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2013年10月 9日 (水)

ネパール再会の旅 32 『カロパニへ』(再掲)

カリガンダキ川の広い河原をどんどん南へ進んでいく。1時間ほど行っても、振り返るとトゥクチェの村が見えている。ここには遮るものは何一つない。河原から山裾の道になる。所々山崩れで道が崩壊しており、電柱が倒れかかっている。

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河原から山裾の道を歩きます。すると行く手には・・・、

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電柱が倒れかかり、さらに、こんな風になっているところがありました。

道は再び河原を通ったり、山裾を通ったりしながら、コバンからラルジュンを経てコケタンティーの村へたどり着く。ここでしばらく休憩をする。バッティ―(茶店)の人に、「カロチャー ディノス。ラ チュロット エウター マッタラ ディノス。(紅茶をください。それとタバコを1本だけください。)」とネパール語で注文すると、みるみるうちに数人の人だかり。片言ながらネパール語で話をしていると、「カトマンドゥでは何の仕事をしているのですか?」と尋ねられる。どうやらネパールへは仕事で来ているものと思われ、「旅行者(トレッカー)だ!」と答えても、「旅行者がこんなにネパール語を話せるわけがない!」と、初めはまったく信用してもらえなかった。それでも「本当に旅行者だって!ネパールは3回目で、トレッキングしに日本から来たんだ!」と話すと、なお一層驚き、やっと信用してくれた。俺がまだ独身だとわかると「私の娘はどうだい?ぜひ日本へ連れて行ってくれないか?」などと言ってくる。傍らで娘は、恥ずかしそうに微笑んでいる。20分ほどもいただろうか、雲行きがあやしくなって来た。あと30分ほどでカロパニなので、先へ進む。

カロパニへは12時15分着。マルファよりちょうど5時間である。この村でも2年前と同じカロパニ・ゲストハウスに泊まる。昼食はベジタブル・エッグチョウミン。ここのチョウミンは麺が太めで、ネパールで食べ慣れたものだ。が、カグベニで食べた細い麺のチョウミンのほうがいいナァ。それにしても寒い。掘りごたつがあるのだが、火が入っていないようなので、部屋へ戻りシュラフにもぐる。気がついたら3時半までウトウトと眠ってしまった。

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  カロパニ・ゲストハウス。ここはずいぶん前、TVのドキュメンタリー番組で、作家の足立倫行氏(という名前だったと思う?)も、滞在されたゲストハウスです。

再びダイニングルームへ行き、ネパール語の勉強をする。そばにいたディディー(ネパール語で ’お姉さん’)に、ケチャップの瓶に書かれた文字を「ネパール マ バネコ」と読んでみると「そうよ、あってるわよ」と、そして意味を「Made in Nepal ?」と尋ねると、やはりそうであった。そこでついでに、このディディーにここまで滞在してきた村の名前をネパール語で書いて見せた。そうすると、微妙な発音の違いで、まずどこかが間違っている。読むことはできても、書くことは難しい。すべて訂正して教えてもらったのだが、それでもずいぶん褒めてもらえた。

夕食はガーリックスープにベジタブル・フライドライス。そして毎夜のごとくムスタンコーヒー。8時過ぎには部屋へ戻り、眠ることにする。

カロパニ、カロパニ・ゲストハウスにて

*この旅日記は1994年のものです。

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