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2012年5月17日 (木)

(再掲)赤褐色の街にてⅡ ~ヒマラヤからの朝日~ その3

 翌12月6日朝6時、部屋の扉をドンドン rock と叩く音がする。2人して「誰だろう wobbly sign02 」と、寝ぼけまなこ gawk で扉を開ける。オーナーであるおじさんが、焦った coldsweats02 ような口調で何か言っている。どうやらもうすぐ”日の出 sun ”らしい。こちらから頼んでいたわけではないのだが、「おじさん、わざわざ起こしに来てくれたんだぁ happy02 sign01 」と、この時ばかりはおじさんに感謝 confident sign01  ベッドから飛び出し、セーター、マフラーを身につけ、丘へ登る。すでに、たくさんのツーリストが集まっていた。何とか”日の出 sun ”に間に合った bleah

外は、思ったほど寒くなかった happy02 。マイナスまで下がっているか、いないかだろう。朝焼けが、東の方のヒマラヤを紅く燃やしている sun shine 。カトマンドゥ方面や麓の村は、朝霞 cloud に隠れて、海のようだ。ところどころに見える小さな山が、島のように浮かんで見える。

やがて、深紅の太陽 sun が、顔を出す。ついに見る、ヒマラヤからの日の出だ sun happy01 sign03  午前6:30少し過ぎ。雄大な眺めだ coldsweats02オォー sign03 ”世界の屋根 fuji ”からの”御来光 sun ”、素直な感動が湧いてきた heart01 lovely 。これ以上、言葉にできない・・・weep sign03

一度ロッジ hotel に戻って朝食 restaurant 。自分たちがオーダーした物の材料が全く揃ってなくて、「どうしようもないナァ~ sad 」と思いつつ、ビスケットと何故か埃っぽい味のミルクティー cafe で済ます。結局、このロッジで10%のTAXも含め、1人60ルピー moneybag も使ってしまった。高い coldsweats02 sign01  「おじさん、これじゃお客さん、集まらないはずだよ down sign01 」と、我々は日本語でぶつぶつ呟いていた gawk

 8:30すぎ、再度丘の上に登り、各々の山の名称を確認した bleah 。エヴェレストのネパール語での名は、Sagarmatha(サガルマータ)と言うそうだ coldsweats01オォー!。ランタン(7246m)、ガネッシュ(7406m)も見える。エヴェレストをもっと間近に見たかったが、そうなるとルクラからナムチェを経て約1ヵ月近いトレッキングになる bearing ので、次の機会にしよう。

しかし、ここナガルコートが2166mの高さで、この3~4倍もの高さをあの山脈は誇るという coldsweats02ナニー!。とても信じられないような、でも、あと何日か歩けば、あの山の懐に行くことができ、真上に眺められたら、実感として受け止めることができるだろう think

9:00を過ぎて、エヴェレストがかすかに、おぼろげに見えだした happy01

夕日、ヒマラヤからの朝日、そしてエヴェレスト、この3つに満足してバクタプール、カトマンドゥへと帰って行った happy01 wink lovely

22
ナガルコートにて
はるかかなたにヒマラヤが見えます。どこかにエヴェレストも写っているはず…。
髪も髭もすっかり伸びて、まるで”ヒッピー” coldsweats01

*この旅日記は、1984年のものです。

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コメント

28年前、カッコよかったですね。
今もいいですけど・・・

私達も同じ場面を見ました。
本当の素晴らしい日の出でした。
10年以上たちましたが
忘れません。アンナプルナ2の
写真も撮りましたがデジカメではなくて
フィルムですのでupしにくいです。

エベレストは、他に
チョモランマとも言いますね。


matsubaraさんへ

あの時代は男でも髪を長く伸ばしたり、カーリーヘアーが流行っていました。
カトマンドゥにも路上の散髪屋さんがいた記憶がありますが、どんな髪型にされるか分からないので、伸ばしっ放し。
全然カッコよくないですよ。まして今では・・・、ダサイおっさんです(笑)
カルカッタで盗難に遭っていなければ、夕日も朝日も撮っていたでしょうが、それが残念です。
しかしその日の朝、麓の村や町が雲海に隠れていた光景だけは、今も脳裏に焼き付いています。
チョモランマは中国側の呼び名、すなわちチベット語です。

投稿: matsubara | 2012年5月17日 (木) 08時26分

う~ん改めて ジンさんかっこいい! 
モルゲンローテのヒマラヤ 感動したでしょうね・・
宿を決めるのにはいろいろありますね 焦るし、妥協もいるし!

旅に出ると夕日を意識する、というのはよくわかります
普段は夕方が一番忙しいですからね
因みに 私は普段も夕日がすごく気になります
(暇な証拠!!)

お母様の花、我が家の しゃりんばいにそっくりなのですが、
やがて黒い実が付きます  実がつかなければおっしゃる通りでしょう・・ 


bellaさんへ

カッコよくなんかないですってば (^_^;;!
ちょっと細身で髪伸ばしているから、皆さん錯覚しているぅ~(笑)!
ヒマラヤからの夕日と朝日、盗難に遭っていなければしっかりと撮影したのに (>_<)!
しかし今も覚えているのは、夕日や朝日ではなく眼下に広がる雲海なのです。あの光景は未だ忘れません。
このナガルコート、今ではカトマンドゥからもダイレクトで行くバスがあり、ゲストハウスもかなりあるそうで、その頃とはずいぶん変わったようです。
ウツギかと思っていた花、シャリンバイで間違いないそうです。ブログ仲間の方に教えていただきました。

投稿: bella | 2012年5月17日 (木) 17時39分

こんばんは
ヒマラヤからの朝日、素晴らしかったでしょうね。
その朝日は永久保存ですね。
身近な所からでも、夕日、朝日は感動します。
ましてやヒマラヤですからね。
誰でも気軽に行けるところでは有りません。
お宿の交渉は、難しいのでしょうね。
言葉の行き違いも有るのではないでしょうか?

素敵な笑顔ですね~
とってもかっこいいです。


すみれさんへ

夕日と朝日、カルカッタで盗難に遭っていなければ、当然写真に撮っていたでしょうが、おもちゃのようなカメラしかなかったので、撮れませんでした (>_<)!
でも当時は、とても感動しました。しかし今、脳裏に残っているのは、それらではなく眼下に広がる雲海なのです。
麓の村や町がすっぽりと雲に隠れていた光景、これが何故か今も覚えているのです。
その頃はまだゲストハウスが少なかったのですが、今はヒマラヤが眺められる展望地として、リゾート化されているようです。
この写真・・・(-_-)ウーン...、皆さん褒めすぎです (^_^;;!まかり間違えば、ホームレスの人のような風貌です(笑)

投稿: すみれ | 2012年5月17日 (木) 19時24分

慕辺未行さんってば!!
何てハンサムぅhappy01
写真を載せて下さってラッキー!!見いちゃったhappy02

それにしても、何て高いところに…
と~まは高いところが、とことん苦手~
ひーっ、写真で見るだけでも、足元からぞわぞわぁっとcoldsweats01


と~まの夢さんへ

(^_^;; (^_^;; (^_^;;アセアセアセ!もう、「どこが~?」なのです(笑)
この時の旅は、カルカッタでいきなり盗難に遭ったため、写真はほとんど残っていないのです。
この日はおもちゃのようなカメラでも、撮ってくれる人がいましたから!
んっ?と~まさん、高所恐怖症?
これでも標高2000mちょっとですから、ネパールでは低いほうですよ。
日本一の富士山が3776mだと教えたら、「ネパールではそれは”山”とは言わない」と笑いながら言われたことがあります。

投稿: と~まの夢 | 2012年5月17日 (木) 19時24分

慕辺未行さんへ
こんばんわ
貴方様の若き日のお姿 拝見しました
今も殆ど変わっておられないのでしょう
カッコいいではないですか
地図で見ていますとヒマラヤ山脈は東西に横たわって
いるわけでしょう それでどうして朝日や夕日がエベレスト
絡みで見えるのか不思議です
いずれにしても人生一生の思い出をされたのですね
羨ましい! 


古都人さんへ

この旅はカルカッタで盗難に遭ったこともあり、手許にはおもちゃのようなカメラしかなく、撮影したものの現像できないものがかなりありました。
そんな中で撮った自分自身の写真です。髪も髭も伸び放題!カッコイイどころか、へたすればホームレスのような風貌ですヨ(笑)
今は・・・、髪がずい分寂しくなりました・・・(。_。)ショボン!
夕日と朝日の写真もありませんが、そのどちらもヒマラヤの峰々を赤く染めることでは一致しています。
そして朝日は、眼下の雲海をピンク色に染めていました。その光景が今も忘れられません。
この時、はるか彼方にエヴェレストを見たのですが、今一つ納得がいかず、1992年の再訪に繋がりました。

投稿: 古都人 | 2012年5月17日 (木) 20時08分

夕日も朝日もエベレストも・・・羨ましいなぁ
お天気が良くて、ほんとによかったですね~sun
私は山は日帰りばかりなので、全然日の出には会わないのですが、
立山のみくりが池に泊まった翌日見た日の出は、
雪で真っ白の山間から光を発していて、
無宗教な自分でも、神聖な気持ちになりましたfujiconfident
みなさんの心をつかんでいるお写真・・・
確かにイケメンですね~shine


きゃぶさんへ

ヒマラヤを照らす夕日そして朝日、はるか彼方ではありましたがエヴェレスト!この”3点セット”は魅力的でしょ?!
私もかつては山歩きしていましたから、山小屋泊まりの時などは夕日や朝日、楽しみでした (^_^)!
でも何故か、写真に残っていないのですよネェ (-_-)...
立山、そしてアルペンルート、「行きたい」と思いながらもう何年経ったかなぁ、未だ果たせず (>_<)!
あらら?!イケメンですか (^_^;;ハズイ!
これは”ヒゲメン”です(笑)!もうホント、皆さん社交辞令がお上手過ぎるのです。

投稿: きゃぶ | 2012年5月17日 (木) 21時34分

背景のヒマラヤにぴったりはまったいい男ですね。こんないい男放っておくなんて…。
それにしてもかなたの山は神の住むところですね。
今はこの辺もすっかり観光地化しているのでしょうか。


agewisdomさんへ

またまたぁ~ (^_^;;!agewisdomさんまで、そんなご冗談止めてくださいヨォ!
これで”いい男”でしたら、日本中”いい男”ばかりですよ。
彼方の山々、仰る通り『神々が住む山』です。優しい顔を見せる時もあれば、時として恐ろしい姿に変えることもあり、多くの登山者の命が奪われました。
28年前は宿泊施設も少なかったのですが、数年前見た(録画した)NHKの”アジア語楽紀行”のネパール編では、ずいぶん観光化されている様子が窺われました。

投稿: agewisdom | 2012年5月17日 (木) 22時24分

野口健のエベレスト登頂に関する本を読んだ時、
あまりにも簡単に命が失われることに驚きました。
そんなところをバックに、いい写真ですね。
みなさん言われるように、爽やかないい笑顔。
この頃、こういう髪型が流行っていましたね。
丁度私の学生時代ともかぶるので
懐かしいです。
この後、みんな髪を切って就職して
(いちご白書じゃありませんが)
今ではみんな中年となりました。


zooeyさんへ

野口健さんの著書は読んでいないのですが、彼の活動(富士山の清掃登山など)には、感銘を覚えます。
エヴェレストはこの8年後の1992年、この目ではっきりと見てきました。その時は全行程3週間のトレッキングでした。
1980年代前半、男も髪を伸ばしていましたよネェ!それでも夏は、ずいぶんさっぱりさせたりしました。当時の寺尾聡さんのような髪型かな?
あの歌では♪就職が決まって髪を切って来た時♪とありますが、就職しなければいけない、つまり面接に行かねばならないので髪を切るのですよネェ!と、変な矛盾を感じています。
そして今は誰もが50の大台となってしまいました。

投稿: zooey | 2012年5月18日 (金) 07時24分

爽やかな笑顔、清々しい!
みなさんの心をとらえた慕辺末行さんは
コメレスに照れまくりですね。
謙遜がまた好印象です。
ご来光は感激ですね。その空気感は忘れられないでしょう。
彼方がヒマラヤならなおのことです。

我が息子も長髪でした、こんな感じで高校へ行ってました。
ついこの間のようで懐かしいです。
そして今は中年真っ只中です。


のこのこさんへ

この写真、自分自身では爽やかだなんて思ったこともありませんし、皆様のこの反応・・・?!
自堕落な若者がずぼらに髪と髭を伸ばし”ヒッピー”風をを気取っているだけなのに・・・(^_^;;アセッ!
ヒマラヤの夕日と朝日、しかし今も記憶に残っている光景は、眼下に広がる雲海でした。写真がないので紹介できないのですが、本当に幻想的でした。
のこのこさんの息子さんも、私の似たようなお歳だと以前に書いていらっしゃったような・・・?!
だとしたら、若い頃はこのような感じで髪を伸ばしていたでしょうね。
私も今や50過ぎの冴えない中年です(笑)

投稿: のこのこ | 2012年5月18日 (金) 17時42分

慕辺未行さん
 ナマステ!(^^)!
実は、一昨日拝見していたのですが
そしてコメントは書くつもりは無かったのですが
見れば見るほどスマートで爽やかな好青年
憧れながら拝見していました。
 
今の慕辺未行さんも、是非拝見したいですね(#^.^#)


コスモスさんへ

お久しぶりですね。目の具合はいかがでしょうか?
ご無理なさらずに願います。
コメントされる方皆様、お上手過ぎて”社交辞令”として一応褒めておかねば・・・、という状況になっているのだと思いますヨ (^_^)!
私はまるでヒッピーのような風貌だと思って載せただけですから!長く旅すると、こんな風になるのですヨォ、と。
今は・・・、どこにでもいそうな冴えない疲れたオッサンです (^_^;;!

投稿: コスモス | 2012年5月19日 (土) 18時07分

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