ネパール再会の旅 2 『1泊だけのシンガポールで』(再掲)
シンガポール国際空港、非常にきれいで大きな空港だ。出発してきた名古屋空港が、とんでもない田舎の空港に思えて仕方がない。ホテル・インフォメーションへ行き、予約してあるホテルへの行き方を尋ねると、「しばらくお待ちください」と言い、どこかへ電話している。5分ほど待つと、一人の女性が現れ、名刺を渡してくれた。タクシーの運転手にこの名刺を渡せば、タクシー代はホテル側が支払ってくれるとのことだ。タクシー乗り場へと向かい、そしてタクシーの運転手に「ホテル、メリディアン・チャンギ」と告げる。
シンガポール国際空港内。南国ムードいっぱいです。
初めて見るシンガポールの街を車窓から眺め、20分ほどでホテルに到着し、チェックイン。1泊1万2千円である。ホテル代は前もって支払って来てある。ホテルで少し両替をする。1ドル=1.47シンガポール・ドルである。1シンガポール・ドルが約70円。ホテルには、高級レストラン、プールなどがあり、部屋からは海が見える。周辺は『チャンギ・ヴィレジ』と呼ばれるリゾート地。
外へ出てみると、色々な露店が並んでいる。衣料品も安く売られている。「使い捨てでもいい」つもりで、Tシャツ(S3ドル≒210円)とランパン(S4.50ドル≒320円)を買い、夕食も外食にする。ホテル内のあのレストランでは、かなり高そうだし、ほんの1泊だけのシンガポールだから、そこに住む人々と同じものを食べてみたい。
セルフサービスのカフェテリアがあり、そこでビール、揚げだし豆腐のようなもの、焼きそばのようなスパゲティのような麺にちょっぴり辛いミートソースをかけたものを食べてみる。これが、なかなかウマイ!売り子の中国人っぽい女の子に、「ベリーナイス」と言うと、ニコッと笑ってうなずいてくれた。ここでの支払いは全部でS6.30ドル(≒440円)と、とても安い。
しかし、さすがにシンガポールは暑い。気温29℃だ。ホテルへ戻り、プールサイドで一休みし、部屋へ戻る。シャワーを浴び、冷蔵庫のドリンクでコークハイを作って飲む。10時ごろ就寝とする。旅の初日が無事に終わった。
シンガポール、ホテル・メリディアン・チャンギにて
*この旅日記は1994年のものです。
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