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2011年7月12日 (火)

ネパール王国時代のお札

 久しぶりに、”日本&世界の切手・コイン”を紹介します。
このシリーズ、今まで日本のコイン、紙幣を紹介してきました。
今回は海外のお札、ネパールのお札を紹介します。ただし、今もこのお札が使われているのかどうかは、私自身は全く知りません。

タイトルに、『ネパール王国時代』としたのは、今ネパールが王国ではなく『ネパール連邦民主共和国』となったからです。

私がネパールを旅したのは、いずれも『ネパール王国』のころです。その当時流通していたお札で、今も手元に残っていたものを紹介します。

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2ルピー札と5ルピー札。肖像画はビレンドラ国王。

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裏のデザインです。2ルピー札にはユキヒョウ、5ルピー札にはヤクと背景にアマダブラムがそびえています。
表のデザインの上のほうに、ऩेपाल (最後の縦棒は表記されていません) と有るのが分かりますか?これで”ネパール”と読みます。

この2枚の紙幣だけ持ち帰ったのは、これがまだ真新しいピン札だったからです。ですから、折り目もシワもありません。

ネパールは2001年に王室内で王族殺害事件が起こり、初めは『ディペンドラ王太子による政変』と発表されましたが、その王太子も事件直後自殺したとされ、唯一生き残り無事だったビレンドラ国王の弟・ギャネンドラが国王に即位しました。
しかしこれに、ネパール国民は納得いかず、『ギャネンドラ国王の陰謀説』が取りざたされました。国民にとっては、自分ひとりだけが無傷で、真相も明らかにしないまま事件直後にすぐに即位したギャネンドラ国王に、疑いの目を向けるのは当然のことでした。

ギャネンドラ国王はその後、国王親政、絶対君主制を敷くなど『独裁主義』を強め、ますます国民の反感を買うことに。
2007年、国連安保理が介入し翌2008年、連邦民主共和制を宣言し、240年続いた王制が終わりました。ギャネンドラ前国王は王宮を退去し、王宮は現在、博物館として利用されているそうです。

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コメント

ここにも独裁が陥る弊害から滅亡した政権があったんですね。そのうち…と思う国もいっぱいありますね。でも、お札で見る限り王様穏やかな表情ですね。どこかの独裁者よりはずっとお品がよく見えますが。


agewisdomさんへ

この紙幣にある国王は、ネパール国民から夫妻ともども尊敬され、在位中は平和でした。
あの忌まわしく、疑わしい王宮内の事件が起こって以来、ネパールの人々は事件後に即位した王様に対して、反旗を翻したかのようにデモを起こし、その後それに対し権力を振りかざし、独裁制を強めた『曰くつきの疑わしき国王』はついに、国外追放の身となりました。
このお札が流通していたころのネパールの国王は、日本の天皇と同じく、”象徴”のような存在で、決して独裁していたわけではありません。
このお札の王様は、”被害者”なのです。どこかの国の小太りの独裁者とは、品格が違いますヨ (^_^)!

投稿: agewisdom | 2011年7月12日 (火) 23時03分

慕辺未行さん
 おはようございます(^・^)
”ネパール”の事は殆ど何も知らなくて
お札もですが、2001年に起こった王室内での殺人事件を発端とした
ギャネンドラ前国王が王宮を退去・・・
独裁から政権の没滅
 歴史にも興味を持ちましたと共に、私自身の知識の薄さ、
浅さに今更反省と後悔をしています。
外に目を向けなければ駄目ですね。
世界を知って日本を知ると言われますが・・・・・・
 お札はクリックして拝見しました。
王様は優しそうで穏やかなお顔です。
そして上品で。
このようなお顔を持った方のお国がどうして?
と思ってしまいました。
 省指の拙いコメントでごめんなさい。 


コスモスさんへ

↓のコメントを拝見し、このコメンターの名前、古都人さんからコスモスさんに変更しておきました。
アジアの小さな国での政変ですから、記憶になくても決して恥ずかしがることではありませんよ。むしろ覚えている人の方が珍しいぐらいです。
私はご存知のように過去何度もネパールを旅していますので、このような事件があれば、つぶさに記事を読みますし、かなり気になります。
このお札の肖像の国王は、当時国民から尊敬を集め、ゲストハウスはもちろん、どの家庭にも国王夫妻の写真が必ずと言ってよいほど飾られていました。
それだけに、国を私物化しようと王宮内クーデターを企て実行し、その後間髪いれず即位した前国王に国民の非難が集中することは当たり前で、これが王制廃止へとつながったのです。
暗殺されたビレンドラ元国王は、日本の皇族とも親交があっただけに、とても残念な出来事でした。

ブログへのコメントです (^o^)/

『京都・祇園祭の鉾建ての様子』
祇園祭の山鉾は、毎年造り換えられるのですか (゚o゚)オォーッ!知らなかったです。
どこかで保管されているものとばかり思っていました (^_^;;アセアセ!
長刀が立派ですネェ (^o^)!
17日にこの山鉾巡行が行われるのでしょうか?楽しみですね (^_^)!

『大原の里で見つけた紫陽花と昼顔』
京都を訪れると2回に1回は必ず行っているんじゃないかと思うほど、大原へは足を運んでいます。
観光客が多くても、三千院はいつも素敵な風情で大好きなところです。京都駅からバスで1時間ほどかかりますよね。
マイカーで行くときは、琵琶湖大橋経由で京都へ入ることが多いので、大原へもたいてい立ち寄ります。
梅雨明けしても涼しげな色で咲いているガクアジサイが可愛いですネ (^o^)!
昼顔の花、アサガオは分かっているつもりなのですが、昼顔や夕顔は・・・?(^_^;;ヘヘッ!
大原・・・また行きたくなりました。

投稿: コスモス | 2011年7月13日 (水) 05時58分

ネパールの紙幣は持ち帰っていませんので
すっかり忘れています。
私が行ったあとに政変がおきてとても心配していました。
今は落ち着いているようですね。
地方にいくと毛沢東をまねたマウイ党が巾をきかせているという
噂もありましたが・・・


matsubaraさんへ

この2枚はたまたまピン札でしたから持ち帰って来ましたが、ふだん流通しているお札は、日本だったら廃札になるほど、しわくちゃで時にはボロボロのお札もありましたヨ(笑)!
王制に終止符を打ち、やっと落ち着いたことと思います。それでもまだ政治は不安定のようですが・・・。
Maoist と呼ばれる人々ですね。彼らの存在が、議会政治が安定しない一つの原因とも言われています。
独裁を強めたギャネンドラ前国王ですが、国民感情には勝てなかったようですね。

投稿: matsubara | 2011年7月13日 (水) 08時32分

慕辺未行さん
 ↑のコメントはコスモスです。
同じURLを使っていると
こんなこともあるのでしょうか?
驚いています。
 

コスモスさんへ

訂正しておきました (^_^)!
同じPCからコメントされたのではないでしょうか?
その際コメントの”この情報を登録する”にチェックを入れてあったのでは・・・?

投稿: コスモス | 2011年7月13日 (水) 11時14分

ネパール王国時代のお札、今となっては
とても貴重なものでしょうね!
政変以降のネパール、国内情勢は
現在は落ち着いているのでしょうか?
ぜひ訪れてみたい国のひとつです。


hananoさんへ

今現在、どんなお札が流通しているのか全く知らないのですが、このお札とてたぶん、ギャネンドラ前国王が独裁制を敷こうとしていたころには、流通していなかったのではと思います。あのような事件を起こしてまで国王の座に就き、国を自分の思い通りにしようとしたのですから、当然ビレンドラ元国王の肖像のお札は廃止し、自らの肖像のお札を作らせただろうと思います。あくまで、私の想像ですヨ (^_^;;!
国政そのものはまだ不安定なところがあるようですが、落ち着きは取り戻しつつあるようです。

投稿: hanano | 2011年7月13日 (水) 19時22分

外国で新札が手元にあるなんて、めずらしいですよねsign01
ネパールといえば山岳地帯fuji
お札にもやっぱり象徴的なものが描かれてるんですね
私のような「なんちゃって」トレッキングからはほど遠く・・・でも神聖な雰囲気だけでも味わいに行ってみたいものですconfident


きゃぶさんへ

ネパールでは、いつもシワクチャのお札ばかり手にしていましたが、珍しくピン札だったので持ち帰ったのだと思います。
当時は、その後に起こるクーデターのことなど、知る由もありませんから、今ではさらに大切に保管しようと思います。
ツアーによっては2泊3日程度の短いトレッキングを含んだものもあるそうですから、決して”程遠い”ものではありませんヨ (^_^)!私の女性友達もかつてネパールへ2回、ツアーで出かけました。短いトレッキングコースを歩いてきたようです。
きゃぶさんもチャンスあれば・・・Let's Go!

投稿: きゃぶ | 2011年7月13日 (水) 23時11分

おはようございます
 戴きましたコメントのお返事ですgood
どうして”京歩き”になったのか不思議です。
ブログの管理?は私がしています。
ですからその事からかなあと思ったりして??
 何度もネパールへ行かれたとしても
記憶力も素晴らしいですね。
やはり何をするのにも興味を持つことが、ボケ防止に繋がるのでしょうね。
”ぼんやり”は駄目ですね。
 古都人さんは今でも好きなテーマーや講師による講習会は
積極的に受講されています。
単発では無くて。
興味深い点は慕辺未行さんと似ておられますね。
 鉾は毎年建て替えられます
祇園祭には裏方さんも含めて多くの行事が有りますが
鉾立はその中では最も大切ではないでしょうか
長年の先人の失敗と工夫から編み出された手法が確立しました。
 17日は日曜日とも重なって、京都には観光客の方が多く来られます。
私も一応出かけるつもりですが、写真は撮れるかどうかですね。

 大原はよくいかれているのですね。
私は三千院やその界隈の風情より寂光院と界隈の風景に惹かれます。
全然違った顔が有りますね。
是非、お越しくださいね(*^。^*)
 読み捨てになさって下さい 


コスモスさんへ

ハイ、ありがとうございます。
では、失礼させていただきます。

投稿: コスモス | 2011年7月14日 (木) 05時27分

慕辺未行さんへ
こんばんわ
京都は只今祇園祭一色ですね
今夜は宵々〃山です 夕方所用のため通り掛りましたが丁度午後6時からの歩行者天国の切替の直前で一種異様な雰囲気でした
16日の夜 即ち宵山はNHKで放映するようです
以前は良く行きましたが人の熱気・祭りの熱気で堪りません
もしお時間が取れましたらご覧くださいませ


古都人さんへ

きっと、そうでしょうね。今、京都は”祇園祭”一色でしょうね。
今夜が宵々山で17日が本番、でしょうか?
一度は見てみたいと思うのですが、諸々の都合もあり行けそうもありません。
TVや皆様のブログで、雰囲気を楽しみたいと思います (^_^)ニコニコ!
映画”南極物語”の中で、故・夏目雅子さんと渡瀬恒彦さんが”祇園祭”を楽しむシーンを思い出しました。

投稿: 古都人 | 2011年7月14日 (木) 22時12分

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