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2013年6月26日 (水)

発見されたT/C(再掲)

5月10日(日)
カトマンドゥ

 午前8時起床。パンと紅茶で朝食にする。広げてあった荷物を整理する。そして先月紛失・盗難に遭ったT/C(トラベラーズ・チェック)が見つかったというので返してもらうと、なんと下段署名欄にサインが・・・!明らかに日本語が書けない者が、上段の俺のサインを真似て書いたと思われる文字。100ドル分(20ドル×5枚)すべてそうだ。
犯人はやはりこの中にいた。従業員の誰かだ。盗まれたことにすぐに気付かれて、俺の留守中に発見された、ということにしたのだろうか。はっきり言ってショックだ。あの書き慣れない日本語を見れば、犯人が誰なのか、ある程度想像できるから。犯人の心情として、『これはもう使えない』、そして黙って返し無罪放免になりたかったのだろう。だから、問い詰めたりするようなことはしたくないし、するつもりもない。元々は俺のケアレスミスなのだし、再発行されればそれでいいわけだから。
それにしても、あんな下手な字で真似ても仕方がないし、どうしようもないのに、なぜ書いたのだろう?とりあえず、東京銀行のT/Cはバンコクで再発行できるだろう。

この後、トレッキング前に送金を頼んでおいた300ドルをネパール銀行で受け取り、当面の生活費200ドル両替。そして自分へのお土産に、ネパリー・ミュージックテープを4本(195ルピー)と、絵葉書を買って、昼食は日本食の『古都レストラン』へ。牛丼を食べるが・・・おいしくなかった。ゲストハウスに戻り、自宅や友人たちに手紙を書き、シャワーを浴びる。すでに4時半だ。部屋でボーッと過ごしていると、ゴビンダがやって来て、「今年中に日本へ行きたい」と言う。ビザの問題を考えれば、正直言って難しいだろう。

6時過ぎ、夕食はピザ・マヤ・レストランにて、スウィートコーン・エッグスープにペッパー・ステーキ、サラダにパン。しめて100ルピーは越えるだろう。ここ最近1食あたり100ルピーは使っている。が、ポカラでもそうだったように、もう旅も終りに近い。うまいもの、食べたいものを食べよう。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

*この旅日記は1992年のものです。

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