« エアカーゴとサリー(再掲) | トップページ | ネパール最後の一日(再掲) »

2013年7月 9日 (火)

出国間近のブルー気分(再掲)

5月15日(金)
カトマンドゥ

 8時45分起床。今朝もどんよりとした天気、その上、やや湿気を感じる。
いつも通りの朝食をすませ、昼過ぎまでベッドの上に横たわり、バンコクの下調べをする。が、心の中といい体といい、どこか気だるい妙な気分。なんとなくブルーである。長い旅の疲れ、テレビやステレオのない生活、食事などからくる欲求不満か?ここ最近の買い物三昧も、その表れかもしれぬ。何かお土産を買うことによって、少しでも解消しているのだろうか?それとも、もうネパールを出なければならない寂しさと、バンコクの猛暑に対する不安か?いや、それ以上にブルーな気分にさせるのは、日本へ帰れば食事も趣味もすべて満足できるだろうが、新たに職を探さなければならないという不安と苛立ち。それを考えると、本当に憂鬱にさえなってくる。普通に人生を歩んでいれば、今回のような旅は決してできない。しかし俺は、我がままに好き勝手にこのような道を選んだのだから、自業自得であるし、辛く厳しい思いをするのは仕方がないのだ。

昼食は、ラッキー・チベッタン・レストランにてトマトエッグスープとバフ・フライドライスにする。ここ2日ほどライスを食べていなかったから。食後はブラックコーヒーで計たったの34ルピー(≒100円)。本当に安いお店だ。バックパッカーにとっては、この上なく嬉しい店である。しかし体がどことなくだるいナ!部屋で休むことにしよう。

ゲストハウスへ戻ると、ゴビンダに彼の日本語のテキストに載っている漢字のふりがな付けを頼まれる。が、たくさんあり過ぎて半分ほどでお手上げ。そして夕方まで横になる。6時過ぎ、本を1冊売って、チベット風のベストを最後の土産として200ルピーで購入。

明日は、ゴビンダが彼の自宅へ招いてくれるそうだが、問題は時間だ。出国直前の日、何かとやることがある。シャワーは当然浴びておきたいし、着ているTシャツと下着もできれば洗濯して荷造りしたい。彼の気持ちは嬉しいのだが、帰りが遅くなりそうならば、キャンセルしたい・・・。それに今の体調では、出される食事もなかなか進まないだろうし・・・。かえって失礼にならないかな?

夕食は、ブルベル・レストランでビーフ・ストロガノフとライス(50ルピー)とする。喜多郎の音楽が静かに流れ、落ち着いた雰囲気である。そしてしばらくタメル近辺を歩き、7時半すぎ、ゲストハウスへ戻る。

Img538
表通りから見たマナスル・ゲストハウスの外観です。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

*この旅日記は1992年のものです。

|

« エアカーゴとサリー(再掲) | トップページ | ネパール最後の一日(再掲) »