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2012年12月 6日 (木)

マナスル・ゲストハウスの陽気な仲間たち(再掲)

2月29日(土)

 西遊旅行社、及び、日本人が多く滞在しているインターナショナル・ゲストハウス(オーナー夫人は日本人)へ、ビザ申請の件で相談しに行く。が、いいアイデアはない。そりゃそうだろう、この国の規則なのだから。旅行者の誰もが、ビザ延長したうえでトレッキング・パーミットを取得しているのだから、自分がいくら頑張ったところでどうにかなるわけがない。トレッキング・エージェントの代理申請も、個人では無理があるようだ。

もう1ヵ月延長、600ドル両替するしかないのか?あと5日のうちに結論を出さねばならない。何故こんなに旅がしにくいのだろう。フリーの1人旅の辛さか。日本でもっと情報収集に当たるべきであった。これほどイミグレーションの規制が厳しいとは思わなかった。

ゲストハウスへ戻って、夕方、気を取り直して屋上で、親しくなった仲間たちとふざけあう。このゲストハウスは、離れに小さなレストラン(食堂?)があるのだが、そこで働くキッチンボーイたちとゴビンダやパブラム、サムエルとアレックスのジャマイカン・コンビ。さらに、先日サムエルの部屋で一緒に昼食をご馳走になったミリアン嬢とピッキー嬢もやって来て、皆で楽しく時を過ごす。

キッチンボーイはクリシュナと、タラとアルジュンの若い兄弟。この兄弟が「空手を教えてほしい」とせがむ。別に空手をやっていたわけではないのだが、日本人は皆、空手ができると思われているのだろうか?俺はとりあえず先日同様、高校時代の体育祭の応援で覚えた空手の型を教えることにした。すると彼らは、熱心に真似しだす。俺は「もっと腰を低く・・・」などと、もっともらしいことを言いながら、指導する。俺は実際に空手を学んでいたわけではないので、「申し訳ない」と思うほど、彼らは真剣に取り組んでいた。

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キッチンボーイたちと。左からアルジュン、クリシュナ、俺、タラ。

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腰割りの低い姿勢から基本(?)を教えます。

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アルジュンは特に熱心!この2年後、彼と会うことができましたが、この時以来、空手に興味を持ち「空手道場」に通うようになったそうです。

そして、ネパールをはじめ日本、ジャマイカ、スウェーデン、モザンビークの5ヵ国の人々が集まって、みんなで笑いながらふざけあったり、写真を撮ったり・・・。俺とピッキー2人で写真を撮ると、彼女は「日本人と写真を撮るのは初めてよ」と言っていた。それは俺にとっても同じだ。モザンビークどころか、アフリカ出身の人と話をしたり、一緒に写真を撮ることは初めてだ。

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サムエル(上)とアレックス(下)のブロマイド!?2人とも、いかしたナイスガイ!です。

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ビクトリア嬢(ビッキー)と、おどけたポーズでツーショット!これらの写真をプリントしたら皆、「欲しい」と言うのでいくらかプレゼント。でも、枚数が多いので焼き増し料金は、協力していただきました。それでも皆、喜んで協力してくれました。

思いがけない国際交流、こんな俺でも、民間親善大使の一人になれただろうか?ゲストハウスのスタッフ、世界各地から来ているツーリスト、国の違いこそあれ、同じ人間。ここには明らかに、国境を越えた陽気で楽しい仲間たちがいた。

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5ヵ国の人々が集まって、ハイ、チーズ!ミリアン嬢はその美貌ゆえ、皆から大人気!

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

*この旅日記は1992年のものです。

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コメント

すごく楽しそうな旅行ですね。
ジャマイカやスウェーデンやモザンビークの人らと
交流され国際人ですね。
今もカッコいいけど昔もとてもカッコよかったですね。

団体旅行では決して味わうことができない貴重な
体験だと思います。

前回のコメントで93歳は母の友人のことで、
母は90歳です。


matsubaraさんへ

初めてネパールを訪れた時のゲストハウスは、宿泊客のほとんどが日本人でした。
しかしここでは現地の若いスタッフをはじめ、フレンドリーな雰囲気がありました。
ジャマイカンの2人は、強面なのですが笑顔が何とも素敵でしょ?本当に陽気で明るい2人でした。
モザンビークから来たという女性、モザンビークどころかアフリカの女性と会うことそのものが初めてでした。
このような交流が出来るのも、一人旅の良さです。

母上様、90才ですか?それでも我が母より10才年上ですから、本当にお元気ですね。

投稿: matsubara | 2012年12月 6日 (木) 19時08分

本当に素晴らしい親善大使ですね 楽しい様子が手に取る
ようにわかります
腰割も 堂に入ってますよ! それにしても 慕辺未行さんの
ズボン、サイケ調で前衛的  かっこいいナ どこ製ですか~?
イミグレーションとか、今ならパソコンですぐ調べられるかも・・
当時は とにかく情報収集は大変だったことでしょう


bellaさんへ

一人旅でしたから、このような交流をしないと、話し相手も無くつまらない旅になりかねないです。
腰割、堂に入ってますか?!彼らにやらせてみると、腰が高い!「もっと低く」なんてもっともらしいことを言っていました (^_^;;ヘヘッ!
ズボンは現地ネパール製です。リバーシブルなんですヨ (^_^)ニコッ!裏は黒一色です。
当時はまだインターネットもそれほど普及していなかったでしょうし、私自身もPC持っていませんでした。
現地に着いてから情報収集したら、とんでもないルールが出来ていて、本当に驚いたものでした。

投稿: bella | 2012年12月 6日 (木) 19時53分

みなさん楽しそう。今みんなはどうしているんでしょうねえ。国情も変わったり、発展の波にのまれたり。彼らのその後が幸せだといいですね。


agewisdomさんへ

あれからもう20年以上が過ぎました。
ネパールでは王室内クーデターが起こり、長年続いた王制がついに崩壊しました。
モザンビークもこの時より前だったか後だったか、紛争があったような記憶があります。
この時の皆の笑顔が、今も続いていることを願ってやみません。

投稿: agewisdom | 2012年12月 6日 (木) 22時32分

慕辺未行さんへ
こんばんわ
素晴らしい国際交流でしたね
羨ましいです
羨ましいと言っても私には到底出来ない
相談ですが・・・
若さもあるでしょうが・・・
或る程度度胸も必要なんでしょうね
貴重な記録 楽しみに拝見しております


古都人さんへ

当時、自分では『国際交流』という意識は全くなく、ゲストハウスでの暇な時間を皆で過ごしていただけでした。
しかし改めて振り返りますと、我ながら大した『民間親善大使』です (^_^;;ヘヘッ!
決して英語がペラペラだとか、得意だったわけでもないのに、それでも積極的に他の国の人たちと話をしたりしていたのですから、やはり『度胸』もあったのかな?
しかし海外へ行けば、私だって『外国人』。現地の人以外、みんな立場は同じです。それに周りに日本人はいませんでしたから!必然的にこうなるのですよ。
もうしばらくカトマンドゥにいて、そしていよいよトレッキングに出発です。

投稿: 古都人 | 2012年12月 7日 (金) 21時25分

慕辺未行さん  こんばんは
凄く楽しそうで、素晴らしいご旅行ですね。
訪れた旅先に自然に溶け込めるのは
誰でも出来る事ではなく、慕辺未行さんの
素晴らしさと思います。
国際交流、立派な親善大使ですね。
5ヶ国の方々達との語らいが出来るだけでも
素敵な旅の思い出に成りそうです。
空手、決まっていますね。


すみれさんへ

今から20年以上前の旅ですが、本当に楽しかったです。
前回、初めてネパールを訪れた時のカトマンドゥでのゲストハウスは、宿泊客はほとんど日本人で、このようなことは一切ありませんでした。
それだけに、このような交流が出来たこと、とても新鮮で楽しかったです。
カトマンドゥでこのような交流が出来たからこそ、この後のヒマラヤ・トレッキングでも他の国の人々との交流が自然に出来たのかもしれません。
ジャマイカもスウェーデンもモザンビークも訪れたことはありませんし、これらの国の人にお会いしたことも、この時以降ありません。それだけに、とても貴重な体験でした。
空手、腰割の姿勢は決まっていますよね?!(^_^)ニコッ

投稿: すみれ | 2012年12月 7日 (金) 22時52分

ネパールって、たくさんの国の方が訪れるんですねeye
見事な国際交流~おかげ様できっとみなさん、日本に素敵な印象を持っていただいたに違いありません~confident
即席空手道場も・・・お見事ですhappy01人生、何が役に立つか、わからないものです
いろんなことに挑戦しておくのって大事~って思いました
ほんとに今ではパソコンが普及して、何でもすぐにわかる便利な世の中ですが、以前は情報収集ってとても大変でしたよねpc


きゃぶさんへ

ネパールには”ヒマラヤ”という大自然がありますから、世界中から観光客が集まります。
観光だけでなく本格的な登山隊もやって来ますしね。
彼らにとっては、ここでは私が『日本人の代表』ですから、好印象を持ってもらえたなら言うことないです。
空手は・・・(^_^;;アセッ 、『日本人は皆、空手が出来る』ように思われているみたいで、仕方なし高校時代に体育祭の応援で覚えた型を披露し教えました。
今の時代、本当に便利になりましたよね。しかしほんの20年前は、まだまだアナログな時代だったのです。

投稿: きゃぶ | 2012年12月 8日 (土) 13時34分

慕辺未行さん、こんにちはnote
久々にこちらにお邪魔して、このひと月ばかりの
記事をずっと読ませていただきましたが・・・
本当に楽しいです!!
生き生きとした旅の生活が、手に取るように伝わってきますshine
ツアーでは決して決して味わえない、一人の自由な
旅ならではの素晴らしさに満ち溢れてますね。
それにしても、ゲストハウスの仲間たちのそれぞれの魅力的なこと!
そして、慕辺未行さん、カッコいいですねheart04


hananoさんへ

お帰りなさい (^_^)ニコッ!
再掲載している旅日記、すべてご覧くださったのですね。ありがとうございます。
この半年ほど前にバブル経済が崩壊し、小さな個人事業を辞め次へのステップまでの間に旅していました。
一人旅でしたし、他に日本人がいなかったこともあり、現地スタッフや他の国の旅人達と話すしかなく、気がつけばご覧の通り!です。
今、思い出しても本当に楽しかったです。
ジャマイカやモザンビークの国の人とは、会える機会そのものがほとんどないでしょうから、とても貴重な体験でした。
私なんかより二人のジャマイカンのほうが、遥かにカッコイイですヨ (^_^;;!

投稿: hanano | 2012年12月 9日 (日) 11時02分

個人旅行はこういうことがあるから本当に面白い。
私も、とてもここまでは行きませんが
ニューヨークで色々な国の人と知り合い、
楽しい思いをしました。
ただ、あくまでも危険と隣り合わせですよね。
ルーマニアにインターンで日本語を教えに行った女子大生みたいに
殺されちゃうこともあるのですから…
慕辺未行さんは何事もなくく(盗難には遭われたようですが)
よかったですね!


zooeyさんへ

ハイ、本当に”個人旅行”ならでは!しかも他に日本人がいなかったからこそ!このような体験が出来たのだと思います。
本当に楽しかったです (^_^)ニコッ!
ネパールでは・・・、『絶対に』とは決して言いきれませんが、”命の危険”にさらされるような人的被害はほとんどないと思います。
話すと長くなるでしょうし、どう説明すれば納得していただけるか・・・ということもありますので、あえて書きませんが、よほど観光客が行かないような超・辺鄙な地域を覗いてはネパールで外国からの旅行者が殺されるようなことはほとんどないと思います。
ちなみに、盗難に遭ったのは”インド・カルカッタ”でのことですヨォ (^o^)!

投稿: zooey | 2012年12月 9日 (日) 23時57分

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