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2012年5月10日 (木)

(再掲)赤褐色の街にてⅡ ~インド人女中さんの日本料理~ その3

お互いの会話もずいぶん煮詰ってきた頃、「ご飯を食べますか wink?」と、若いインド人の女中さん virgo が’日本語’で訊ねて来て、俺も上田さんも頂くことにする happy01 。すると、どんぶりにつがれたご飯は、インドやネパール風のパサパサのご飯ではなく、日本のお米で日本と同じように炊いてあった coldsweats02オオー sign01

おかずは”茹で茄子”、”大根おろし”に日本から持ってきたという”梅干し”に”ふりかけ”も happy01 lovely good sign03  そして、本当に感心 confident したのが、卵とネギが入った”お吸い物” sign01 これは、驚くほどおいしかった delicious happy02 sign03 俺だけではない。上田さんも、そのおいしさにビックリ coldsweats02 sign03  日本の料理屋でも、これほどの味はなかなか出せまい。とてもインド人の女性が作ったとは思えない sign02 ほどの’腕前’だ sign03

ご飯もとても美味しくて delicious smile 、2杯半も頂いてしまった coldsweats01 。何しろ、久しぶりに食べる”日本 fuji の御飯”、美味しくて、つい’おかわり delicious ’、お腹は十分ふくれていたけど図々しくも、「このご飯は、帰国するまで、もう食べられない think sign01」と思い、再度「おかわりしますか?」と聞きに来た彼女の言葉に森氏と上田さんに「若いから、まだ食べられるんじゃない?!」と言われ、どんぶりにもう半分だけいただいた。普段、森氏は少食だそうで、俺が2度も’おかわり bleah ’をしたので「彼女 virgo 、すごく喜んでいるヨ happy01 heart sign03 」と森氏が笑顔 happy02 で話してくれた。事実、彼女は本当に嬉しそうに lovely 、’おかわり’したご飯を俺に差し出してくれた happy01 。その笑顔 virgo lovely を見て、俺も嬉しくなった happy01 sign03

お腹はもう、十分に満足した confident 。日本脱出以来、初めて口にした”日本 fuji の味 delicious ”だ。カトマンドゥにも3軒ほど日本料理店 restaurant があり、うち2軒は行ったことがあるのだが、値段も高くTAX(税)も取られる bearing わりに、味は彼女ほどではない wobbly

最後に”昆布茶 japanesetea ”が”あがり”として出された。素晴らしい’おもてなし料理 smile ’だった。森氏が言うには、彼女の一番の’得意料理’は”酢の物”だそうだ。そして”わかめ”がこの国では手に入らないことを、とても残念がっているらしい weep 。それを聞いた俺と上田さんは、さらにビックリだ coldsweats02エェーsign01

もう一度チャンスがあれば confident 、彼女の手料理をご馳走になりたい、と思いながら、午後11時過ぎ night 、森氏の車 car でストーンハウス・ロッジ hotel へと送っていただき、帰宿した sleepy

*この旅日記は、1984年のものです。

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コメント

海外で日本料理を頂くと
大抵はまずくて高いので
敬遠しますが、ネパールでは
ごはんまで日本風でよかったですね。
すばらしいインド人の料理が並べられ
感激されたでしょうね。
私の時は大抵カレーでした。
でも一度だけ蕎麦を頂きました。
とても美味しいものでびっくりしました。
あとにも先にもその時だけでした。


matsubaraさんへ

カトマンドゥにはその頃から”古都””串藤””富士”という日本食レストランがありましたが、ネパールの物価を考えるとどこも高くて、滅多に行くことはありませんでした。
それだけにこの時の招待と日本食のご馳走は最高でした。
誘ってくれた上田さんに感謝!そして招待して下さいましたJOCVの森氏に感謝!そしてこんなに美味しい日本食を作ってくれたインド人の女中さんに感謝です。
ネパールで美味しいお蕎麦とは?!でも確かに標高の高いところでは、蕎麦を作っています(農作物としてですが)。
でも山の中ではそば粉を練って、クレープ生地のように焼いて食べるのです。

投稿: matsubara | 2012年5月10日 (木) 08時18分

おはようございます。
長期の海外旅行での日本食は感激でしょうね。
私は海外で2度ほど日本食を頂きましたが
どちらもお高くて美味しくはありませんでした。
お若いインド人の女性のお料理は
素晴らしかったようですね。
お米はやはり日本米が美味しいですね。
美味しい日本料理は学ばれたのでしょうか?
きっと日本人のお客様も多く、
上達されたのでしょうね。


すみれさんへ

ネパールで日本食ですと、どうしても値段的に高くなりますので、長期旅行者にはなかなか手が出せません。
それだけに、お誘いを受け招待され戴いた日本食、最高でした (^o^)!
まさか、おかかやふりかけまであるとは?!長く行っているとそんなものにまで感激するのです。
文中にも書いてあるのですが、このインド人の女中さん、ここでずっと女中として働いているそうで、日本語もほんの少しだけ話せました。
青年海外協力隊のネパール事務局長さんのお宅ですから、隊員たちが集まることもあるでしょうし、それで日本料理を覚えたのだと思います。

投稿: すみれ | 2012年5月10日 (木) 10時23分

その日本食が どれほど美味しかったか、よく伝わりました
まるで奇跡デスネ!  
それから 慕辺未行さんが まだフリーでいらした ”さなぎ”の
ような時代のこと、と聞いて、感慨無量です
そうですか、 慕辺未行さんはそういう生き方を選択してらした
のですね   文章を読ませていただいてもそうですが
才能豊かな人の人生に触れて 多々考えさせていただいています~


bellaさんへ

その当時、カトマンドゥで本格的な日本料理は、日本食レストランでしか食べられませんでしたし、ネパールの物価を考えるとすこぶる高くて、滅多に行くことはできませんでした。
それだけにここで頂いた日本料理、最高でした。
おかかやふりかけに感激するのですから!どれほど日本食に飢えていたか?!
”さなぎ”ではなく当時はまだ”卵”でしたヨ (^_^;;
しかし私の人生、本当にフリーの仕事をしていたのはほんの数年だけでした。私には私が望んだ人生を生きるだけの力はありませんでした (。_。)。
才能豊かだなんて、とんでもないです。bellaさんのほうがはるかにスゴイです。

投稿: bella | 2012年5月10日 (木) 13時08分

慕辺未行さんへ
こんばんわ
今朝拝見したのですが これはしっかりと初めから読み直してからコメントさせて頂かないとと思いまして 今再びお邪魔しています 18才のインド人の女中さん 素晴らしいですね
豪華な会席料理よりも おふくろの味のご馳走 それが作れるなんて信じられません やはり日本から来た人達のお世話をしている内に覚えたことなのでしょうね 料理のセンスもあるのでしょう
海外で日本で食べるより美味しい日本の料理が食べられるなんて奇跡としか言い様がないですね
その時が18才とすると現在では立派なママになっていることでしょう そして子供達にも美味しい日本の料理を食べさせているのではないでしょうか


古都人さんへ

朝そして夕方とご訪問いただき、ありがとうございます。
海外青年協力隊のネパール事務局長さんの招待、そして私を誘ってくれた上田さんに感謝です。
まさかこれほどのもてなしを受けるとは、本当に驚きましたし、最高に美味しかったです。
インド人の女中さん、ここで事務局長さんの森氏やここに集う隊員たちの食事の世話をしていたようで、それ故覚えたのだと思います。
この時頂いたお吸い物、あまりに美味しくて感激したこと、今でも脳裏に残っています。確か上田さんとお互い顔を見合わせ、笑いながら「美味い!」と言っていたような・・・。
当時18才ですから今は40代半ばでしょうか、もしかしたら隊員の誰かに見初められて、日本人と結婚したかもしれないですね。

投稿: 古都人 | 2012年5月10日 (木) 18時41分

こんばんはnote
このインド人の女中さん、すごいですね~!
次々と出されるおいしい日本の料理も感動ものですけど、
最後が「昆布茶」とは、本当に驚きですhappy02
日本を遠く離れた国での懐かしい故郷の味は
ひときわおいしく感じられたりしますけど、それを抜きにしても、
きっととても料理上手な女性だったのでしょうね。
おいしそうにたくさん召し上がる慕辺未行さんのような方は、
料理を作る側にとっては最高に嬉しいものですよねhappy01


hananoさんへ

日本から送られてきたおかかやふりかけはともかく、お吸い物には本当にびっくりしました。
とにかくメチャクチャ美味しかったこと、今でも覚えています。そうそう、最後の昆布茶もまさかネパールで口にするとは?!
当時まだ18才、しかも日本人ではなくインド人!もう本当に感激しました。
お酒から始まり、そしてご飯。そのご飯が久しく食べていなかった日本のお米。そりゃ嬉しくて美味しくて、図々しくもついおかわりしてしまいました。
でも、とても喜んでくれたのですから、おかわりして良かったと思っています。

*編集で名前、入れておきました (^_^)ニコッ!
『名前入れ忘れました』コメント、削除しました (^o^)/

投稿: hanano | 2012年5月10日 (木) 19時57分

その若さで日本人も感心する腕前だなんて~羨ましいshine
是非、お店を開いて、日本食をPRしていただきたいものですrestaurant
最近は健康志向の日本食ブームで、だいぶレベルもあがってきているみたいですが・・・
海外のなんちゃって日本料理店のコックさんに、見習っていただきたかったですねっeye
ツアーでなぜか1食は付いてくる日本食で、感激したことは・・・ありませんよぉsweat01
でもでもたくさん食べてもらえると嬉しいのは、万国共通なんだなぁnotes


きゃぶさんへ

ホント、18才のインド人の女性が作ったとは思えないほどの料理でした。
彼女はここで女中として住み込みで働くようになって、数年は経っていたと思います。でなければ、あれほどの日本食は、作れないでしょう。
記事の中にも書いてあるのですが、招待して下さった青年海外協力隊のネパール事務局長さんの森氏や隊員の方たちは彼女を”養女”のように思っていたそうですから、もしかしたら隊員の誰かに見初められて・・・なんてことになってるかもしれませんネ。
たくさん食べたり、残さず食べたりすると、提供した側はとても喜んでくれますよね。これは国内のホテルや旅館・民宿でも経験しました。

投稿: きゃぶ | 2012年5月10日 (木) 21時54分

とても一生懸命ご主人やお客をもてなそうとしている彼女みたいな人、日本にはなかなかいませんね。毎日食べていれば何ということない日本食、海外で久しぶりに食べるとこれがおいしい。
高いからと現地のサーモンステーキやローストビーフばかり食べて10日過ぎたら、日本料理のお店で出た冷ややっことホーレンソウのおひたしに中学生だった娘が「お母さん冷ややっこって、こんなにおいしいものだったの。お浸し最高。」って。カナダでの出来事です。


agewisdomさんへ

そうですよネェ!しかもまだ18才でしたから!
その上この料理の腕前!もう日本人を越えていた・・・?!
この時頂いたご飯、出国して以来初めて口にした日本のご飯だっただけに、本当に美味しかったです。
おかかやふりかけにあんなに感激したことも、後にも先にもこの時だけでは・・・(-_-)ウーン?!
お嬢さまの中学生の頃の留学中のエピソード、とてもよく解かります。
しばらく日本食を口にしていないと、ふだん何気なく食べているものが、とても美味しく感じるものですよネェ (*^o^*)!

投稿: agewisdom | 2012年5月10日 (木) 22時08分

そんなにおいしい、しかもかなり本格的な日本料理を
海外で食べられるというのも珍しいんじゃないでしょうか。
しかも日本人がしている日本料理店なんかじゃなく、
インド人の女中さんが作られたというのがまたいいですね。


Junjiroさんへ

何はともあれ、青年海外協力隊のネパール事務局長さんの招待でしたから、「さすが!」でしたヨ!
当時カトマンドゥにも日本食レストランはありましたが、このご飯やお吸い物、さらには昆布茶・・・、レストランではとても頂けないものでした。
インド人の女中さん、しかもまだ18才!
しかし想像を越える日本食を戴きました w(^o^)w!

投稿: Junjiro | 2012年5月10日 (木) 22時37分

海外青年協力隊の事務局長さんのお宅に招かれたんですか~
凄いことですよね。
ただの旅行者では白羽の矢は立たないでしょう。
慕辺末行さんのお人柄としっかりした考えを
お持ちだったからだと思います。

日本料理って微妙な味付けで外国人には難しいはずなのに
インド人の女中さんの舌はどうなってるんでしょう。
その後はどうされたんでしょう。日本料理店でも?


のこのこさんへ

いやいや、私が直接招待されたのではなく、当時カトマンドゥのゲストハウスで隣室だった上田さんという方が、たまたま海外青年協力隊の事務局を訪ね、事務局長さんと会話をしているうちに、招待されたのだそうです。
そして「一人だけでなく他にも誰か・・・」ということで、私を誘ってくださいました。
この女中さん、まだ若いながらもすでに数年、そこで女中として事務局長さんや他の隊員たちの食事を作ったりしていたそうですから、それで覚えたのだと思います。
その後どうされたのかは知る術もありませんが、この時得た経験を生かしてくれていると嬉しいです。

投稿: のこのこ | 2012年5月11日 (金) 22時16分

私は海外に行くと、その土地の美味しいものを食べたい主義なので
日本食は食べたことがありません。
ツアーで日本食が付いている場合にはパスして
他の店に食べに行きます。
それでも、短い旅行から帰ってきた後の日本食の美味しさは…
筆舌に尽くしがたい。
慕辺末行さんは長くいらしたのだから
余程感激なさったでしょうね。


zooeyさんへ

ハイ、私も近年ヨーロッパを旅した際、母を連れてドイツを訪れた時に泊めていただいた友人宅で”ちらし寿司”を作った以外、日本食は食べていません。
やはり海外へ出たのですから、その土地の美味しいものを戴きたいですよネ (^_^)!
ドイツではアイスバインにザゥワークラウト、典型的な家庭料理のアイントプフに matsubara様が先日ブログに紹介されていた”食用ほうずき”も頂きました。
若いころのネパールへの旅は、毎回2~3ヶ月の旅になりましたから、やはり時として日本食が恋しくなり夢にまで出てきたこともありました (^_^;;!
成田に着いた直後、京成の駅で助六寿司を見つけ買って、列車の中で食べたこともあります(笑)

投稿: zooey | 2012年5月11日 (金) 23時42分

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