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2013年7月25日 (木)

帰国(再掲)

5月20日(水)
バンコク3:00(MS864)13:00東京国際空港(成田)14:58(JR快速)東京16:58(ひかり)19:10名古屋 *タイとの時差2時間

 チェックイン後、4人でレストランへ。エジプト航空の機内食では、あまり期待できないので、コーヒーとサンドウィッチで腹ごしらえしておく。それでもまだ28バーツ(≒140円)残ってしまった。そして出国手続きもすべて完了し、午前3時、エジプト航空MS864便はバンコクを飛び立ち、次の降機地マニラ(フィリピン)へと向かう。マニラまでは2時間50分かかる。

4人でチェックインしたため、皆、隣り合ったシートで54A~Dであったが、ほとんど空席ばかりなので勝手に移動し、4人掛けのシートのアームを上げ、横になって眠る。マニラで1時間ほどストップした後は、成田まであと4時間。

機内で何やら大声で喚き散らしている日本人女性がいる。サービスやスチュワーデスの態度に不満のようで「なに?この飛行機。もうサイテー!」と、周りの迷惑顧みず叫んでいる。俺たちは「しょうがないだろ!安いんだから!」「だったら、乗るなよな」と、話していた。俺はサービスよりも安さを優先したから、エジプト航空にしたのだ。サービスを優先し期待するならば、JALなどのメジャーな航空会社を選べばいい。俺たちこそ、こう言いたい。機内で1人大声で不満をぶちまけ、周りを不愉快にさせる「最低の乗客」と。

そして日本時間の午後1時、成田到着。入国審査、税関と何事もなく通過。バンコクから一緒に帰国した人たちに別れを告げる。自宅では今、俺は『バンコクにいる』と思っているはずなので、すぐにでも電話をする。電話に出た父は案の定、怒鳴り声で「今、どこにおる?」と心配している。「成田。もう日本に帰って来たから、安心していいって!たぶん新聞で知ってると思うけど、バンコクがあの状況だから、何とか脱出してきた。」と答えると、「そうか、それならいい」とホッとしたようだ。そして夕食に、ネパールやバンコクでは食べられなかった日本食、「そばといなり寿司が食べたい!」とリクエストしておく。

JR成田空港駅へ向かう。キオスクでふと、『助六寿司』を発見!夕食にいなり寿司を頼んだばかりだが、誘惑には勝てない・・・。助六寿司を買って列車内で食べることにする。成田空港14時58分発の快速列車で東京へ。そして16時58分発のひかりで名古屋へと帰る。途中、地震が発生し定刻よりやや遅れたが、19時10分ごろ、名古屋着。ホームにある立ち食いのきしめん屋さん、懐かしい匂いに、どうしても食べたい衝動に駆られ食べることにする。う~ん、名古屋の味だ、帰って来たんだナァ!

そして8時ごろ、帰宅。自宅では両親がリクエスト通りに、そばといなり寿司を用意していてくれた。3ヵ月に及ぶ長い旅は終わった。

*この旅日記は1992年のものです。

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コメント

お早うございます
お帰りなさいませ
漸く3か月に及ぶ旅の終わりですね
と言っても21年前の旅日記なのですね
現実に戻り一安心です
貴重な経験をされましたね
これからも未だ幾つかの海外旅日記が
ありそうですね
再掲を楽しみにしています
有難うございました


古都人さんへ

ある意味では日本経済の節目であり、私自身も20代の若者から30代の中年へと変わる節目のころの旅でした。
3ヵ月の旅、ブログでは半年以上かかってしまいました (^_^;;!
この旅から21年も経ちましたが、この旅で出会ったエルマー&アンジュラ夫妻をはじめ、たくさんの思い出がまだほんの数年前の出来事のような感じです。
それほど印象深い旅でした。
来週からは、この2年後の’94年の『ネパール再会の旅』を再掲載します。
よろしく、お付き合いください。

投稿: 古都人 | 2013年7月26日 (金) 06時20分

凄いとしか形容できない大旅行でした。
よくご無事で戻られました。ご両親様も安堵なさってお迎え下さったのですね。
今はもっと旅事情はよくなっているのでしょうか。バックパッカー旅は変わりないのでしょうか。
本に書かれた人たちのしか知りませんでしたので、実際の真に迫る旅行記に改めて慕辺未行さんのタフさを思い知りました。
人生観が変わりましたか?


tonaさんへ

大旅行だなんて・・・(^_^;;!
私の旅仲間には1年や2年海外を旅している人もいました。彼らに比べれば私なんて『小さい』です。
帰国途中の乗り換え地のバンコクがあの状態でしたから、両親は心配していました。なにしろ、初めての海外の時もインドで当時のインディラ・ガンジー首相が暗殺されましたから!
アジアまではバックパッカーでしたが、ヨーロッパへ行ったときは年齢的なこともあり、バックパッカーを卒業し大きなスーツケースで行きました。
私も椎名誠さんや沢木耕太郎さんの本を読みましたが、彼らには遠く及びません。
私は私なりに私らしい旅をしています。

投稿: tona | 2013年7月26日 (金) 08時09分

久しぶりに日本に帰ると本当に
日本食が懐かしいですね。
がまんできない気持ち、よく分かります。
私達も帰国後は麺類ばかりです。
普段もたべていますが、この時の
美味しさは格別ですね。
海外の日本食はまずいですものね。
ネパールの蕎麦を除いて・・・


matsubaraさんへ

3ヵ月に及ぶ旅で、ネパールでも日本食を食べることができましたが、やはりいなり寿司やきしめんは食べられませんから!
帰国が近づいたころ、夢にまで出てきたのですヨ (^_^;;!
いなり寿司は日本でしか味わうことができませんし、名古屋駅の新幹線ホームのきしめんも、本当に美味しいですし・・・。
どれも格別の味でした。

投稿: matsubara | 2013年7月26日 (金) 09時54分

まったく家族の方は心配なさいますよね。でも連絡とれなければどうしようもないですものね。
私も日本に帰ったら蕎麦と寿司派です。
まあいつでもお蕎麦大好き人間ですが。


agewisdomさんへ

私の場合、以前(’84年)にも似たような”前科”がありますから(笑)!
帰国後、新聞には連日のようにバンコクでのクーデターのニュースが載っていましたから、両親の心配も仕方がなかったことでしょう。
やはり日本独自の蕎麦やお寿司、海外旅行のあとは食べたくなりますよネ!

投稿: agewisdom | 2013年7月26日 (金) 18時10分

バンコックの空港まで行けるかどうか まず心配しましたが
よく空港まで行けましたね 海外では何があるかわかりません
が ちゃんと最後の買い物までして さすがです
荷物はグループ合計という手があるのですか~~
まるでCO2排出量の 分担みたいですね! coldsweats01
成田では 帰国後 私もおうどんを食べるのが楽しみですscissors


bellaさんへ

私も実際にタクシーを呼んだものの、空港へ着くまでは不安だったことを覚えています。
前日の夜中の出来事や、この日の街の様子からしてもかなり危険な状況と分かっていましたから!
でも無事空港へ着いて一安心です。
受託手荷物は一人20Kgまでですが、グループの場合”20Kg×人数”のようです。
もしbellaさんの荷物がたくさんある場合、この手を利用するとよいですヨォ (^o^)!
やっぱり海外から帰ってくると、皆さん何かしら日本の食べ物を食べたくなるのですネェ!

投稿: bella | 2013年7月26日 (金) 20時54分

名古屋駅のきしめんの匂いは
格別ですものね。
バンコク、私は軽く楽しい旅しかしていませんが
海外で緊急事態が起こると
本当に命の保証もできませんから…
何はともあれよかったです。


zooeyさんへ

駅の新幹線ホームのお店とはいえ、あの味は”絶品”です。
シンプルなのがまた素朴で好いです。
初めての海外旅行でインドからネパールへ移動した直後、インドで当時のインディラ・ガンジー首相が暗殺されました。
その時私はまだネパールへ移動したことを連絡していませんでしたから、両親をはじめ兄弟、友達らは心配していたそうです。
そのような”前科”があったので、なおさら父は怒鳴りつけるほど心配したのだろうと思います。

投稿: zooey | 2013年7月27日 (土) 00時48分

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