« 2002 ドイツ・スイスの旅 その20(再掲) | トップページ | 今年もルナリア、咲きました! »

2014年4月10日 (木)

2002 ドイツ・スイスの旅 その21(再掲)

駅構内はすべてトンネルの中で、まずエレベーターでスフィンクス展望台へ。が、このエレベーター、むちゃくちゃ速い。108mの高低差を25秒で昇るそうだ happy01 。展望台からは、ユングフラウ(4158m)、メンヒ(4099m)、アイガー(3970m)などのアルプスの山々が、目の前に迫っている。素晴らしい眺めだ。雄大で美しい。lovely

0913970m
アイガー(3970m)。この山の北壁は、名だたるクライマー達の憧れ・・・heart

0924158m
ユングフラウ(4158m)。名前が素敵です。「若き乙女 virgo」と、私ならそのまま訳します。

が、何か物足りない。何かが足りない・・・。それは、ここまで来るのに何の苦もなく来てしまっているからだろう。麓から鉄道で、誰でも簡単に来ることができる。それはもちろん、とてもありがたいことに違いない。しかし、ネパール・ヒマラヤで、幾日も幾日も山を越え谷をわたり目的地まで歩き続けた者としては、いわゆる”自力”でここまで来ていない分、感動も弱いのかもしれない。

また、至るところから聞こえてくる日本語が、「今、異国にいる、アルプスにいるんだ」という感慨を損なわせているのかもしれない。もっとも自分だって日本人だから、お互い様ではあろうけれども、しかし決して団体では来ていない。もう少し日本人が少なければ、実感も湧くのだろうか?素晴らしい景色の割に、自分の中では十分な満足感が得られなかった(これはたぶん、俺のエゴイズムだろう)。

展望台より、駅構内、というより氷河を掘って造られたトンネルなのだが、アイスパレスへと行く。氷の上を歩くので、ツルツルと滑りやすい。アイスパレスの中には、さまざまな氷の彫刻が展示されている。この中ならば、永遠に融けることはあるまい。

096
氷のトンネル。手すりを使わないと本当に転びそうになります coldsweats01

097
氷のイーグル。見事でした happy02

098
クマです。シロクマも、ここなら快適?!confident

15:00発の列車に乗ろうとしたのだが、乗客は長蛇の列を作って待っている coldsweats02 。こんなにも人がいたのか?と思うほど!定員もあるので、臨時の列車を増発して、クライネ・シャイデック駅まで戻る。

090
ユングフラウヨッホ駅。トップ・オブ・ヨーロッパのとおり、ヨーロッパ一高い駅です。happy01

088
JB鉄道の列車 train

*この旅日記は2002年のものです。      

|

« 2002 ドイツ・スイスの旅 その20(再掲) | トップページ | 今年もルナリア、咲きました! »

コメント

こんにちは。期待していた以上の素敵な写真にドキドキです。
氷河、お花畑、ほんとに素敵。
知っている地名も知らないところも、ただただ綺麗で雄大で、ご機嫌な様子もちゃんとわかりますよ。
こんなすばらしい旅行をされて、いつもうらやましい限りです。
日本人にも人気のスポットなのですね。とはいえ、分刻みのスケジュールに追われるツアーとは格段の差がある一人旅。景色も満喫できたことでしょう。
今回も素敵な旅の思い出をありがとうございました。また来週ね。


hare様

この旅を最初に思い立った時、ドイツの友達と会うこと以外、何も浮かびませんでした。
それが、年に数回海外を旅している友達からのアドバイスで、スイスをプランに入れました。
山が好きで花が好き・・・私には超ご機嫌になれるところでした (^_^)ニコッ!
国内外問わずツアーに参加して旅したことはありませんので何とも言えませんが、やはり”自由”という点では天と地ほどの差があるでしょうね。
ところで、私の写真をアップしていますが、サングラスしているでしょ?!これが私のスタイルです。ニコタのアバも常にサングラス (^_^;;ヘヘッ!

投稿: hare | 2014年4月10日 (木) 16時29分

物足りなさはよくわかります。
せっかく一人で異国に行って、日本語に囲まれる情けなさも
よくわかります。
しかし…ある意味、仕方ないのですよね。
私も若い頃は個人旅行した口ですので
ツアーで出かける度に物足りなさを実感するのですが
限られた日にちで効率よく廻ろうとすると
ツアーを選ばざるを得ないのです。
若い頃と違って、時間が無尽蔵にある訳ではないのですから。


zooey様

学生時代やフリーター、個人で事業をしバブルがはじけた直後の”無職”状態のころと違い、さすがに限られた休日+有休での旅、仕方がないのですよね。
それでもGWや盆・正月でもない季節に、これだけの休みが取れたのですから”良し”としなければ!です。
今現在の私の状況なんて、認知症の母を抱えて国内一泊の旅さえもできないのが実情ですから。
それゆえブログ仲間の皆さまの海外旅紀行を拝見するのが、とても楽しみなのです。
読みながら私も一緒に『バーチャル旅行』させていただいています。

投稿: zooey | 2014年4月10日 (木) 22時19分

こんなところにに日本人…って番組みたいなところに行かない限り日本人はたくさんいます。それ以上に中国人も。世界は狭くなっているんだから仕方がないでしょう。そしてそれだけ旅を楽しめるようになった人が多くなったということはうれしいこと、日本人の豊かさの象徴でもあるのでしょうね。それを助けたのが旅行会社のツアーだと思えばありがたいことでしょう。
私自身は研修旅行以外はそんなに多人数で回ったことはありませんが、それはそれで楽しいものですよ。


agewisdom様

そうですよね。世界中どこへ行っても、日本人の姿を見るでしょうね。
しかし今は日本人以上に中国人旅行者が圧倒的に多いでしょうね。
いわれてみれば、かつて訪れたインドやネパールの人々は『海外旅行なんて『夢のまた夢』でした。「自転車を買うのが”夢”」と言っていた若者がいたほどですから!
そう考えれば、たとえ”貧乏旅行”と自身では謳っていても、現地の人からすれば「海外旅行できるのに、どこが”貧乏”なんだ?」と思われるでしょうね。

投稿: agewisdom | 2014年4月10日 (木) 23時25分

お早うございます
漸く憧れのアルプスですね
すっかりと観光化されているのですね
慕辺未行さんのお気持ち 良く判ります
それに日本人の多さ スイス・アルブス
日本人には人気があるのですね
複雑なお気持ちも良く判ります
氷のトンネルは絶対に融けることはないのですね
融けたら大変ですが・・・
山の名前 どれも耳にしたことがあります
特にアイガーは良く聞きますね


古都人様

この登山鉄道自体はずいぶん昔に完成したものですが、海外旅行がポピュラーになった今の時代、気軽にアルプスを楽しめるのはこの鉄道のおかげですから、あまり『目くじら』たててはいけないですね。
でもやはり当時の私、現地に立った時ヒマラヤほどの感動が湧かなかったことは事実です。
あれから12年の年月が過ぎ、もし今行くとしたらとても『感謝』すると思います。
氷のトンネル、何度も転びそうになりながらいろんな『氷の彫刻』を楽しみました。
山の名前、”アイガー”は小説にも出てきますし、私も小説から知った名前の山です。

投稿: 古都人 | 2014年4月11日 (金) 06時11分

みな、懐かしいところばかりです。
数年前に行きました。夫は45年ぶり
でした。ほんと、あの名前は日本語に
した方がよいですね。
長い単語ですが・・・前にご忠告頂いた
ようにくっつければ覚えやすいですね。
50年もたちドイツ語も忘れています。


matsubara様

ご主人様、45年以上前にこの地を訪れていたのですか?(゚o゚)スゲェ!
その頃の列車とこの時代の列車、やはり違うでしょうか?
その当時はまだ”固定相場制”で1ドル=360円の時代では?
その当時の話を聞きたくなりました。
スイスはほとんどが『ドイツ語圏』で、やはりドイツ語の地名や山の名前が多いです。
”バッハアルプゼー”は”Bach”と”Alp”と”See”の複合語。
”ユングフラウ”もそうですね。
ドイツ語の特徴なのでしょうが、長い名前も一つ一つの単語をくっつけて覚えれば、記憶に残ります。

投稿: matsubara | 2014年4月11日 (金) 20時38分

慕辺未行さん今晩は
エレベーターで一気に展望台へ高い山々も何の苦労も
無しに見られる・・ネパールを思うと感動が弱い
解ります・・そして彼方此方から聞こえる日本語アルプスなのに
残念でしたね、ネパールを思うと、いい所にせっかく
来ているのに何か物足りない
皆解りすぎて思わずクッスと笑い出しそう・・・
しかし私は嬉しかったです日本語 日本の字そして
この氷のトンネル歩きましたツルツルこけそうに成って(笑)
彫刻も見ました・・ユングランヨッホの駅も懐かしい
慕辺未行さん有難うございます
私は今嬉しくてワクワクしています・・外国語も一人旅も
大丈夫な慕辺未行さんと、私の様に何も知らない人達も
同じ場所を楽しんでいるのですものね
お気持ちよく解りますョ・・
それでも、こうしてトンネルの写真や彫刻
ユングランヨッホの名前を出して下さった事
感謝の気持ちでいっぱいです
有難うございました・・そして嬉しいです


咲子様

そうなのですヨォ!ネパールでエヴェレスト街道を2週間歩いてやっと見ることができた”エヴェレスト”!それに比べると、あまりにあっさりと見ることができて・・・(-_-)ウーン...
さらに、そこかしこから聞こえてくる”日本語”...(。_。)
けどやはりこれは・・・文中にもあるように私の”エゴイズム”でしょうね。
ここを訪れる日本人の多くは、きっとツアーで来ているでしょうから!
だからこそ、山登りに縁がない人々もこの絶景を楽しめるのですから!
そして今、ブログで思い出をお互いに語り合うことができ・・・、素晴らしいことですよネ (^_^)ニコッ!
数々の写真、咲子さんの思い出の場所でもあり喜んでいただけたこと、私も嬉しく思います。こちらこそ、ありがとうございました。

投稿: 咲子 | 2014年4月11日 (金) 20時59分

ここには2回ほど行きました。1度目はガスって何も見えず、がっかりでしたが2度目は慕辺未行さまがご覧になった通りの景色が見られました。
遠くに何やら歩いている人を発見して本格的にやっているのだと、モンブランのときにも感じました。
スイスはどこも殆ど頂上付近まで電車やロープウェイで行かれるので、子供から高齢者まで美しい景色をわがものに出来ます。慕辺未行さまのような登山家にはさぞ物足りなかったでしょうというのがよくわかります。


tona様

2度も行かれたのですか?!良いですネェ!
でも1度目の時に何も見えなかったのですから、もう一度行ってみたくなりますよね。
アルプスは標高4000m台とはいえ、その難易度はかなり高いですから、本格的にやっておられる方しか登れないでしょうね。
私は登山家などでは決してありません。ヒマラヤの麓を何度かトレッキングしていますが、あれは登山ではありませんので!
でもやはり自分の足で歩いてやっと眺められたヒマラヤの感動とは、どうしても差がありました。

投稿: tona | 2014年4月12日 (土) 10時30分

こんばんは
アルプスの山々にお花畑
そして登山列車に乗って・・・
旅番組を憧れて見た私には、実際に
お出かけされた慕辺未行さんを
羨ましく思いながら拝見しています。
スイス、アルプスは皆さん憧れの旅先でしょうね。
ツアーの日本人が多いのも頷ける気がします。
私も海外旅行では日本人との
出会いは避けたい方です。 
団体での出会いは、特にごめんですね。
ネパール、ヒマラヤでの旅を経験されてるだけに
物足りなさをお感じなのでしょうね。
同じ景色でも、自力だと感動が違っていた事でしょうね。
アイスパレス、興味深いです。


すみれ様

やはりスイス!風光明媚なところでした。
景色はもう”言わずもがな”です。ただやはり、ツアー日本人客の多さとあまりにも気軽にあの”大絶景”を眺められることに物足りなさを感じたことは事実です。
すみれさんもイタリアへ何度かお出かけになられていますが、いつもご夫婦での手配旅行ですよね。
”だからこそ”のご意見、私も大いに納得!です。
しかしこの絶景・・・、やっぱり「素晴らしい」です。
物足りなさを感じつつも、『誰もが気軽にアルプスの絶景を楽しめる』点では、思い出を共有することもできますし、今では「こんなこと言ったら、罰が当たるかな?」と感じています (^_^;;アセッ!

投稿: すみれ | 2014年4月12日 (土) 22時22分

絶景の中でのハイキング、最高ですね!
氷河を削って造られた氷のトンネルも、みんながすべって転ばないように歩く姿が想像できてたのしいです。

私も海外で団体さんに出くわすことがよくありますが、そういう時は少し付近で時間待ちをすることにしています。
ツアーの団体さんはほとんどの場合、写真だけ撮ったらすぐに他へ移動されるので・・・。
でもユングフラウは人気の観光地なので、団体さんが途切れることがないかもしれませんね。


みーこ様

天気にも恵まれた絶景の中でのハイキング、それはそれはとても気持ち良かったです。
氷のトンネル、私はトレッキングシューズを履いていたのですが、それでもつるつる滑って転びそうになりました。
私も団体ツアーと出くわしたら、少し時間待ちしたり、時にはちゃっかりガイドの説明を聞いていたり・・・。
でもここはさすがに次から次へと日本人ツアー団体が!
文中にもありましたが、反対車線を走る列車の中が日本人ばかりだったこともあるほどですから!

投稿: みーこ | 2014年4月13日 (日) 07時27分

日本人のスイス好きは有名ですから この辺りは もう覚悟して日本語を
聞くしかありませんね。 ジンさんが歩かれたネパールなどと比べたら
全くの別ものでしょう

ところで 美穂の旅、懐かしいですねー 今でも 分身から、たまに
メールが来ますよ。 始まった頃は 熱しんにやったものでした!


bella様

今も新聞広告やチラシでは定番の旅行先ですし、仕方がないですよねぇ。
それに、誰もが苦も無く雄大なアルプスを眺められるのですから!
でも現代は日本語より中国語のほうが多いかも・・・?
『美穂の旅』、すっかり忘れてしまいました。
私もずいぶん熱心に楽しんだものです。世界中のあちこちから写真&メールが届き、バーチャル海外旅行を楽しんだものです。

投稿: bella | 2014年4月14日 (月) 21時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2002 ドイツ・スイスの旅 その20(再掲) | トップページ | 今年もルナリア、咲きました! »