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2013年8月 8日 (木)

ネパール再会の旅 6 『ミラクル!奇跡が起こった!』(再掲)

ゴビンダがマナスル・ゲストハウスへフランス人の友達を迎えに行った。俺はその間、彼の自宅で片言の英語とネパール語を使い、皆と過ごしていた。やがてゴビンダが戻って来た。と同時に彼は、「ジンさん!彼はあなたとは友達ですよ!」と大きな声で叫ぶ。「フランス人に友達はいないはずだが・・・」と考えていると、その男は「ヘイ!ミスター○○(俺の名字)、ジン!2年前、マナスル・ゲストハウスで同じ部屋だったことがあっただろう?」と英語で話す。俺はそれを聞いて「Σ( ゜Д゜)ハッ!そういえば・・・、エッ?でも、まさか・・・」と思っていると、彼はさらに「あの時、あなたはエヴェレストの写真を見せてくれたよ。そして私はあなたにアンナプルナの情報を教えたじゃないか」と話した。「そうだよ!思い出したよ!覚えてるよ俺も! (*゚▽゚)ノ」そう答えた。

2年前、オーナーに頼まれ2~3日相部屋したフランス人がいた。名前も住所もお互い教え合うことはなかったし、写真も撮っていないので、忘れてしまっていたが、彼は当時の俺の呼び名(ジン)を覚えていたようだ。

俺は「まさか Σ(゚д゚;)?!」と思うほどの再会に体中が震え興奮し、お互いに握手を交わし、肩を叩きあって、この奇跡的な再会を互いに喜びあった。居合わせた家族の人たちも、この出来事に驚き、もう本当にお祭り騒ぎ。

彼の名前はジャックといい、パリでインドやネパールなどの民芸品を扱う店を開いているそうだ。今回は直接仕入れにやって来たのだという。

それにしても、こんな偶然が起こるものなのか?!この広い地球、60数億人もの人々が住んでいる地球で、互いに連絡先も知らない何の約束もしていない日本人とフランス人が、2年ぶりに再び会うことになろうとは!「ミラクル!」としか言いようがない。旅とは、つくづく不思議なものである。

お互いに驚きと興奮覚めやらぬ中、俺とジャックはゴビンダの家族の方たちからお酒やおつまみをふるまわれ、ダルバートを食べ終えると、もうお腹いっぱいだ。笑い声も高らかに、楽しいひとときが過ぎた。

9時過ぎにゴビンダ宅を後にして、ジャックと共にマナスル・ゲストハウスへ帰って行く。ネパール初日の日に、多くの友達と再会し、味も堪能した。最高の旅のスタートである。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

*この旅日記は1994年のものです。

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コメント

ミラクルぅ~
そんな運命的なこともあるもんなんですね~
慕辺さんの周りにはいつも素敵な出逢いいっぱいw(゚o゚)w


と~まの夢さんへ

運命的・・・かどうか分かりませんが、いやホント、ミラクルでした。
彼自身は仕事柄、年に一回はネパールを訪れているそうでしたが、それにしても・・・ネェ!
ネパールへ着いた初日から、偶然の出会い・奇跡の再会・・・、この日1日の出来事、本当に驚きの連続でした。

投稿: と~まの夢 | 2013年8月 8日 (木) 15時08分

こんばんは
素敵な出会いの数々、ネパールに魅せられる
お気持ちが分かるような気もします。
機内のお知り合いから繋がる出会いも
不思議な縁で、これからも続きそうですね。
ゴビンダ家は大歓迎ですね。ネパールの人々に
出会った事も無いのに親しみを感じます。
フランスの方との出会いもあまりにも凄すぎて
ドラマを見ているようです。


すみれさんへ

ほんの2年ぶりのネパールでしたから、現地へ行けば知っている人たちとの再会は十二分に分かっていましたが、機内での出会いはさすがにちょっとビックリでした。
かつてネパールを去る時、空港まで見送りに来てくれたゴビンダ。やはり真っ先に会いに行かねば!
この日ネパールは祝日だったこともあり、運良く自宅にいてくれました。
今風に言えば「サプライズ」的な訪問だったでしょうから、皆本当に大歓迎してくれました。
その上、「まさか?!」のフランス人との再会。
ネパールから両親へ手紙を書いたのですが、帰国後、父はこのことをとても驚いていました。

投稿: すみれ | 2013年8月 8日 (木) 18時56分

すっかりご無沙汰してしまいました。
手術して5週間が過ぎました。
しばらくブログをはじめパソコンと関わらない生活をしているとゆったりとした日常になり
時間を読書や音楽鑑賞に充てることができました。
そろそろブログを再開しようかなと思い始めたところです。
でも、まだまだ外歩きでブログネタ確保なんてできませんからねえ。
海外ネタはかなりあるので慕辺未行さんのような旅日記をブログアップしようかな。


Saas-Feeの風さんへ

早いものですネェ・・・もう5週間経ちましたか?!
私はかつて頸椎ヘルニアの手術をしましたが、手術前に執刀医が仰っていたのは「手術をしたからといっても、痛みや痺れが完全になくなるかは分からない・・・etc」です。
で、未だ痛みや痺れは残ったままです。
少しずつ行きましょう。
私の海外ネタは、以前ここで掲載していたものをコピペ更新で再掲載している『手抜き』ですから!
でもまだ公表していない海外旅日記があれば、ぜひ!
それも『自分史』を振り返る意味で、とても良いと思います。

投稿: Saas-Feeの風 | 2013年8月 8日 (木) 20時23分

ミラクルが起きるたびのだいご味。私もいくつか体験しています。
でもみんなが興奮して楽しい宴になりましたね。


agewisdomさんへ

ぜひ、agewisdomさんの旅のミラクル、お聞きしたいです。
この日はとにかく再会の連続で、ゴビンダ宅ではこんなミラクルな再会劇も起こり、本当に楽しい宴になりました。
この日、シンガポールからカトマンドゥへ。驚きの連続でした。

投稿: agewisdom | 2013年8月 8日 (木) 23時48分

お早うございます
2年ぶりのネパールの旅日記始まりましたね
そしていきなり色んな出会いの連続ですね
さらにミラクルな再会も
凄いですね 慕辺未行さんの絆の強さ
これからの展開に興味津々です
楽しみにしていますよ


古都人さんへ

先々週まで’92年のネパール旅日記を書きつづり、またネパールで飽きられそうですが、こういったことが起こったからこそ、できるだけ間を開けずに掲載したかったのです。
皆さま、「また彼や彼女たちと会えたんだ」と、思い出せると思うのです。
この日がネパールでは祝日で、ゴビンダ宅には親せきも集まっていたこと、そしてゴビンダ自身もフランス人の友達が来ていたから予め招待していたこと、このような偶然が重なりミラクルが起こりました。
今後もネパールの人たちと2年ぶりの再会、続々出てきます。お楽しみに!

投稿: 古都人 | 2013年8月 9日 (金) 06時11分

こういう奇跡もあるのですね。
感動的な再会でよかったですね。
国内でもこんな体験はありません。


matsubaraさんへ

本当に信じられませんでした。
『一期一会』の出会いが2年後、このような形で再会するとは?!
2年前同じ部屋だった時のちょっとした会話を、覚えていたことも嬉しかったです。
国内では、若いころユースホステルをいつも利用して旅していましたから、偶然の再会は何度かありました。
しかし地球規模となると、奇跡としか言いようがありません。

投稿: matsubara | 2013年8月 9日 (金) 07時16分

これこそ旅の醍醐味ですね。
日本にだけいたら、けっして体験できないことですものね。
私も昔、NYで知り合ったデンマーク人に
東京駅の雑踏の中でばったり出会ったことがあります。
あの時はお互い、抱きついて泣いてしまいました。


zooeyさんへ

「こんなことが起こるものなのか?!」と本当に信じられない思いでした。
しかし、zooeyさんの体験のほうがスゴイです。
ニューヨークで出会ったデンマーク人と東京駅で・・・?!
そちらのほうがはるかに奇跡です。
私の場合、出会った場所はいずれもカトマンドゥですから。

投稿: zooey | 2013年8月 9日 (金) 10時42分

この度はミラクル続きで嬉しい旅の始まりでしたね。
私もありました。
イタリアのミラノの教会で同僚と、そして数分後のオペラ座で昔の同僚と会いました。その人とはその後ローマまで数回会いましたから驚きです。
海外で御一緒した人とは都内で二人会いました。国内では沖縄とか萩とかその他の思いがけない所で会いましたが、知らないで通り過ぎているのもたくさんあるでしょうね。
まさか慕辺未行さんとはそんなことはあり得ませんが。


tonaさんへ

初めて海外(’84年インド・ネパール)のとき、ヒマラヤ・トレッキング中に一人、カトマンドゥでも一人、北海道で会ったことがある旅人と再会したことがあります。
しかし今回は日本とフランスで暮らす人間の偶然でしたから、本当に驚きました。
学生の頃、ユースホステルを利用して長期休暇ごとに旅する人はかなり多く、北海道へ行く度にどこかのユースで再会するような人も随分いました。
信州のあるユースで20人ほどして泊まっていなかったのですが、その1ヶ月後北海道・礼文島のユースで私含めて3人が偶然再会したこともあって、その時もビックリしました。

投稿: tona | 2013年8月10日 (土) 08時45分

まさにミラクル!奇跡ですね~
こんなことが起きるなんて、世界も広いようで狭いんでしょうか
・・・いややっぱり広いですよぉ
人と人とのつながりの不思議さですね


きゃぶさんへ

お互いに名前も住所も聞かず、この間広い地球上『一期一会』のはずか、まさかの再会でした。
しかし話を聞けば彼は毎年一度は直接仕入れにインド・ネパールへやって来るそうです。
前回会った時もたしか同じような時期だったような・・・。
しかも私と同じゲストハウスをいつも利用しているようですので、必然的な偶然!だったのかもしれません。
ネパール初日からこんな劇的なことが起こり、素晴らしい旅の始まりになりました。

投稿: きゃぶ | 2013年8月10日 (土) 12時03分

こんなことがあるんですね~!
ほんと、びっくりしました。
日本人とフランス人がネパールで再会なんて・・・。

ゴビンダさんご家族だけでなく、ネパールの町の人たちも
覚えていてくれたのですね。
みなさんに歓迎されている姿を想像し感動しました。
これも慕辺未行さんの人徳ですね。


みーこさんへ

本当にビックリの出来事でした。
2年前に彼と会った時、当然『一期一会』の出会いであり別れだと思っていましたが、「まさか?!」としか言いようがありません。
たかが2年されど2年、しかし皆すぐに思い出してくれて、嬉しかったです。
前回の’92年はおよそ3ヵ月ネパールに滞在していましたし、うち半分はカトマンドゥだったでしょうから、ゴビンダ家族だけでなくよく通ったお店の人たちも覚えていてくれました。

投稿: みーこ | 2013年8月13日 (火) 05時20分

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