オーロラ紀行 その9(再掲)
バスを降り、この日のホテルを探す。どこにしようか、先ずツーリスト・インフォメーションへ。ところが、そのインフォメーションがない。地図には載っているのだが、その場所にはなかった。もう一度、地図を見てみるが、場所は間違っていなかった。
仕方がないので、ヘルシンキで手に入れた、ラップランド地方のパンフレットに載っているホテルへ行ってみる。予約なしなので、直接交渉。シングルは空いてなく、シャワー付きのツインで59ユーロ。ここに決める。というか、決めざるを得ない状況なのだ。
イヴァロでのホテル。ホテル・クルタヒップ。
昨夜、夜行列車だったので、まずシャワーと洗濯。18:00過ぎ、ホテル内のレストランで夕食。フライド・サーモン(14.2ユーロ)にする。サラダ付きで、ドリンクはビールにする。
運ばれてきた料理を見ると、サーモンが5~6切れ。
「いくらなんでも、飽きるだろう」と思ったのだが…。
「ウ・ウマイ!!」
このサーモン料理は、とにかくおいしい!さすが、キング・サーモン(だと思う…)!サーモンは、塩と黒コショウ、赤ワインなどで味付けしてあるようで、本当にウマイ!残すことなく、すべてきれいに平らげてしまった。
夕食後、しばらく休憩し、そして念願のサウナへ。フィンランドへ来て、初サウナだ。本場のサウナは、とても良かった。時々、焼き石に水をかけて蒸気を出したり、葉っぱがたくさんついた木の枝で、体を叩いてみたり…。本場のサウナ、満喫!
部屋へ戻り、湯冷めしないよう、また、いつオーロラが現われてもいいように、いつでも外へ出られるように準備しておく。
オーロラはこの日、姿を見せてくれるのだろうか?10時ごろから、時々外へ出て夜空を眺めてみる。なかなか現れない。何度も何度も部屋と外を行ったり来たりする。
夜中でも、目が覚めた時にすぐに外を見られるように、またいつでも外へ行けるように、準備だけはしておいて、ベッドに入る。
イヴァロ、ホテル・クルタヒップ
*この旅日記は2004年のものです。
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