宿YHに泊まり翌朝の朝食後、出発までの間に掃除の手伝いをしていた時、チェックアウトする人の声、会員証を返してもらう際に彼が言った名前を耳にして、「エッ?○○さん?横浜の・・・?」と私が訊くと彼は驚いて私を見ました。私は続けて「去年、然別湖畔YHで会った名古屋の○○です。」と言うと即座に思い出したようで、「あぁ!覚えてます。」と返してくれたんじゃなかったかな・・・?!

私はその日、YHに連泊で国鉄で2駅離れたところをのんびり歩くつもりで、列車の時間までYHにいようとしていました。そして彼に話を聞くと・・・なんと、歩いて北海道一周するとのこと。しかも、雪が降り積もる真冬に!これにはビックリしました。しかし彼は「せっかく会ったのだから」と、一緒にYHの掃除を手伝い、私が出発するまで時間を共にしてくれました。その時に書いていただいたのが、次の寄せ書きです。

”5ヶ月ぶりの再会です。今回は冬のオホーツクラインを歩いて回ります。これが終わったら4月ごろまで朱鞠内の「○○の宿」という宿で留守番をしています。又どこかで再会しましょう。”

その年のゴールデンウイーク、私はある目的があって北海道へ渡り、そして三たび彼と朱鞠内の宿で会いました。その翌日、彼は自転車で日本一周の旅を再開しました。
さらにその後、横浜の彼の自宅に泊めていただいたことが2回あります。2度目の時は、ある事情で急遽どこかに泊まらざるを得なくなり、すでに夜でしたが彼に電話をしお願いしたら、快く泊めてくれました。それどころか彼の御両親も私のことを覚えていてくださって、突然のことというのに歓迎してくれたことを今も覚えています。

しかし、ある年の正月、思いがけない知らせを受けました。毎年正月1日には必ず届いていた彼からの年賀状が珍しくなかったのです。そして1週間ほど経った頃、彼の御母上様から葉書が届きました。そこには信じられない・・・いや、信じたくない言葉が!
「昨年7月、剣岳で山岳事故に遭い亡くなりました」と。
本当にショックでした。当時まだ40歳前後だったはずです。私は「嘘だろ?○○さんが亡くなったなんて・・・」と、呆然としていたと思います。それでも、私からの年賀状を見て彼の死を知らせてくれた彼の御母上様に電話をし、お悔やみと知らせていただいた感謝を伝えました。
私にとって彼は、旅先で出会った”兄貴”のような人でした。

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   1981年9月、北海道・然別湖畔にて。

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2018年10月 1日 (月)

台風一過の夕方のベランダ

皆様、おはこんにちばんは (◎´∀`)ノ!

今年は大雨や台風が次々と日本列島を襲っていますが、皆様のところは被害はありませんでしたか?

昨夜の今ごろは風雨共に強く、風の音はまるでうなり声をあげているような激しさでした。
その台風も、未明には通り過ぎたのか今日は午前中から台風一過の青空が広がりました。

夕方、リビングのカーテンを閉めようと、ふとベランダを見ると・・・この夏の酷暑で一度はすべて枯れたオシロイバナが、土の中にまだこぼれ種があったのか再び芽を出し、そして今日わずかですが咲いていました。
昨夜の台風で水分をたくさんいただき、昼間の青空の下で太陽の光を浴び、咲いたのでしょう!しかも嬉しいことに・・・離れた場所で一輪だけ咲いた黄色のオシロイバナ、なんと少し赤が混ざったツートンカラーでした o(*^▽^*)o!

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   久しぶりに咲いたオシロイバナ。

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   黄色とわずかに赤のツートンカラーも!

こんなちょっとした出来事が今はとても嬉しい私です。

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