カトマンドゥ到着(再掲)
バンコクより約3時間、午後6時ごろ、カトマンドゥ・トリヴバン空港。無事、着いた。7年ぶりのネパール。前回はインドから陸路で、今回は空路でやって来た。空港で1ドル=42.60ルピー(1ルピー≒3円)で50ドル両替。そしてビザを取得(ネパールは、入国時に1週間のビザが取得可能;料金20ドル)し、外へ出る。あっ!という間にタクシーの運ちゃんたちに取り囲まれる。俺はあらかじめ、インフォメーションでカトマンドゥの市街図を頂き、街までのタクシー料金の相場を確かめておいた。
俺はいったん、彼らから遠ざかり、同じように1人でぶらぶらしている、というより、どうしていいのか迷っている日本人を2人捕まえて、「3人で相乗りして行かない?」と声掛けると、彼らも同意し、伴にタクシーに乗り込む。運転手に「タメル・サンマ・ジャノス(タメルへ行って下さい)」と指示し、陽の暮れかかったカトマンドゥ・タメル地区へと向かった。
同乗したのは、2人とも就職を控えた学生で、佐土原(さどわら)君と逸見(へんみ)君。海外は2人とも初めてだそうだ。タクシーの運ちゃんに任せて連れて行かれたのは、マナスル・ゲストハウス。なかなか小ぎれいなところだ。片言の日本語ができるスタッフがいて、料金を交渉しツィンを3人で借りることにし、1泊1人100ルピー。「300円ぐらいか・・・。この国じゃ、少し高いナ!」と思ったが、一緒だった2人が、2人とも2泊した後ポカラへ行くというので、この料金で2泊付き合うことにした。
夕食は、外でさっそくダルバート(ネパールの代表的かつ一般的な定食)。「ウ~ン、これこれ、これぞネパールの味」と、感慨にふける。そしてゲストハウスに戻り、この日は早めに眠った。
マナスル・ゲストハウス。玄関は左へ入った方にあります。
MANASLU と書かれた看板の下のお店は、小さいながらも種類豊富な雑貨屋。ちょっとした日用品をはじめ、酒類やジュース、たばこ、お菓子なども売っていました。近くて便利、とても重宝しました。
カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて
*この旅日記は1992年のものです。
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