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2013年4月23日 (火)

バッティ(茶店)で通訳!(再掲)

4月18日(土)曇りのち雨
バフンダンダ7:00(徒歩)9:00ゲルム9:20(徒歩)11:40ジャガト12:20(徒歩)13:45チャムジェ

 6時起床。荷造りをすませ、缶フルーツ(パイナップルの缶詰)で朝食とし、スタート。やや曇り気味の天気。やはり一人だと、すべてマイペースでできるし、だれにも気兼ねしなくてすむ。変に妥協したり、ということもなくていい。涼しいうちに少しでも先へ進もう。

ふと見ると、村の少女が水場で水を汲んでいた。一言声をかけ、その姿を写真に撮らせていただいたのだが、何やら怒っている様子だ。言葉の行き違いがあったのだろうか?怒らせてしまった以上、写真を撮ることそのものが失礼だったのかもしれない。

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ポリタンクに水を汲む少女。この付近ではまだ水道もガスも電気も通っていませんでした。今は・・・どうだろう?

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マルシャンディ川。周遊ルート前半は、この川沿いを遡って行きます。

今日もマイペースで、休みたいときに休み、のんびり過ごしたいところではのんびりする。ジャガトに着く手前のバッティでは、本当にのんびり楽しく過ごした。紅茶にしようかファンタにしようか迷ったが、この先ファンタはもっと高くなるし、暑かったこともありファンタ・オレンジ(25ルピー;カトマンドゥでは7ルピー)にした。川の水で冷やしただけのものではあるが。そしてお店のディディ(おばちゃん;本来は”お姉さん”という意味)に「チュロット エウターマッタラ ディノス(タバコを1本だけください)」と言って売ってもらう。そして香ばしい香りの炒り豆(”ダルマス”というらしい)を、少し試食させてくれた。「ラムロー(おいしい)」と言うと、さらに分けてくれた。

やがて香ばしい匂いにつられてか他のトレッカーがやって来て、店のこのおばちゃん(ディディ)に声かける。英語がほとんどできないおばちゃん、多少ネパール語ができる俺、おばちゃん、そのトレッカーの言葉が解からないみたいで俺に通訳を求めてくるだもん。

トレッカー:What is this ?
おばちゃん:???(”何て言ってるの?”というような顔で俺の方を見ている)
俺:ウハ ”ヨ ケ ホ?” ボルヌツゥ (彼は「これは何?」って言ってるよ)
おばちゃん:ダルマス
俺:ダルマス。Dal mean bean,Masu mean meat.
トレッカー:Can I test?
おばちゃん:???
俺:・・・(どう訳そうか?)、ウハ ”ダルマス アリカティ カナ OK?” (彼はダルマスを少し食べていいですか?って)
おばちゃん:OK
俺:Is it good ?
トレッカー:Yes ! Very good !
俺:ウハ ”ダルマス デレー ラムロー” ボルヌツゥ (彼は「ダルマスはとても美味しい」って)

そのトレッカーは、どうやらダルマスが気に入ったようだ。そして、

トレッカー:How much?
おばちゃん:???
俺:カティ パイサ?(いくら?)
おばちゃん:エクカップ ティンルピー(1カップ分で3ルピー)
俺:1cup 3Rs. Are you OK?
トレッカー:OK!

というような会話のやり取りをして、ダルマスは売れた。おばちゃん、すっごく喜んでくれたワ!たった1カップ分だけど、「あなたが売ってくれたのよ」と(たぶん)言っていた。俺にとっても、とても楽しかった。ファンタを飲みながら、タバコは結局2本吸い、ダルマスもたくさん食べさせてくれた。
支払いをしようとすると、「25ルピー」・・・?って、おばちゃん、ファンタの代金しか取ろうとしない。タバコも吸ってるし、ダルマスもずい分頂いているのに・・・。おばちゃん曰く、「ダルマスもタバコも、私があなたにあげたのよ」と言う。それどころか、さらにこの先へとトレッキングして行く俺にダルマスを1カップ分、袋に入れて「食べながら行きなさい」とジェスチャーしながら、土産に持たせてくれた。
おばちゃん、ホントにありがとう!!スッゴク楽しかったし、嬉しかった!!

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バッティのおばちゃん。忙しく働いています。これでもお店です。

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おばちゃんが撮ってくださいました。

そこから20分ほど登り、一気に下るとジャガト。昼食は卵入りのララヌードルスープと紅茶にする。チャムジェまでは、ゆるりゆるりと登り坂。けっこう、しんどい。途中で休憩。レモンティーを飲む。咳ばかりしていたので、バッティの母親がまだ小さな娘さんにニンニクを持たせて、俺に「食べなさい」と言ってくれた。この優しさ、気配りのお礼にと、もう1杯レモンティーを頼むと、またニンニクを持ってきてくれた。体に効くからってジェスチャーしながら。ありがたいなぁ!!竹編みの、一見粗末なバッティほど、人情味あふれている。ここでも支払いはレモンティー代のみで、ニンニクの分はやはり取ってもらえなかった。

さて、時折雷が鳴る中、チャムジェへ到着。2時過ぎには風も強く吹き出し、早めに着いて正解だった。3時過ぎには雨となり、明日の天気が気にかかる。夕食は5時過ぎだ。ベジ&エッグ・フライドライスとムスタンコーヒー。ニンニクを食べ、薬を飲んで5時半過ぎには体を休める。衣類が乾くかどうか心配である。

チャムジェ、チベッタンホテルにて

*通訳したネパール語は、必ずしも正しいネパール語ではありません。あくまで”カタコト”レベルにすぎません。あしからずご了承ください。

*この旅日記は1992年のものです。

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