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2012年2月29日 (水)

(再掲)赤褐色の街にてⅠ その5

5.してはいけないもの

 ”いてはいけないもの ban ”、といえば当然、”あれ” です。そう ”あれ” です。世間では ”大麻” とか ”麻薬” と言っています。こちらでは ”ガンジャ(マリファナ;大麻の葉を乾燥させたもの)”、”ハッシーシ(チャラス;大麻の樹脂を固めたもの)” が、特によく売られています。もちろん、ネパールでも違法 ban であることに違いはありません。しかし、いとも簡単に手に入れることができるらしいのです wobbly (が、俺は決して買ってはいません。だって見つかった時、怖いじゃん weep )。

このストーンハウスロッジの日本人旅行者の中には、この大麻に溺れている人もいました。溺れてはいないものの、興味半分でしている人もいました。ある日、俺は彼らに誘われ、話をしているうちに好奇心 catface から、大麻を吸ってみました smoking 。ここ2年以上禁煙 nosmoking していた俺は「これも、日本では絶対に経験できないものだ~ sign03 」と思って、大麻を体験した。

その感想は、「ぶっ飛んだ~ sign03 wobbly 」。その時は皆でウィスキーを飲みながらだったけど、話が1からすぐに10になり、そして新たに1から始まりアッという間に10まで話がぶっ飛ぶ wobbly sign02 煙草 smoking ほどの害はないと言われるものの、アルコール bar と一緒では、やはりかなりヤバいものだ think 。これを知ったことも、俺にとっては一つの財産かもしれない bleah

注;後にも先にも、私の「大麻」体験は、この一回きりです。文中にも書きましたが、ネパールでも「大麻」は違法ですので、これを読んで「ネパールへ行けば、大麻が吸える」と誤解することがないよう、書き加えておきます。

6.インドでクーデター?

 とある夜、夕食後の帰り道、あちこちで人々が皆ラジオ slate に耳を傾けている。その表情は皆、真剣だ。「何かあったのかな think ?」と思って尋ねてみても、彼らの早口の英語では、こちらはついていけない coldsweats01 。しかし、インドで何かが起こったらしい、というのは分かった。

そして次の日、このストーンハウスロッジに滞在している一人の日本人がこう言っていた。「インドでクーデターが起こったらしい。日本の新聞でも、一面トップで載っているんだって!」と。インドの”インディラ・ガンジー首相”がシーク教徒によって暗殺されたようだ。それによりインドは、大混乱だとのこと wobbly 。インドへの渡航・入国も自粛するよう言われているらしく、これにより、インドが平穏を取り戻すまでは、ネパールに滞在せざるを得なくなった。

教えてくれた男性は、たまたま日本へ用事があって、電話 telephone をかけたところ、この事実を逆に教えられたそうだ。俺は両親へはもちろん、俺が今インドを旅していることを知っている人たちすべてに、手紙 mail を書いて送った。”俺は今、ネパールにいるから大丈夫だ happy01!”と。2~3日中にはポカラへ移動して、トレッキングに行くつもりだ。同じロッジに泊まっている金井氏や岩田氏の勧めもあって、トレッキングしようと思った。

*帰国後、両親の話によると、インドでのクーデターが報じられてからは、毎晩のように誰かから「何か連絡はありましたか think?」という電話 telephone が何本もかかってきていたらしい。インドへ行ったことは知っていても、ネパールへ移動したことは、両親でさえ、まだ知らせていなかったのですから!日本での心配をよそに、当の本人は、のほほんとお気楽に旅を続けていたのです happy02 (笑)!

*この旅日記は、1984年の時のものです。

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