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2012年12月25日 (火)

セテ村の夜(再掲)

夕方4時ごろ、セテへ到着。
ケンジャで出会ったフランス人男性と彼のガイド、一人で歩いているカナダ人女性もすでに到着していて、同じロッジだ。

ダイニングルームで彼らと談笑する。するとそこへ、さらにドイツ人夫婦がやってきた。
彼らはにこやかに「ハロー!」とあいさつし、「国はどこだい?」と尋ねてきた。
我々はそれぞれ「フランス」、「カナダ」、そして「ジャパン」と答えると、
「あなたは日本人だと思ってたわよ」と笑いながら言っていた。

それにしても、いったい何カ国語が飛び交うのだろうか?
もちろん共通語は英語しかないので、英語で言葉を交わす。

夕食は、エッグチョウミン(玉子入り焼きそば)とトマトスープを注文。
しかし、スープより先にチョウミンが…。しばらく待ってみたけど、来る気配もなく…。
仕方なくチョウミンを食べ始める。ゆっくり食べているのだが、スープはまだ来ない。

左の食べ物がチョウミン、右はトゥクパと呼ばれる汁そば
「山と渓谷社 カトマンズ百景 内田良平著」より引用させていただきました。

とうとう、チョウミンを食べ終えてしまった。

ため息をつきながら、「ここはネパールだし、何でもビスタリ(ゆっくり)の国だし…」とぼやいていると、周りの仲間たちも笑いながら、「そうそう、そのとおり」などと言っている。

やっと、トマトスープが運ばれてきた。
そしてスプーンで一口…、「あつっ!アチャ~!アチッチッチッチッ!」と絶叫!!

みんな大爆笑!!

「Very hot ! Very hot ! デラィ タト ! デラィ タト !」と、英語とネパール語で皆に言う。
すると、俺やフランス人男性のガイドが「デリー タト!って言うんだ」と教えてくれた。
俺の声を聞いてロッジのスタッフはすかさず謝りに来た。

しかし、この一件で皆が大爆笑したせいか、我々の間の空気、雰囲気が一変したようだ。
あっという間に打ち解けあった。

食後も、彼らとずっとしゃべっていた。
英語力の貧しい俺でも、多少の会話はできる。
そうか!フランスもドイツも母国語があるんだ、
ってことは、彼らにとっても英語は日本と同じように、第二外国語なんだ。
俺と似たようなもんかな・・・?

その後、席を外したガイドのラジンとフランス人のガイドが俺を呼ぶ。
彼らは、ロッジのオーナーとともに、ロキシー(ネパールの焼酎)を飲んでいた。
呼ばれたからには、俺もこっそり頂いた。

ほろ酔い気分で、9時ごろ就寝とする。

セテ・シェルパガイドロッジズにて

*この旅日記は1992年のものです。

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