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2013年10月31日 (木)

ネパール再会の旅 42 『ハプニング発生!ポカラでもう1泊』(再掲)

5月1日(日)晴れ
ポカラ

 5時45分起床。やや雲が出ており、今日も山は今一つよく見えない。この季節だというのに、朝・夕は肌寒い。昨日、良く食べたせいか食欲はあまりない。トーストとオムレツのみにする。チトワンへのバスは、7時にゲストハウスの前でピックアップしてくれる、はずなのだが・・・、待てど暮らせどバスは来ない。スタッフたちも心配している。しびれを切らしたパスカル君がチケットを手配した代理店に電話すると、バスはとっくに出ており、どうやら俺を置いてけぼりにして行ってしまったようだ。

ゲストハウスの人々は皆、日本語で「ごめんなさい」を連発するが、彼らが悪いわけではないし、こうなってしまったものは仕方がない。時間にしばられる旅でもないし、もう1泊し明日向かうことにして、再度手配しなおしてもらった。彼らは「ここは良くない(つまり、ミスをした)から別のところに予約します」と、予約していた代理店とは違う代理店へ予約を入れたようだ。

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ポカラ出発前に・・・と思って撮ったはずでしたが・・・(笑)

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うっすらとマチャプチャレが見えます。

いったん外出し、絵葉書を買ってきて両親や友人たちに手紙を出す。これまでのトレッキングのこと、これからジャングルサファリを楽しみに行くことなどを知らせる。絵葉書1枚9ルピー、切手代は日本まで12ルピーだ。

11時過ぎ、アニール・モモ・レストランへ行くと「アレッ!、どうしたんですか?」というオーナー。 そりゃそうだ。昨日「明日(つまり今日)はチトワンへ行きます」と話していたから。彼に今朝の顛末を話した。彼は「残念でしたネ」と言いながら、「でも、またあなたと会うことができました」と半分喜んでいた。そして紅茶を飲みながら日本のコミック本を読み、昼食は『かき揚げ丼』を食べる。かき揚げがなかなかおいしい。食後にも紅茶をたのみ、2時ごろまで時間をつぶす。支払いをすると2杯の紅茶代はサービスしてくれた。彼曰く、「日本ではまず ’おしぼり’が出ます。あれ、いいですネ。それに水やお茶はサービスです。ですから私も、紅茶はサービスにしました。」と話していた。もちろん、紅茶だけ飲んで帰る人は有料だろうが・・・。彼は日本で、料理だけでなくサービスの仕方なども学んだようだ。店内を半分座敷にしたのも、『日本人客にくつろいでもらいたい』と思ったそうである。大の親日家であり日本人びいき、これからもこの地を訪れる日本人ツーリストたちに愛され続けるお店になるだろう。

ゲストハウスへ戻り、ウトウトしていると夕方になった。夕食をオーダーし、その間にシャワーを浴びて待っていると、停電だ。この時間帯になると、毎日のように一時停電する。夕食は先日も食べたチキンカツレツにロキシー。けっこう高い夕食だが、すべて欲求のままに・・・。本を読み、テレビを少しだけ見て9時ごろ体を休める。

ポカラ、ホテル・トライスターにて

*この旅日記は1994年のものです。

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コメント

こんばんわ
漸くポカラに到着されましたね
そしてハプニングの1泊追加 
こんなことは偶に発生するのですか
しかし現地のスタッフの対応は納得が行きますね
日本で修業した方とはしっかりと意志疎通が出来て
いますね 
こんなことは外国では嬉しいことですね
もう帰国となるのですか


古都人さんへ

カグベニやムクチナートからポカラへと下るトレッキングが終わりました。
このようなハプニング、たしかトレッキング出発の朝も予約しておいたタクシーが来なかったです。
タクシーはまだ他にも拾えますが、長距離バスは旅行代理店に事前予約しておかねばならないので、こうなるとお手上げです。
何かの手違いがあったのでしょうが、フリーの旅の場合このようなトラブルがあることを覚悟しておかねばなりません。
アニール・モモ・レストランの店主、本当に日本語が上手でした。意思の疎通もばっちりでした。
帰国は・・・まだまだ先になります。

投稿: 古都人 | 2013年10月31日 (木) 17時24分

ここは大きな町ですね。現地スタッフが日本人に親切で助かりましたね。手違いで延びて不親切だったら目も当てられませんね。


agewisdomさんへ

ネパールでは首都・カトマンドゥに次いで大きな都市です。
ヒマラヤが見える温暖なリゾート地としても人気があります。
ゲストハウスのスタッフたち、決して彼らが悪いわけではないのですが、みな「Sorry!」とか日本語で「ごめんなさい」と言ってくれました。
某国だったら「悪いのはバスのほうで、私には責任はない」などと言うでしょうね。

投稿: agewisdom | 2013年10月31日 (木) 20時03分

バスのこと、とても考えられないことです。
しかし郷に入らば・・・ですね。時間に縛られない旅の醍醐味でもありますね。
日本びいきの方がおられると嬉しくなります。これぞ「おもてなし」のほんの一部でしょうが。


tonaさんへ

ネパールでは各旅行代理店がバスを所有しており、予約客の宿泊しているホテルやゲストハウスへ順番にピックアップしていきます。
その際に手違いがあったのでしょうが、ゲストハウスのスタッフさんには責任はありませんし、なのに皆申し訳なさそうに謝ってくれて、「まぁいいか!」って感じになりました。
このお店の日本食は本当に美味しかったです。値段もとても安くて、カトマンドゥの日本食レストランよりずっと安い上に味もこちらのほうが上!
何よりも店主が日本で学んだサービス、それが嬉しかったです。

投稿: tona | 2013年11月 1日 (金) 08時38分

こんな昔にネパールから日本に修行に来られた方がいらっしゃるなんて・・・なんだか嬉しいですね
美味しいしょうが焼きやかきあげが食べられるなんて、すごいのです
しかも味だけではなく、おもてなしの心までも
みなさん、起こったハプニングを我が事のように心配してくださって、その温かさが身にしみますね


きゃぶさんへ

このお店は’92年に訪れた時でさえとても美味しかったのですが、その間に日本で日本食の勉強をしさらにメニューが増えました。
それだけでなく日本式のサービスまで取り入れて!
紅茶だってちゃんとメニューに載っているのに、「日本ではお茶や水はサービスですから!」と言ってサービスしてくれて、本当に日本びいきのお店でした。
アジアの他の国でこのようなハプニングがあったとして、彼らのように謝ったり気遣ったりするでしょうか?某国だったら「私はきちんと予約を入れました。私には何の責任もありません。悪いのは旅行代理店です。」と、おそらくは全く意に介さないでしょう。

投稿: きゃぶ | 2013年11月 1日 (金) 22時07分

こんばんは
旅日記の楽しさは沢山ありますが、
お食事(お料理)のお話も興味深いです。
ポカラでのチキンカツレツ、サモサは
とても美味しそうで頂いてみたいです。
ハプニング発生、想定外の追加の宿泊ですね。
皆さんのお気遣いが嬉しいですね。
旅はいろんなハプニングが伴うものでしょうね。
私はイタリアの観光案内所の方の
バス乗り場の記憶間違いで乗り遅れ次のホテルまで
高いタクシー代を払い憤慨した思い出があります。
ネパールに日本びいきの方がおいでなのは
嬉しいですね。きっと日本大好きで
素晴らしい日本の心、味を学ばれて来られたのでしょうね。


すみれさんへ

今の時代でしたらデジカメで”パシャパシャ!”と撮っていたでしょうが、アナログ時代はフィルムを気にしながらの旅、料理の写真がなくて今一つ伝えきれません (>_<)!
サモサは日本にあるインド料理店でテイクアウトできるかもしれませんから、ぜひ一度ご賞味ください。
『旅=トラベル=トラブル』とも言いますから、このようなハプニングはつきものかもしれないです。
ネパールは日本に比べ物価がはるかに安いので、「仕方ないか」ですみましたが、すみれさんのイタリアでのタクシー代はかなり高くついたのでしょうね。
ネパールには日本びいきの人々、たくさんいました。
お店の彼もその一人で、日本へ来た経験を生かし日本人好みのサービスを提供していたように思います。

投稿: すみれ | 2013年11月 3日 (日) 00時03分

まさに お・も・て・な・しの心を 学んでいただいたのですね
水とおしぼりと安全は日本ではタダという状況は変わらないで
欲しいですが!
デビッドさん 滝をのぞいて落ちたのですね、そういう人は地球上
で何人いるでしょうか~ 数限りなく?!
菩提樹は 西洋菩提樹と お釈迦様の菩提樹と2通りあるよう
ですが いずれも人々の安らぎと人生に欠かせない存在になって
いるのが面白いところですね
アメリカのアーチも 確かにたくさんのアーチスト!に刺激を
与えているようです (慕辺未行さんのジョ-クに乾杯!)


bellaさんへ

ポカラのこのお店の主人、この2年前に私が訪れていたことを覚えていたことも嬉しかったのですが、その間に来日し日本食を学び、さらに日本流のサービスまで取り入れていたことに驚きました。
この地を訪れる日本人にとってはとても喜ばれるお店になったことでしょう!
ネパールでは菩提樹は欠かせない存在です。
トレッキング途中にも『チョータラ』と呼ばれる菩提樹があり、樹の周りには人々が腰かけて休めるようになっています。
暑い季節には涼しさを求めてこの木の下でのんびりしていたことでしょう。

投稿: bella | 2013年11月 3日 (日) 11時34分

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