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2013年5月23日 (木)

ありがとうカグベニ、そしてジェンテン(再掲)

4月28日(火)晴れ
カグベニ8:35(徒歩)9:15エクレバッティ9:20(徒歩)11:20ジョモソム

 7時15分起床。朝食はポリジにミルクコーヒー。支払いをすると、昨夕頂いたチャンは分かるが、何とベッドルーム代をサービスしてくれた。2回目だからかな。ありがとう。
お礼にロッジの娘さん・ジェンテンさんの写真を撮らせていただく。ジェンテンさんに写真を送ることを約束し、ネパール語で「タパインコ ナム ラ テガナ ヨ レキ ディノス (あなたの名前と住所をここに書いてください)」と話し、「日本から送るから1~2ヵ月後になると思います」と伝え、後ろ髪引かれる思いで、カグベニをスタート。

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ジェンテンさん。膝の上の子は親戚の子供だそうです。彼女は当時まだ19才でした。左の子は親戚の子で”ニロ”という名前だそうです。

カグベニを出てカリガンダキ川の河原を南下。石がゴロゴロし足場が悪い。谷間のせいか風が強く、帽子が飛ばされそうだ。この辺りの山肌、岩肌の自然にできた模様は、実に不思議だ。太古の昔、海底であったというこの辺りは、インド大陸とユーラシア大陸との衝突により、海底が押し上げられ山脈は隆起し、偉大なヒマラヤ山脈が形成されたという。この辺りが海底であった証拠が、アンモナイトの化石である。現地の人々はそれを「神様」として祀るという。
エクレバッティで小休止。皆には「この日の予定はマルファです」と話したのだが、体の疲れ、膝の痛みを考え、ジョモソムまでにしよう。カグベニからは約3時間の行程だ。

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エクレバッティにて。こんな道を歩かなければなりません。

エクレバッティを出ると、ニルギリ北峰(7061m)を仰ぎ見ながら、さらにダウラギリ(8168m)も見えてくる。ジョモソムの村がカリガンダキ川の先に見えてきた。村は見えているのに、なかなかたどり着かない。

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カリガンダキ川を行く隊商。後方の山は、ニルギリ北峰。

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彼方にジョモソムの村が見えてきました。ダウラギリも見えます。

カグベニよりおよそ3時間で大きな村、というより町かな、ジョモソムに到着。中心部から飛行場のある方へと向かい、宿を決める。小ぎれいなロッジだ。ダブル(シングルはなかった)40ルピーと高いが、1人なんだしプライベートを保ちたい。
思い起こせば、初めてネパールを訪れたとき、アンナプルナ・ベースキャンプを経てムクチナートまでトレッキングし、帰路はこのジョモソムから飛行機で約20分、空の旅を楽しみポカラへと帰ったものだ。

昼食は、ガーリックスープにヤクステーキで50ルピー。「やっと肉が食べられる」と思ったが、出て来たものは塊のステーキではなくぶつ切りの普通の焼き肉。ちゃんとしたステーキを期待したのだが・・・、期待する方が間違ってるか。それでも肉が食べられたのだから「よし」としよう。

午後はチャーメ以来8日ぶりのシャワー。シャツやズボンも洗濯。風があるから乾くと思うが・・・。そして体を休め、街をぶらつく。

夕食は、エッグ・スプリングロールとヤクミート、ベジタブル・ヌードルスープ。デザートにカスタードプディン。さらにチャンも飲む。ずいぶん浪費しそうだ。
今日の宿泊客は、俺一人。のんびり気楽に過ごせた。8時過ぎには眠るとしよう。

ジョモソム、エヴェレストロッジにて

*この旅日記は1992年のものです。

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コメント

よくもあるいたもんだって思いませんか。何物にも代えがたい大切な思い出が詰まっていますものね。
私には何があるだろう?


agewisdomさんへ

コメント拝見し、♪思えば遠くへ来たもんだ~!(by 海援隊)♪の歌が頭の中を巡っています (^_^)!
この一ヵ月前のエヴェレスト・トレッキングと合わせれば、一体どれほどの距離を歩いたことになるのか・・・?
後にも先にも、これほどたくさん歩いた年はないと思います。
agewisdomさんだって、たくさんの思い出があるはずですヨ!そしてこれからも・・・!

投稿: agewisdom | 2013年5月23日 (木) 23時27分

お早うございます
7年前の思い出を辿りつつのトレッキング
懐かしさと新しい発見 体調は今一の状態の
様ですが頑張られましたね
国際交流の様子も良く判りました
ネパール語 達者なのですね
かなり勉強されたのですか
通訳もされていましたものね
そろそろ帰国の方向に向かわれて
いるのでしょうか
貴重な旅日記 興味津々で拝見しています
有難うございます


古都人さんへ

初めての海外の旅で、この地を訪れ感動したこと。そして再び訪れることができたこと、忘れられない思い出です。
若かったころとはいえ、ヒマラヤの奥深い村々を再び訪れることができた時も、やはり感動しました。
カグベニ村の様子、ずいぶん変わっていましたが、同じロッジに泊まることができラッキーでした。
ネパール語はカトマンドゥのゲストハウス滞在中に、スタッフから教えてもらったり、辞書ではありませんが日本語とネパール語の対訳のフレーズブックをカトマンドゥで手に入れ、トレッキング中ゲストハウスに着いてからしばしば勉強していました。
もうしばらくトレッキングは続きますが、それが終われば帰国が近づいてきます。

>貴重な旅日記 興味津々で拝見しています
有難うございます

こちらこそ、こんな古い旅日記を毎々ご丁寧にお読みいただき、感謝しています。地図でどの辺りなのか確認されていらっしゃることも、本当に嬉しく思います。
つい先日、ネパールで小型航空機の着陸ミスで多くの日本人観光客が重症なり軽傷を負いました。事故があった飛行場が、今回の記事のジョモソムです。
私もかつて利用したことがあるだけに、とても他人事とは思えませんでした。

投稿: 古都人 | 2013年5月24日 (金) 06時30分

1.2ヶ月後に届いたのでしょうか。
私もネパールの知り合いに手紙を出しましたが
返事は二月くらいかかったように思います。
なにせ船便でしたから・・・
それからはメールにしています。でも最近は
彼女ともご無沙汰しています。ネパールの大学教授
なのですが、彼女は航空便を使いません。


matsubaraさんへ

ジェンテンさんへの写真と手紙は、帰国してから日本の絵葉書や古切手を同封し、送りました。それ故「1~2ヵ月後」と答えたのです。
手紙を出す際、念のために出した日を手帳にメモしておきました。そして彼女から返事が届きました。
返事が届いたということは、あのヒマラヤ奥深いカグベニ村まで、手紙が届いた証拠です。
手紙の中に届いた日が書かれていました。
私が手紙を投函してから3週間かかって届いたようです。
手紙には日本から届いた手紙を受け取った時の喜び、そして差出人が私であることもすぐに分かった旨、書かれていました。
この手紙は今も大切に保管しています。

投稿: matsubara | 2013年5月24日 (金) 08時15分

こんばんは
語学は旅先でも日々学ばれて、
大きな力と成った事でしょうね。
海外での言葉の意思疎通は難しく思いますが
それでも難なく溶け込んでおられるのは
お人柄もおありかと思いますが、
やはり学ばれたからだと思います。
ジェンテンさん、綺麗なお嬢さんですね。
日本的なお顔にも見えます。
お写真お送りに成ったのでしょうか?
♪異邦人、大好きな歌ですが、残念ながら聴けませんでした。


すみれさんへ

ヒマラヤ・トレッキングは、朝なるべく早めに出発、午後早目に目的地に到着、これが基本です。
それ故、午後の空いた時間にネパール語を少しずつ勉強していました。
先の”エヴェレスト街道・トレッキング”での経験が、コミュニケーションをとる上でも大きかったと思います。
それに片言のネパール語であったとしても、少しでも話すことができれば、それだけで現地の人々は大喜びしてくれましたから!彼らのその笑顔が、とても素敵でした。
ジェンテン、丸顔の可愛い女の子でしょ?!この辺りはチベット系の民族ですから、日本人にも似た顔つきの人も多いです。
写真、帰国してから絵葉書などと共に送りました。無事に届いたようで、返事も届きました。

♪異邦人♪の歌、すみませんでした。
期限切れだったようです。コピペしたまま確認していませんでした。 m(u_u)mスマヌ!

投稿: すみれ | 2013年5月24日 (金) 22時38分

山の高さといい、歩く距離といい
あまりにスケールが壮大すぎて・・・
でも拝見していて、ますますネパールへ行ってみたいなぁという気持ちが高まります
そのためには鍛えなくっちゃ~


きゃぶさんへ

山の高さはいつ行っても変わりませんが、歩く距離は私の場合この時”暇”でしたから(笑)!
バブル経済がはじけ、個人での仕事を辞めた直後でしたので、時間はたっぷりあったのです (^_^;;ヘヘッ!
ネパール旅行のツアーによっては、1泊2日か2泊3日のショート・トレッキング(ポカラを起点にアンナプルナ山群を眺めるトレッキング)もあるかと思います。
機会あればぜひ、訪れてみてください。

投稿: きゃぶ | 2013年5月24日 (金) 22時39分

カグベニの風景は 本当に荒涼としていて 一方宗教的でも
あり、 なんとも不思議なムードですね
7年ぶりでは 当時女の子も小さかったことでしょう
それにしても いつも モテモテでいいなあ・・  
まっ 当たり前ですね
いい男ですし、言葉もできるし 優しいし!
今週も楽しく拝読させていただきました~


bellaさんへ

かつてはこの地も戦いの火ぶたが切られたのだと思います。その痕跡が残っているからこそ、廃墟のような雰囲気が漂い、中世のイメージが残る街(村)なのだと思います。
このエリアを訪れるトレッカーにも人気のある村です。
ジェンテン、この時は19才でも私が初めて訪れたときは12才。私自身も7年前に彼女を見た記憶はありませんでした。
しかし、ベッドルーム代をサービスしてくれたことは驚きました。
ところでbellaさん、褒めすぎですヨォ (^_^;;(^_^;;(^_^;;アセアセアセッ
全然モテないし、いい男でもありませぇん!その証拠に未だ”独身”です (。_。)ショボーン!(笑)

投稿: bella | 2013年5月26日 (日) 21時05分

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