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2013年6月14日 (金)

トレッキングの終わり(再掲)

5月6日(水)晴れのち雨
ティルケダンガ8:00(徒歩)9:35ラムガイ10:10(徒歩)11:00ビレタンティ11:15(徒歩)11:40ナヤプール11:40(乗合トラック)12:20スィケット13:00(バス)13:50シャイニングホスピタル13:50(タクシー)14:10ポカラ

 7時起床。昨夜はまたしても夜中2時過ぎまで眠れなかった。このトレッキング中、こういった夜が何度あったことか。体が考えていた以上に疲れているのか。今朝起きると脚が痛む。昨日の急坂の影響か。しかし残るは今日1日。頑張るのみ。
朝食は、ムスリーとトースト、レモンティーにする。

8時にスタート。昨日ほど急な下りはないが、やはり疲れのせいかペースはダウンしている。30分ごとに休憩し、気がつけばラムガイという村。コーンブレッドとレモンティーで軽くおやつをとる。ここからビレタンティまでは1時間弱という。今日中にポカラまで帰れそうだ。ポカラでは日本食を食べたいものだ。

11時、とうとうビレタンティへ到着。このトレッキングも、いよいよ終結を迎えた。ナヤプールのトラック・ステーションまで、あと20分。そして徒歩の1人旅が終わる。
道路建設と共にできた新しい村、ナヤプールへ到着。徒歩の旅はここまでだ。トラックがちょうど停まっていて、急いで飛び乗る。乗ったらすぐに出発だった。

スィケットまでは40分で料金は100ルピー。スィケットで次のバスまでの間、ヌードルスープを食べる。そしてバスに乗り、ポカラ・シャイニングホスピタルへ。ここからはさらにシティバスに乗り換えなのだが、タクシーを利用。アメリカ人グループのガイドのラジに教えてもらった、ホテル・ガーデンへと向かう。2時10分着。シングルではなくダブルで70ルピーと良心的な料金だ。ポカラでの宿をここに決めて、俺の20日間に及ぶアンナプルナ周遊トレッキングは終わった。

*この旅日記は1992年のものです。

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コメント

思い出はいいですね。こうしてきちんと記録されていると。私なんて頭の抽斗も整理できない人だし現実もごちゃごちゃなのでどこへ行ったこともみなわけがわからない状態ですよ。夫は結構記録魔なんですが。


agewisdomさんへ

実はトレッキング中って、けっこう暇な時間があるのです。
朝早く起きて、午後早目に目的地に着くのが基本です。その日の宿泊地に着いてからは、もう何もすることがないのです。TVがあるわけもなく、観光地でもない普通の村なので、必然的にこのように記録をまとめる以外にすることがないのです (^_^;;
でもそのお陰で、当時のことがいつでも鮮明に思い出すことができます。

投稿: agewisdom | 2013年6月14日 (金) 21時04分

こんばんは
20日間に及ぶトレッキングは素晴らしい思い出と
成った事でしょうね。お疲れ様でした。
細かく時刻まで記録されているのは何時も感心しています。
見習うべきだと思いますが、私はきっと大まかな
メモと成る事と思います。
ポーターの方の足の裏は靴底並みの強さ
なのでしょうね。見て見たいものです。
雄大なヒマラヤの眺めは感動でしょうね。
生涯忘れられぬ光景と成りそうです。


すみれさんへ

今回のトレッキングは、前半は同じ方向へと歩く他のトレッカーと親しくなりましたが、後半は自分自身の体調のせいもあり、大変でした。
それでもやはりトレッキングは楽しいものです。
細かな記録は休憩時やその日の宿泊地へ着いてからの余りある時間に書き留めていました。
ポーターの人たち、経済的に厳しいこともあるでしょうが、スニーカーよりも昔から慣れている裸足やサンダルのほうが、むしろ彼らには良いのかもしれないです。
前記事のプンヒルからの眺め、この時は天気もよく最高でした。あまりに雄大過ぎて、何枚もの写真をつなげてパノラマにしました (^_^)!

投稿: すみれ | 2013年6月14日 (金) 23時07分

お早うごさいます
20日間に及ぶアンナプルナ周辺のトレッキング
漸く終わりましたね 大変お疲れ様でした と言う様な
つきなみな言葉では言い尽くせないご苦労でしたね
延べ3回も行っておられるのですね
若いから出来ただけのことではありませんね
しかし一生の思い出として貴重な体験 それも体を張っての
体験は何時までも慕辺未行さんの宝物として残ることでしょう
私もお蔭様でネパールと言う国のこと少しは勉強させて
戴きました 有難うございました


古都人さんへ

この一ヶ月前のエヴェレスト街道のトレッキングと合わせ、のべ、ひと月以上も歩き続けました。
自分の意思で実行したことですが、時として「何でこんな辛い思いしてまで・・・」と思うこともありました。
しかし目標を達成できたという点では、本当に満足できる結果でした。
本当に貴重な体験でした。なぜなら、人生で働き盛りの年齢にもかかわらず、こんなところをのんびり歩いているのですから、日夜汗水流して働いておられる社会人の皆様に申し訳なくて・・・。
ただ、この旅日記を読んで少しでも皆様が自分もこの道を歩いて旅している気になってくれれば、そしてネパールに興味を持って下されば、とても嬉しいことです。

投稿: 古都人 | 2013年6月15日 (土) 08時31分

ポーターの人の履物はしかし写真で見る限り、
サンダルというよりゴム草履ですね。
現地の人はこんなので険しい岩山を歩いて
脱げたり、すぐ破れたりはしないのでしょうか?


zooeyさんへ

アハッ (^_^;;!おっしゃる通り、単なる『ゴム草履』ですし、素悪な『ビーチサンダル』のようでもあります(笑)!
品質も決して良くはないでしょうが、それでも彼らにとっては裸足で歩くよりはマシなのかもしれません。
>脱げたり、すぐ破れたりは・・・
これはポーターさんに聞いてみないと・・・(^_^;;ヘヘッ

投稿: zooey | 2013年6月15日 (土) 14時33分

ほんとうにお疲れ様でした
こんなに長期間、毎日長~い距離を歩いて・・・
しかも標高差もびっくりするくらい
根性と若さから無理がきいたんですね~
登りよりも下りのほうが身体に負担がきますよね
以前は怖いもの知らずもあって、ピョンピョン下っていましたが
最近は下りのときに、より慎重に降りています(膝が痛くなりそうで


きゃぶさんへ

体調を崩し疲れもかなり溜まっていましたが、何とかポカラまでたどり着きました (-o-)ホッ!
トータルで歩いた距離は分かりませんが、先のエヴェレスト街道と合わせれば、かなりの距離になると思います。
当時30才という年齢を考えると、「友達は皆日々一生懸命働いているのに、こんなことしていていいのか?」という思いも常にありました。
きゃぶさんもあちこち山登りしたりトレッキングしていますよね。でもそれもかなりのレベルですよ。
だって・・・
>最近は下りのときに、より慎重に降りています
と心がけていますから!
これは、たとえ誰かからアドバイスされてもなかなか難しく、経験で覚えるものなのだと私は思うのです。

投稿: きゃぶ | 2013年6月15日 (土) 21時45分

宝物みたいな思い出ですね。
私も10年も経ち忘れそうな
ネパールでしたが、
懐かしい写真を見せて頂き
ありがとうございます。

ところでこの続編もupされる
のでしょうか。


matsubaraさんへ

このトレッキングの最大の難所、トロンパス越えの時は、親しくなったトレッカーやガイドたちにどれほど助けられたことか!
一生忘れ得ぬ思い出です。
やっとポカラまでたどり着いたところですので、このまま日本へ帰国するまでの日々も書き綴ります。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

投稿: matsubara | 2013年6月16日 (日) 07時01分

あの高い山々が連なる風景は 山男にはたまらないでしょう
でも きっと カメラでは捉えきれない壮大な雄姿が 心に
残っていることでしょう
(いつも思うのですが 山が カメラにとって 一番手強い対象
ではないでしょうか・・)

同じく 20日間は きっと 慕辺未行さんにとっては 1年間
ぐらいの 意義ある時間だったことでしょうし
厳しくも素晴らしいトレッキングでしたね
帰国までは まだ気が許せませんけど 


bellaさんへ

私が『山男』かどうかは別として、あの壮大な景色は山男でなくても感動ものだと思います。
バカチョンカメラ(ズーム付き)で三脚を使って、パノラマ写真になるよう撮影しました。
そうですネェ・・・山も難しいですが、最近は花も難しいと感じています。
エヴェレスト街道の時同様、こちらでも素晴らしい体験ができました。
相変わらず体調を崩したりしましたが、何とか麓の街・ポカラへ辿り着きました。
自分がどこまで頑張れるか?を試したようなトレッキングでもありました。
帰国までもうひと波乱ありそう・・・?

投稿: bella | 2013年6月16日 (日) 22時25分

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