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2013年6月11日 (火)

長い登り坂(再掲)

5月4日(月)曇りのち雨
タトパニ6:30(徒歩)8:35ガラ8:55(徒歩)9:50シカ10:10(徒歩)11:55チトレ12:10(徒歩)13:30ゴラパニ

 5時40分起床。曇り空に少し雨が降っている。朝食は、トーストにゆで卵、ミルクティー。そしてスタートしようとすると、ロッジのスタッフの一人であるアムリットが、「You are friend.」と言って、餞別にアップルパイをお土産に渡してくれた。昨日、食事やおやつタイムの時に、ずいぶん話をしていたからかな。ありがたいことだ。途中でおやつとして食べよう。

今日はポーターが荷物を持ってくれているせいか、いいペースで進む。でもゴビンダ君のペースは、疲れがたまっている俺には、少し速いかな?なぁに、慌てることはない、ビスターリ(ゆっくり)ビスターリ。ハードな登りが延々続く中、ガラとシカでティータイム。いただいたアップルパイも食べる。

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ポーター、ゴビンダ君。急な山道でも、サンダルで歩いています。

シカよりゴラパニまでは3~4時間。何とか今日中に行けそうだ。とにかく一歩一歩マイペースで着実に高さをかせごう。何しろこの日の標高差は、約1700m。ほとんど登りなのである。今回のトレッキング中、最後の難所である。
昼ごろ、チトレ着。あと1時間半ほどである。が、チトレを出発してしばらくすると、突然の雨。雨宿りできるところがなく、ズボンやシューズはベタベタ。バッティを見つけ、レインウェアを着る。ザックカバーも付け、ゴビンダ君に折り畳みの傘を貸し、再び歩き出す。

無我夢中で雨の中を歩き、ついにゴラパニへ到着。たくさんのロッジがあるが、あちらこちらと探し選んでいる状況ではない。スノービューロッジに宿をとる。幸い、ストーブが焚かれていて助かる。ヌードルスープで昼食とし、そしてポーターを帰す。ご苦労様でした。タトパニから1日で来られたのは、彼のお陰だ。残り3日が楽になる。
雨に濡れたレインウェアやザックカバー、シューズ、ズボンは、ストーブの前で早々と乾き、ズボンの泥汚れも乾き落ちた。シューズの汚れは仕方がないか。

今日の客は、東京に住んでいたことがあるというアメリカ人や、一見日本人のような台湾人女性(以前、北海道で知り合った女性にそっくり)など10数名。このトレッキング中、日本人と同宿したことは、未だ一度もない。カトマンドゥでもゲストハウスに自分しか日本人はいなかったし、もう1ヶ月以上日本人とはほとんど接触していない。トロンパスからムクチナートへ下るときに、1組の日本人夫婦とすれ違う時に少し会話をしただけだ。特に日本人と会いたいと思わないが、この頃無性に日本食、おいなりさん(いなり寿司)やうどん、そば、てんぷらが食べたいと思うようになってきた。そろそろホームシック?

夕方5時半ごろ、雨がやみ突然陽が射してきた。ダウラギリⅠ(8168m)やアンナプルナS(7219m)などが顔を出す。明日のプンヒル(ゴラパニ近郊の丘;標高約3200m)からの眺めが楽しみだ。

夕食は、ベジ・エッグ・フライドライスにムスタンコーヒー。そして8時過ぎに眠る。

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少しだけ頭を見せた、ダウラギリ。

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ダウラギリからアンナプルナの眺望。

ゴラパニ、スノービューロッジにて

*この旅日記は1992年のものです。

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