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2014年1月 8日 (水)

ネパール再会の旅 68 『普通はできない旅の体験』(再掲)

5月18日(水)曇り
カトマンドゥ

 8時起床。このところ、ぐっすり眠れる日が続く。この国の生活のリズムに慣れてきたからだろうか。とりあえず、シャワーと髭そりを済ませ、9時過ぎにロードウェイ・カフェで朝食にする。コーンフレークとミルクコーヒーを注文する。一度ゲストハウスへ戻り、10時にアンジュと伴に日本大使館へ行く。やはり必要な書類をすべてそろえておかないと、ビザの申請書さえもらえない。

ゲストハウスへ戻ると、牧原さん達が戻って来ていた。お互いに「アッ!こんにちは!」と挨拶。俺は山の方へ行っていたので、想像以上に早い帰りに「もう帰って来てたの?」と、驚いていた。しばらく部屋にいたのだが、やがてサンカールが呼びに来た。レセプションへ行くと、彼女たちは今日この後、来年行う予定の琴のコンサート会場の下見に行くらしいのだが、サンカールがまずシティホールを紹介したらしい。

「シティホールって知ってる?」
「シティホール?聞いたことはあるけど、どこだったかな?」
レセプションに貼ってあるシティマップで探していると、サンカールが「ここだよ」と教えてくれた。
「あっ、ここね。わかった!知ってますよ」
「知ってる?!良かった!タクシーで行くにしても、私たちだけじゃ不安だからさぁ、一緒に行ってくれない?」
「エッ!僕もですか?」
「ちょうどお昼だし、どこかで一緒に食事でもしてから、ねえ?」
「この間も案内してもらってるし、ご馳走するから一緒に行ってくれない?」

2人にそう言われ、結局一緒に行くことに。牧原さん、降矢さん、俺とサンカールも行くことになった。サンカールが一緒なら、俺は必要ないような・・・?とりあえず昼食へ向かうが、さて、どこへ案内しよう?「いつも行ってるようなところでいいよ」と言われ、少し安心して、日本食もできるオム・マンダラ・レストランへと案内する。皆それぞれ違うものを注文する。天ぷらは、衣が多過ぎるかな、みそ汁はダシが今一つ効いていない、しかし、ごまあえとお浸しは、美味しくて、2人にも好評だった。

食後、タクシーを拾い、まずネパール・アカデミーホールへ。ここへ来た目的・主旨を牧原さんが応対してくれた方に話し、我々一行は中へ。ステージや客席はもちろん、舞台下まで見せていただけた。ホールのメイン会場を案内していただいた後、2階にあるカルチャースクールへも案内してくれた。ネパリーミュージック&ダンス、中にはネパールで有名な俳優・女優さん達もいるそうだ。

練習風景を見ていると、「んっ?あの女性は・・・、チトワンで映画の撮影現場に出くわしたとき、出演していた女優さんでは?」。いや、それだけではない。案内していただいた男性、その方も確かその撮影現場でその女優さんとダンスしていた方のような・・・?
*後ほど知ったことですが、この時案内してくださった方は、ネパールでも有名なダンスの先生であり、俳優でもある方でした。

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アカデミー・ホールで。舞台下を案内していただいた後、客席と舞台上を見学。

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カルチャースクール内での、練習風景。後に知ったのですが、ここに写っている皆さん、ネパールではとても有名な方達ばかりだそうです。

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ネパールの女性にしては珍しく、ジーンズをはいている人も。チトワンでの映画の撮影現場で、出演されていた女優さんに間違いない!?と思うのですが・・・。

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彼らは、音楽担当!彼らの音楽に合わせ、ダンスの練習をしていました。

アカデミー・ホールから移動の際、案内していただいたダンスの先生が事情を知って同行してもらえることとなり、次はシティホールへ。が、何か子供たちのコンテストのような催しが行われていて、充分な下見はできなかった。
そしてさらに、やや郊外にある『ホテル・エヴェレスト』へと向かう。そこは、コンサート会場というよりも、ホテル内のステージ付きの広いレストラン。だが、ここでもちょうど、映画のロケが行われていて、ロケの合間に映画スターにサインをねだる少女たちがたくさんいた。どの国も同じだなぁ。そこで我々は紅茶をご馳走になり、しばらく映画のロケ風景を見ていた。
このようなことは、普通に考えれば、まず体験できないことだし、日本にいても関係者でなければ、舞台下まで見ることはないだろう。それだけに、とても貴重な体験であり、ずいぶん得をした気分だ。

6時過ぎにマナスル・ゲストハウスへと戻る。写真の焼き増しを受け取りに行き、ヤンジーやマヤ、イエロートップの人々、そしてブプサへ向かう時に出会ったオングさんに手紙を書く。写真の注文ミスもあったのだが、まぁ自分が悪いんだし、仕方がないか。

ククリラムもずいぶん飲み、夜、牧原さんと降矢さんに初めて来たネパールの旅の話・感想を聞きながら、時間をつぶし、12時過ぎに眠る。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

*この旅日記は1994年のものです。

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