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2013年5月 2日 (木)

凍えそうな1日(再掲)

4月23日(木)曇りのち雪
マナン1日滞在

 今朝はやや寝坊し、7時起床。朝食はチャパティとツナ缶にする。肉をずっと食べていないし、せめてツナ缶ぐらい食べておかないと。未だに迷っている。一日休養するか、先へ進むか。昨夜は久々にぐっすり眠れたせいか、体調は良い。しかし、歩きだすと脚の方はどうだろうか。この先2日は、ハードな登りが待っている。迷った挙句、スタートするには遅いし、それに咳も出る。体中がかゆい。あの質(たち)の悪い連中は出発したようだし、この村には医者もいるので、1日ここでのんびり過ごそう。

9時ごろ、医者へ行き、咳と体中のかゆみを訴え診察してもらう。医者は欧米系の女性医師だ。あらかじめ、どのように症状を説明するか、英語で考えておいたのが功を奏し、診察はスムーズに進んだ。女医も俺の体を診て「これ(発疹)はヒドイわね」などと話している。それぞれの薬を頂き、計650ルピー(約2000円)である。
薬の服用時や使用法を本当に俺が理解しているのか、女医に尋ねられた。何しろ日本人は、先進国のわりに英語ができないことは、世界的に知られているからなぁ。俺は女医に説明された通りのことを、ジェスチャーしながら英語で答えた。「風邪薬は食後30分、塗り薬はかゆみのあるところに塗ったら1時間後、シャワーで流し落とす」と。女医は「OK!あなたはちゃんと理解できているわネ」と、にこやかに話してくれた。どうやら俺の英語力も、まんざらではないようだ。

ロッジでさっそく全身のかゆいところに薬を塗り、12時半ごろまで一休み。温かければシャワーを浴びて薬を流し落とすのだが、標高3300mを越えるこの地では寒く、風も今日は強い。当分シャワーは無理だろう。タオルを濡らして体を軽くふき、薬を落とす。そして下着のみ着替え、洗濯をし、昼食。オートポリジ(麦粥)を食べる。

午後は風邪薬を飲んで休み、4時半ごろ、気がつくと外は雪。まさか、雪が降るとは・・・。装備に問題があったようだ。背に腹は代えられず、ウールのセーターと帽子を買う。医者へも行っているので、ここで計算外にも1100ルピー出費したことになる。

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雪が降り出したマナン村。

Img425_2
寒さに耐えかね、セーターと帽子を購入しました。

夕食は、トマトスープにダルバート。寒いときには、温かいスープと多めの食事でエネルギーを蓄え、そして8時過ぎには眠ろう。

マナン、ヤクホテル&ロッジにて

*この旅日記は1992年のものです。

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コメント

おおっ、またも男らしいじんさんがぁ~♪
しかし、かゆゆだったんですよね、この時も
外国で病気になると辛いですよね
と~まも、数少ない海外旅行4回中3回、げぇげぇになりました。虚弱ですね~(_ _|||)
中国では、アンプルを注射せずに飲みました…
苦いなんてもんじゃなかった…うむむな思い出ですsweat01


と~まの夢さんへ

この時は確か、首周りから背中にかけてずい分虫にやられ、痒くてたまらなかったと思います。
ベッドに置かれたマットを干すという習慣は、たぶんないでしょうから、どうしても不衛生ですから。
だからこそシュラフを敷いて寝るのですが、それでもやられます。
しかしヒマラヤの奥深い村にも、小さいながらも診療所がありますので助かります。
海外旅行で下痢をするのは、ある意味『通過儀礼』でしょうから、仕方がないと思います。特にアジア諸国は、よくあることだと思います。

投稿: と~まの夢 | 2013年5月 2日 (木) 12時56分

そんなところに働きに来ている女医さんがいるってことも考えてみれば素晴らしいことですね。
それにしてもヒマラヤの屋根の下、寒そうですね。


agewisdomさんへ

どの国から来ていたのか分かりませんが、こんな僻地で医療に従事しているのですから、本当に素晴らしいことだと思います。
私はてっきりネパール人医師がいるものと思っていましたから!
4月も下旬近くになって来ていましたから、この雪は予想外でした。本当に寒かったです。

投稿: agewisdom | 2013年5月 2日 (木) 22時23分

お早うございます
楽しそうで だけど悪戦苦闘の連続ですね
それにしても若いとは言え頑張りますね
やはり挑戦に意義があるのでしょう
欧米系の女医さんがおられて良かったですね
どんな経歴の方なのか 気になりました
きっと無医村を助けようと言う立派な方なのでしょうね


古都人さんへ

歩いているときや他のトレッカーと過ごしているときは、さほど気にならなかったですし、表情に出さないようにしていました。
しかしここでしっかりした医者がいたことは大助かりでした。
年齢的にはまだ若い女医だったと記憶しています。日本でも『青年海外協力隊』があるように、彼女もそれに似た組織に応募して派遣されてきたのかもしれないですね。
この辺りは病院はもちろん個人の医院もありませんから、この診療所の果たす役割は大きいと思います。

投稿: 古都人 | 2013年5月 3日 (金) 06時29分

旅先での体調不良は、とっても心細く心配ですsweat01
しっかりしたお医者さんがいらっしゃって、ほんとに良かったですね~shine
でも・・・英語ではたぶん細かいところまでわからないだろうなぁ
こういう危機のときに、語学の重要性を思い知るんでしょうね
4月末でも雪が降るなんて、やっぱり高地snow
今年の春も、なんだかいつまでも肌寒いですよね~
GWも後半だというのに、北海道ではまたまた雪予報が出たりしていて・・・びっくりしちゃいますeye


きゃぶさんへ

カトマンドゥを出る時すでに”やや風邪気味”で、それでも歩けないほどではないと、何とかここまでやって来ました。
でもやはり医者に掛かってちゃんとした薬を処方してもらうのが一番です。
ポケットサイズの辞書を常に持っていましたし、症状の説明はできました。そして薬をいつどれだけ飲むなどの説明も、何とか聞き取ることができました。
頭の中では日本語でも、ずっと英語での会話ばかりですので耳も慣れてきていたのかもしれないです。
標高3000mを超える村で、さすがにこんな日もあるのでしょうね。装備が甘かったです。

今年は何だかまたやや肌寒くなったり、北国では雪が降ったり・・・。そう言えば私もかつてGWに霊仙山(関ヶ原の西、醒ヶ井の近く)へ登ったのですが、頂上付近は吹雪でした。

投稿: きゃぶ | 2013年5月 3日 (金) 21時16分

旅先での病気は不安ですが、英語が堪能の
ジンさんは平気ですね。
友人の一人は、沖縄で老後を暮しているのですが、
本当はハワイに行きたかったそうです。でも英語で
病院の医師に話す自信がないので止めたそうです。
彼女は沖縄で花粉症が治り今は落ち着いています。


matsubaraさんへ

いいえ、決して英語が堪能ではありませんよ (^_^;;!
私の海外旅行の必須アイテムのポケット辞書(英和・和英・旅行会話すべて1冊に掲載されている優れ物)のお蔭です。
もちろん英語しか会話が成り立たないという環境でしたから、多少は耳に慣れてきていたかもしませんが。
老後を海外でのんびり・・・、という方も増えているそうですね。でも病気をしたときに、症状をきちんと説明できるか、医者の説明を理解できるか、など不安な点はあるでしょう。
日本語でなら細かいところまで説明できても、英語では・・・?微妙なニュアンスの違いも生じるでしょうし、難しい問題かと思います。

投稿: matsubara | 2013年5月 4日 (土) 09時32分

アトピーでも痒みでも 塗った後 洗い流すという薬はあまり
聞いたことがありませんが つけっぱなしにしておくと 作用が
きついからなんでしょうか・・  
タオルで拭くだけでなんとかなったでしょうか・・

連休は有意義にお過ごしでしたか  まだ現役でいらっしゃるから
貴重なお休みだったでしょうね   私の方は 世の中の混雑を
避けて これから活動始めようかというところです~


bellaさんへ

向こうの薬は日本人にとっては作用がきついかもしれません。初めて訪れた時も、化膿していた怪我が、ある薬を2~3日塗っていただけで、痛みそのものまで無くなり、驚いたことがあります。
この日のロッジはシャワーが使えませんでしたし、仕方がありません。それでも何とかなりました。

昨年、母の白内障や怪我による通院で、散々会社に迷惑をかけた私は、自主退職を余儀なくされ、以来なかなか職に恵まれません。
年中GWのようなものです。認知症の母のことを考えると、なるべく夜勤の仕事が良いのですが、儘なりません。
とにかく、早く社会復帰したいです。

投稿: bella | 2013年5月 6日 (月) 22時45分

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