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2013年8月20日 (火)

ネパール再会の旅 10 『アンジュと再会』(再掲)

4月12日(火)晴れ
カトマンドゥ

 午前9時ごろ、ゴビンダがやって来て起床となった。下にあるレストランで朝食にする。しかし、どうやら最初の儀礼がやって来たようだ。ほとんど食べられない。下痢である。食生活が違うのだから、こればかりは仕方がない。注文したパンケーキを半分以上残してしまった。自分としては、食べられると思っていたのに・・・。やがて、ジャックとレストランのボーイのスリラムも加わって、10時半ごろまで話をしながら過ごす。

一度、部屋へ戻り、イミグレーション・オフィスへ行く用意をすると、レセプション横のバルコニーに、スタッフの女の子たちと話している、見覚えのある後ろ姿の女性。ここしばらく、遠方へ出かけていて留守だった、マッサージ師のアンジュさんである。

「ナマステ!アンジュ!」と言うと、彼女は振り返り、ちょっと怪訝な顔をしていた。
「Do you remember me ?」と問いかけると、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに笑顔になって、
「オ~!ナマステ!When you come ?」 と、短い言葉で問い返してきた。
「2日前だよ。マッサージをしてもらいたくて、あなたを待っていたんだよ!」と答えると、
「ごめんなさい。実家があるタンセンへ10日ほど行っていたのよ!」と、申し訳なさそうに、でもやはり嬉しそうな表情で話していた。
「今からイミグレーション・オフィスへ行かなければいけないから、その後でマッサージしてもらえるかな?」と、アンジュさんへ早速マッサージの予約をする。
「もちろん!OKよ!」と、本当に嬉しそうに答えてくれた。

外出後にマッサージして頂くことにして、とりあえず銀行へ。トレッキング中、必要となるお金を両替し、そしてイミグレーション・オフィスへ。アンナプルナ方面へのトレッキング・パーミットの申請書に必要事項を記入し、窓口に並ぶと、並んでいるのはわずかに2人。30分もかかったかどうかで申請を終えた。3度目のネパールだが、こんなに早く申請できたのは初めてだ。

ゲストハウスへ戻り約束通り、アンジュさんにマッサージを施してもらう。1時間で500ルピー(≒1000円)。頭のてっぺんからつま先まで、全身くまなくマッサージしてくれる。アンジュさんはマッサージをしながら、「私はとてもラッキーよ。だって久しぶりにカトマンドゥへ戻ってきて最初のお客さんが、日本人の友達なんだから!」と話していた。俺のことは、いつもゴビンダから聞いていたそうで、『元気だ』ということも知っていたと言う。

気がつくと、1時間以上念入りにマッサージしてくれて、楽な気分になった。が、やはり胃腸がおかしい。あまり出歩かずに、4時にトレッキング・パーミットを受け取りに行くだけにする。

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2年前(1992)のアンジュさん。いつもお読みくださっている皆様、覚えていますか?

*この旅日記は1994年のものです。

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