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2011年1月

2011年1月30日 (日)

自然の生命力

 と書くと、大げさかもしれませんが・・・

昨年11月初旬、ブログ仲間のmatsubara様からいただいた花の苗、
今日現在の状態です。

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ルナリア。相変わらず、元気がありません (;_;)!それどころか、縁のほうから枯れ始めているような・・・?!

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ノースポール。一見持ちなおしたかに見えますが、よく見ると縁のほうから、これも枯れかかって来ている・・・?!

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クリックすると、拡大して見られます。枯れかかっているのが、解かるかと・・・。

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にもかかわらず、蕾を発見 \(^o^)/ !ガンバレ!

葉の縁や先が枯れ始めているのが気がかりですが、それでも蕾をつけてくれました。1週間前には、なかったものです。葉の先に栄養が届かなく枯れかかっても、蕾をつけ花を咲かせようとしているのでしょうか?だとしたら、これも自然の生命力でしょう!

苗が埋もれるほど雪に覆われ、ここ最近最低気温が氷点下の日が続きます。土の状態は、どうなのでしょう?土を丸ごと替えたほうがいいかナァ?

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2011年1月29日 (土)

母73才、初めての海外へ 9日目その3 『レーバークーゼンにて』

Altenberg(アルテンバーク)からは Leverkusen(レーバークーゼン)の街にある日本庭園へ。ここは世界的に有名な製薬メーカー” Mayer(マイヤー)”の工場がある街だ。このマイヤーの広大な敷地内の広場に、日本庭園がある。私はやはり昨年もここへ連れて来てもらったのだが、季節が冬であいにく閉園していて、小さな門の外からしか中を見ることができなかった。だが今回、この季節は遅くまで開いていて、見学することができた。

神社の鳥居や狛犬、銀閣寺を思わせる仏閣、池には鯉も泳いでいる。何と、本物の鶴もいた。それら一つ一つをエルマーに説明する。エルマーは鯉を見て、
「ジン!あれを捕まえて今夜食べるかい?」と冗談を言う。
「Oh, gute Idee ! Einen moment...(オォ、ナイスアイデアだ!ちょっと待っててくれ・・・)」と、冗談で鯉を捕まえるふりをする。エルマーとともに、大爆笑だ!

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日本庭園で、母とエルマー。

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日本庭園の池の前で。

また73年前に建てられた日本女性の石像もあり、ちょうど母が生まれた頃のものだった。その姿は、日本髪を結って着物を着ている。その当時の日本女性の姿なのだろうか、私はエルマーに「Japanische "Geischa Girl"...(日本の”芸者ガール”・・・)」と説明した。そして狛犬は「Japanische Löwe.(日本のライオン;獅子)」と説明した。まぁそんなようなものだから。

そして、レーバークーゼンの街の中心地にある商店街へ行く。私は Saturn(ザトゥーン)という電気屋の中のCDショップへ行きたかった。これはエルマーも十分に承知していて、それどころか私のお目当てのスターも分かってくれていた。私はそこで Yvonne(イヴォンヌ)と Nena(ネーナ)を探す。前回来た時にも買ったのだが、新しいCDやさらに良い物はないかと思って探す。

イヴォンヌは新しいCDが出ていたし、シングルも2枚見つけた。ネーナはライブバージョンも含めて2枚組のCDがわずか8ユーロ(≒¥1120)と、とても安い。前回買ったCDとダブる曲も少しだけあるが、それがすべてお気に入りの曲(だから曲名を覚えていた)。店のお勧めCDを試聴できる機械があり、そこにもこのCDがあったので、幸い試聴することができた。ネーナの曲の中で私の一番のお気に入りの曲、♪Irgendwie,irgendwo,irgendwann♪を聴いてみると、やっぱりいい!しかも、ライブだ!エルマーに「Das ist mein Lieblingslied.(これは私の大好きな曲だよ)」と話すと、彼も「これはいい曲だよ!」と言っていた。これはぜひ買いたい!躊躇することなく買うことにする。全部で30ユーロ(≒¥4050)ほどしたが、日本では手に入れにくいから、ここで買っておかないと!

そしてカフェで休憩し、CDを買って現金が少なくなってしまったので、20ユーロ引き出した。カフェでの飲み物代は、もともと私がタバコを吸いたいという理由だったし、現金も下ろしてきたばかりなので、もちろん私が支払うことにした。

そして、「筋肉痛で足が疲れている。」と言う母のために薬局へ行く。エルマーにそう話すと、「俺も一緒に行った方がいいかい?」と訊くので、せっかく一緒にいるのだし、念のために「ゴメン、一緒に来てくれるかい?」と答え、3人で薬局へ。母は湿布薬が欲しかったらしいのだが、ドイツ語で湿布って何ていうの?英語でも分からない!でも、エルマーの助けもあって、筋肉痛に効く塗り薬を買うことができた。そして家路へと就く。

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2011年1月27日 (木)

母73才、初めての海外へ 9日目その2 『アルテンバークへ』

食後、私はエルマーに
「Übrigens...Elmar. Was machen wir heute ?(ところで・・・エルマー。今日は何をするんだい?)」と尋ねると、彼は、
「Oh ! Ich weiß nicht !(エッ!知らないよ!)」と答えるじゃないか!
「Haah ! Wie bitte ?(ハァ!何だって?)」と私も苦笑いしながら、さらに、
「Oh, nein !(そりゃないよ!)」と返す。
本当は彼なりに考えているのだが・・・、まったくもう!相変わらず冗談が好きな奴だ。というか、皆は大笑いしていた。

しばらく休憩し、3時ごろからこの日はエルマーの車(アウディ・クアトロTT)で3人で出かける。アンジュラは「Ich muss hausarbeiten.(家事をしなければならない)」と言うので、一緒に出かけられなかった。エルマーの車はリヤシートのルーフが低く、大人は頭がつかえて乗れないのだが、背の低い母にはちょうどいい。エルマーも「ぴったり乗れるよ。私のママと同じだよ。」と笑っていた。

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エルマーの愛車、アウディ・クアトロTTで近隣のドライブに出かけます。

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↑ の自宅前を左へ5分ほど歩くと、このような牧場があります。(2004年撮影)

まず最初に、アンジュラの実家がある Odenthal(オーデンタル)からもう少し先へ行ったところにある Altenberg(アルテンバーク)の教会へ。私は昨年(2004年)も来たのだが、その時は内部を含めて所々、工事をしていた。が、今回はほぼ終わっていた。中へ入ろうとしたら入口に貼り紙があり、それによると16時にならないと開かないようだ。土産物屋(本や小物、おもちゃなどが売られていた)を見たり、周りを散歩したりして、開くのを待つ。アンジュラはずいぶん前、この敷地内のレストランで仕事をしていたことがあるそうだ。しかし、毎朝4時に出勤しなければならず、あまりに大変だったので辞めたのだそうだ。

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正面から見たアルテンバーク教会。奥行きもあり、とても立派です。

そうこうするうちに夕方4時になり、教会の入口が開いた。中へ入ると、ステンドグラスが見事だ。「このために工事をしていたのかな?」と思った。しかし、前回は見られなかった姿を今回見られたのはとても嬉しいし、何度も来て良かったと思う。讃美歌の演奏のためと思われるオルガンは、かなり古いもののようで、いやでもこの教会の歴史を感じざるを得ない。

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教会内のステンドグラス。素晴らしかったです。

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2011年1月25日 (火)

母73才、初めての海外へ 9日目その1 『自由気ままに』

6月17日(金)くもり
バーギッシュ・グラートバッハ

 この日はエルマーもアンジュラも、昼すぎまで仕事。我々は昨日までの旅の疲れもあり、ゆっくりと寝かせていただく。朝9時、朝食をいただき、その後もこの日は休憩に充てる。母は「昼すぎまでベッドで横になっとる」と言う。しかし、私は何となく手持ち無沙汰で11時過ぎからブラブラと散歩へ。

街の中心部 Zentrum(ツェントルム;英語なら Central)までは、歩いておよそ30分。商店街を見て周り、センターショップという名のディスカウントショップへ。ここは日用雑貨や衣料品、食品まで扱う激安店だ。以前にも来たことがあり、何か手頃なお土産はないかと探していたところ、コースター付きのテーブルマットのセット(4枚1組でわずか1ユーロ≒¥135)と、テディベアではないが小さなクマのぬいぐるみ(1.5ユーロ)があったので買うことにした。
そして帰ることにする。この日は湿度が高いのか、帰りの登り坂では、汗が出てくる。白いTシャツにベストの色が汗で染み付く。

帰宅後しばらくして、エルマーとアンジュラも仕事を終えて帰って来て、皆揃って昼食。この日は、パスタと肉が入ったグラタンとサラダ。見た感じ、カロリー高そう!

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昼食に並んだ料理。皆で分け合って、いただきます (^_^)!

そういえば、皆でそろって写真を撮っていなかった(いつも誰かがカメラマンになっていた)ので、三脚を使って撮ることにしたのだが、三脚の高さが足りない。パパが「ジン、三脚をこの上に載せるといい。」と言って、台を持ってきてくれた。その上に三脚を載せ、カメラを固定する。我々6人、皆揃ってにっこり笑って写真を撮った。

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6人全員で撮った写真は、これ1枚だけでした (;_;)!もっと撮っておくべきでした。
左手前から、私・アンジュラ・母、右手前から、エルマー・パパ(ハンス)・ママ(アンナ)。

グラタンは、すごく美味しかった。そして、ツェルの白ワインがまた、グラタンにすごく合っていた。

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2011年1月23日 (日)

雪によるダメージ?

昨年秋、あるブログ仲間の方からいただいた花の苗、順調に育っていました。が、先週日曜日、名古屋では珍しく11cmもの積雪があった日、ベランダに置いてあったプランターにも雪が!そのせいでしょうか・・・元気がありません。

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1月9日のルナリアの苗の状態です。これが・・・

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今はこのような状態です。雪の重さに、やられちゃったのかナァ・・・
(・_・?萎れかかってるような、見た目にも元気がありません (;_;)!

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こちらは、1月9日のノースポール(?)です。ところがこれも・・・

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こんな状態になっています。葉に張りがありません。

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これも1月9日の、小さなルナリアの苗。

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こちらもやっぱり・・・

萎れかかってるような、葉の色もくすんで見える・・・(;_;)
何とか元気になってくれないかなぁ・・・?いや、元気にさせなければいけない!でなければ、分けてくださった方に、申し訳が立たない・・・!

雪のダメージは、想像以上に痛かったみたいです。事前に部屋の中に入れておくべきでした。反省!

この状態から元気になる知恵をご存知の方、どうかアドバイスを!
ヨロ(゚o゚)(。_。)シク オネm(u_u)mガイ!します。

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2011年1月22日 (土)

トマトスープ煮

愚生、慕辺未行もたまには料理します。

今日、スーパーで売られていたのがこれ ↓ 。1袋たったの50円。

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レシピに基づいて、トマトスープ煮を作ります。

材料は・・・、
じゃがいも2個・・・一口サイズにカット
玉ねぎ1/2個・・・薄切り
キャベツ3枚・・・ざく切り
ベーコン・・・約100g

じゃがいもと玉ねぎは、カットした後お皿に載せラップし、レンジで5~8分温めます。そして、スープの素に水200ml加え、煮込んでいきます。ブロッコリーもレシピにはありますが、買い忘れました。

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ハイ、できあがり!

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トマトの酸味がきいて、とても美味しくできました \(^o^)/

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2011年1月20日 (木)

母73才、初めての海外へ 8日目その4 『再びエルマー宅へ』

そして駅のほうへと戻る。列車の発車時刻を考えながら、途中で雑貨屋に立ち寄ったり、ウインドーショッピングを楽しんだりして、結局は何も買わなかったけど、母にはこれも一つの異文化体験になったことと思う。

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ヴュルツブルクの街から!

ヴュルツブルク駅構内で、列車内の飲み物の買い出しをし(電話のための小銭が必要だったことが、最大の理由)、エルマーの携帯に電話をする。
「Wir sind jetzt in Würzburg. So kommen wir nach Bergisch Gladbach etwa um 6 Uhr.(私たちは今ヴュルツブルクにいます。バーギッシュ・グラートバッハへは6時ごろ着きます。)」と伝える。

ヴュルツブルクから ICE特急で Köln(ケルン)へと向かう。この列車はケルン中央駅ではなく、ライン川をバーギッシュ・グラートバッハ側に越えた最初の駅、ケルン・メッセ駅で停車する。より時間がかかるライン川沿いではなく、新しい幹線を行くので中央駅は通らないのだろうか?いや、それだったらフランクフルト国際空港からケルン中央駅間も、新しい幹線を走っていたし・・・?ヴュルツブルクから2時間15分ほどで到着。そしてSバーン(近郊列車)に乗り換え、バーギッシュ・グラートバッハへ。エルマーが駅まで迎えに来てくれることになっている。

6時半ごろ到着してエルマーと合流。私は電話で「6時ごろ」と言っていたので30分ほど待たせたのでは?と思い「ごめん、ごめん」と謝ったが、彼は「いいよ、いいよ」と笑って迎えてくれた。そして彼らの自宅へと戻る。

ノイシュヴァンシュタイン城で買ったカレンダーをお土産に渡す。アンジュラのご実家のお母さんの分も渡すと、「今度行くときに、直接渡した方がいい」と言われ、そうすることにする。

そして夕食。この日はママ(エルマーの母)がピザを焼いてくれていた。食べる前にママは母を呼び、ピザを見せて「大丈夫?食べられる?」とジェスチャーで訊ねたらしい。母は「OK!OK!」と答えたそうだ。ピザなんてほとんど食べたことがない母、「もしかしたら・・・?」と思い旅に出る前、スーパーで市販のピザを買って食べさせてみた甲斐があった。
ママの手作りピザは、マッシュルームなどが載ったとても美味しいピザだ。私自身、ママの手作りのピザをいただくのは、2回目だ。美味しいピザをいただきながら、南ドイツの旅の報告をする。エルマーは
「ケルンでちゃんと”ジャーマンレールパス”を買えたかい?」と尋ねる。
「もちろんだよ!ミュンヘン駅の案内所では”ドイツ語が上手だ”と褒められたヨ!」
アンジュラは、私たちが何を食べたかが気になったようで、
「昨日は母はスパゲティで、私はシュヴァイネハクセを食べたヨ!」と話すと、皆
「Oh ! Schweinehaxe !(エッ、シュヴァイネハクセを!)」と驚いている。
アンジュラは私が初めて訪れたときのことを思い出していた。この地方ではシュヴァイネハクセのことをアイスバインとも呼ぶのだが、その時にご馳走して頂いたのだ。1人で食べきるのは大変なのだが、今回は残さず食べきったことを話すと、皆本当に驚いていた。

その後、外でお隣に住む若いご夫婦 Anna(アンナ)と Henry(ヘンリー)と出会った。初対面の挨拶を交わす。彼らの車はシトロエン(フランス車のメーカー)のクラシックカーで、とてもカッコイイ車だ。「ウワーッ!これはいい!」と私も納得!許可を得て、写真を撮らせてもらった。彼らはこれから休暇の旅に出るらしい。

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とてもシブイ『シトロエン』のクラシックカー!

我々はこの日、これ以上の予定もなく、母がつかれているだろうから、早めに眠ることにする。

バーギッシュ・グラートバッハ、エルマーのご両親宅にて

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2011年1月18日 (火)

母73才、初めての海外へ 8日目その3 『ヴュルツブルク・レジデンツ』

入場料(1人4ユーロ)を支払い中へ入ると、真っ赤な絨毯が中央に敷かれた階段、まるで”レッドカーペット”だ。通路に飾られた大きな絵画、コンサートホールもあれば、貴賓室もある。どこもかしこも、すごい部屋ばかりだ。客間さえも、素晴らしい部屋だ。これを造らせた人物もすごいが、ここに招かれる人々も、すごい人たちばかりだったであろう。
中の写真が撮れない(撮影禁止)のは仕方がないが、本当にどこかの美術館並みの装飾と、天井に描かれた絵が素晴らしい。通路の壁にもたくさんの絵画が飾られていた。

ゆっくり見ているうちに、他のところへ行く時間がなくなってしまった。できれば、3年前に行ったマリエンベルク要塞へも行ってみたかったが、そこは下からずいぶん上らなければならないし、母が疲れるだろう。私にとって前回、中を見なかったレジデンツを見られたからいいか。

レジデンツを出た広場で、日本人旅行者に声をかけられた。私が手に持っていたガイドブックで、我々が日本人と分かったようだ。3~40代と思われる女性2人にレジデンツの入口を尋ねられ、教えてあげた。

撮影禁止のレジデンツの中の様子です。YouTube で見つけました。私自身も懐かしく見ていました。

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2011年1月16日 (日)

母73才、初めての海外へ 8日目その2 『ヴュルツブルクへ』

Steinach(シュタイナッハ)へ11:19着。わずかの乗り換え時間を利用し、喉が渇いていたのでミネラルウォーターでも買おうかと、駅構内(と言っても、田舎の小さな駅)へと行くが、そこにはKIOSKはなく、駅前にある小さな店へ。そこでミネラルウォーターを買う。店の人にそれを差し出すと「Achzig.(アハツィッヒ;80)」と言うだけ。でも、これだけで十分理解できる。私は80セント支払い、駅へ戻る。一口飲むと、冷えていてとても美味しい。母にも勧める。

やって来たローカル列車に乗り、次は Würzburg(ヴュルツブルク)へと向かう。40分ほどでヴュルツブルクに到着。約3時間ほど時間が取れる。ここでも現金50ユーロ(≒¥6700)引き出す。駅構内の出店の中に、レコード屋があった。レコードだけあって古い音楽はあっても、最近のものはない。

コインロッカー(2ユーロ)に荷物を預け、ゆっくり歩いて Residenz(レジデンツ:王宮・宮殿、君主の居住地)へ行く。私は3年前(2002年)にもここを訪れているので、迷うことなく行くことができた。ここは、ユネスコ世界遺産に登録されている宮殿だ。まず、宮殿前にあるイングリッシュガーデンへ。所々にある樅の木(だと思う?)の下には彫刻像が置かれている。花は満開とまではいかないが、バラ園はなかなかきれいだった。しかし、日本であちらこちらへと花を見るためにドライブしている我々にとっては、今一つだナァ!

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イングリッシュガーデンからのレジデンツ。

そして教会へ。この教会内も見事な装飾が施されている。そしてレジデンツ内へ。前回来た時は、中の見学はしなかったので今回は見てみることにする。が、入口がどこなのかよく分からない。ここだろうと思って、あるドアから中へ入ってみる。階段を2階3階へと上がっていくが何もない。どうやらここは、併設されている大学のようだ。ちょうどトイレへ行きたかったので、拝借する。外へ出て入口を再び探す。おかしいな?やっぱりあちらかな?と思うほうへ行くと、やっと入口を見つけた。

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教会内部の装飾。この下が・・・↓ の写真

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十字架に張り付けられたキリスト像。

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この絵も見事ですネ。マリア様やキリストかな・・・?

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2011年1月15日 (土)

母73才、初めての海外へ 8日目その1 『中世犯罪博物館へ』

6月16日(木)晴れ
Rothenburg ob der Tauber ローテンブルク11:05(RB30352) 11:19Steinach シュタイナッハ11:32(RB20012)12:15Würzburg ヴュルツブルク15:31(ICE724;特急)17:48Köln Messe/Deutz ケルン メッセ・ドイツ18:10(Sバーン11)18:27Bergisch Gladbach バーギッシュ グラートバッハ

 この日もゆっくりと8時ごろから朝食にする。他に1組お客さんがいた。朝食は、これまでに泊まったホテルとほぼ同じ。でも、ミルクやヨーグルト、フルーツは美味しかった。そしてこのホテルのチェックアウトが11時なので、オーナーに「11時ごろチェックアウトします。」と告げ、それまで荷物は部屋に置き、街を散策することにする。2時間ほど時間がとれる。

しばらく、朝のローテンブルクの街を散歩してみる。「Hallo !」「Guten morgen !(おはよう!)」と気さくに挨拶してくれる子供やご婦人もいる。あるお土産屋に等身大の大きなテディベアのぬいぐるみがあり、せっかくなのでそれと一緒に母の写真を撮る。そして私の目的地、中世犯罪博物館へ行く。ここは前回来た時に買ったローテンブルクのガイドブックを見て、「行ってみたかった!」場所で、行かなかったことを悔やんでいたのだった。

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巨大なテディベアの前で!

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ヤコブ教会の前です。

入り口前には、頭と手だけを穴から出し『晒し物』にする刑罰の道具が記念撮影用に置いてある。小学生ぐらいの子供たちがたくさんいて、記念写真を撮っていた。面白そうなので私も撮りたかったのだが、小さな子供たちの邪魔をするのは、ちょっと大人げないしためらった。で、撮るのは止めて館内へ入館することに。

中に入ると、中世の時代の刑罰に使われた道具が展示されている。恥辱のマスク、はりつけ台、手枷、足枷などなど。拷問に使われる道具まで展示されている。入り口にいた小学生ぐらいの子供たちは、社会見学なのか大勢で来ていた。展示品を見ていると引率の先生が「ほら、ここにいたら邪魔になるでしょ?」とでも生徒に言ったのか、ある子は「Entschuldigen.(ごめんなさい)」と私に言った。私は優しく微笑みながら「Bitte schön.(どういたしまして)」と、その子に答えた。その子はドイツ語で答えられたことに、少し驚いたような表情をしていた。そして先生が子供たちを隅の方に寄せて、我々が見易いようにしてくれた。おかげでじっくりと見学することができた。

『針の椅子』は、見ているだけでも残酷そうだ。ここに座らされた上に重石を載せられ・・・!他にも今の時代では考えられないような刑罰がたくさんあったようだ。たとえば飲み過ぎて暴れたりしたものは、樽に入れられて歩かされたり、下手くそ音楽師や喧嘩をした者への刑の道具などは、屈辱的な恥ずかしめだ。つくづく今の時代に生まれて良かったと思う。

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右は、針の椅子!座りたくない・・・(;_;)!

当時の学校などにも、子供たちに罰が与えられていたようだ(模型による)。三角木馬もあったようだ。小学生と思しき子供たちにとって、これを見せられるのは効果抜群なのでは?と思う。

博物館を見学し終えると、もう10時をかなり過ぎている。そろそろホテルへ戻ってチェックアウトしなければ。戻るときは、今まで歩いていない小路を選んで歩き、途中で母の写真を撮る。ホテルで支払いを済ませ、駅へ向かう。11:05発の列車にちょうど間に合った。

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ローテンブルクの小路にて。石畳も美しいですが、民家からはみ出したお花も素敵です。

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2011年1月13日 (木)

母73才、初めての海外へ 7日目その5 『ローテンブルクにてⅡ』

そして、街を囲む城壁へ上がる。城壁へは、所々に階段があり、幅は狭いが歩くことができるようになっているのだ。外敵を監視するためか、所々に穴が開いている。またここは、少し高い位置になるので、違う目線で街を眺めることができる。城壁から見る街は、どの家も可愛らしく、窓辺には花が飾ってある。大体が3~4階建てだ。

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城壁を歩きます。後ろのとんがり屋根は、旧・鍛冶屋の家。

城壁の石を見てみると、名前とその人の国、年代が彫られている石がある。日本人の名前もあった。たぶん、この城壁を修復する際に、多額の費用が必要で寄付を募り、寄付された人々の名前を記念に残したのではないか?と思う。

街のショーウィンドーも、とても可愛い。とくに、テディベアは、何とも言えない表情をしている。が、何しろ高い!どれもこれも1万円ほどはする。電動で動いたり、声が出るものは、日本円で10万円以上もする。とても手が出ない。前回来た時同様、テディベアはショーウィンドー越しに写真を撮っておくだけにする。

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ショーウインドー越しに見た、とても可愛いテディベア。これで1万円以上します。

あちらこちらと歩いているうちに銀行を見つけ、念のため20ユーロ引き出す。7時近くになり、食事にする。日本語のメニューがあるレストランもあるのだが、母はなぜかかえって嫌がり、高そうなレストランではなく、セルフサービスの店に入る。

母はスパゲティ、私は Schweinehaxe(シュヴァイネハクセ;豚のすね肉のグリル)という豚肉料理にする。だが、このシュヴァイネハクセ、かつて食べたことがあるドイツ料理の Eisbein(アイスバイン;塩漬けされた豚のすね肉のグリル)とほぼ同じなのだが、この量がすごい。スパゲティとて1人前とはいえ、母には多過ぎるほどの量だ。付け合わせのポテトの量も半端じゃない。それでも、母が食べきれない分も含めて私はすべて平らげる。

そしていったんホテルへ戻って休憩し、夜9時に合わせてマルクト広場へ。市議宴会館のからくり時計が動くからだ。それを見るために、大勢の観光客が集まって来る。日本人のツアー客もかなりいる。9時の鐘の音とともに、からくり時計の2つの扉から人形が出て来て、ワインを飲み干す姿を演じている。

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9時になり、からくり時計が動き出しました。

からくり時計を見た後、広場の前のお土産屋に時間つぶしに入ってみる。店の中は、”○○ツアー”とか”○○旅行”などのバッジをつけた日本人ツアー客がいっぱい!我々は250ml の白のフランケンワインを2本買って、ホテルで飲むことにする。ホテルにも同じワインが冷えた状態で売られていたのだが、それよりもずいぶん安かった。支払いの時「細かいお釣り(1セントや2セント)はいらない」と思って、
「Stimmt so.(ちょうどでいいです)」と言うと、店員は、
「Danke schön !(ありがとうございます)」と、笑顔で答えてくれた。私も、
「Bitte schön !(どういたしまして)」と答え、最後に、
「Auf wiedersehen. Tschüs !(さようなら、バイバイ!)」と言って店を出る。
後ろから日本語で、「あの人、ドイツ語話せるんだねぇ!」の声が聞こえてきた。

ホテルへと戻り、シャワーを浴び、寝る前に買ってきたワインを母とともに寝酒に飲んで、眠ることにする。

ローテンブルク、ホテル・シュピーツヴェークにて

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2011年1月10日 (月)

母73才、初めての海外へ 7日目その4 『ローテンブルクにてⅠ』

まず、街の中心地 Marktplatz(マルクト広場)へ。からくり時計で有名な市議宴会館の時計台があるところだ。そして1年中クリスマスの Käthe Wohlfahrt(ケーテ・ヴォールファールト)へ。見ているだけでも楽しいクリスマス用品がいっぱいだ。しかし日本人の店員がいて、突然声かけられるのには閉口してしまう。海外のお店へ来てまで日本語で声をかけられたくない。(>_<)!!

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マルクト広場と市議宴会館。

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広場前の街の様子。馬車が停まっていました。

おもちゃの博物館は、母が「お金を払ってまで見たいと思わない」ようなのでパスして、中世犯罪博物館へ行ってみた。が、この日はもう閉館間近だったので、翌日見ることにした。

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プレイラインとシュピタール門をバックに、母。さらに後方へ進むと・・・残念なことが・・・!

そしてこの街の私のお気に入りポイント、『レストラン・グロッケ』のあるプレイラインへ。ここは、この街での記念写真を撮るには絶好の場所なのだが、運が悪いことに工事中で、せっかくの景観が台無し。
「うわぁ~、せっかく来たのに・・・!」と私が言うと母も、
「これじゃあ、工事現場の写真しか撮れんなぁ!」と、写真はあきらめた。その代わりに、すぐそばにあった小さなお土産屋さんの店頭で、工事していない時のこの場所が写った大きな写真(ラミネート加工されている)を、そして同じものでノイシュヴァンシュタイン城のものも、お土産に買っていくことにする。

「Hallo !」と言ってお店の中へ。店の中にも色々なお土産があり、「何か良いものはないか?」と探していたが、結局ラミ加工された写真だけ買うことにし、支払いをすませ店を出ようとした。女性店員が、
「Danke schön.(ありがとうございました)」と言い、それに対し
「Danke auch.(こちらこそありがとう)」と答えると、その女性店員は驚いたように、
「Oh... can you speak German... ?」と英語で私に訊ねた。

”Danke auch”はドイツでは当たり前の表現だが、ガイドブックなどに載っている会話では、”Danke schön”に対して”Bitte schön(どういたしまして)”がほとんどで、”Danke auch”は、まず載っていない。市販のドイツ語旅行会話の本にも、欄外に小さく載っている程度だ。
*私が2003年度から5年間、教育TVのドイツ語会話を見た中でも、”Danke auch”を取り上げたことはほんの1回、それも軽く触れただけでした。

だからこそ私の答えに驚いたのだろう。おそらくドイツ人以外の旅行者で、この表現を使ったことが珍しかったのだと思う。”Danke auch”ではなく、”Danke !(ありがとう)”や”Bitte schön”を使ったら、たぶん驚かれはしなかったと思う。そして私は、
「Ja ! aber ich kann Deutsch nur ein bischen sprechen.(ええ、でも少しだけしかドイツ語は話せませんよ)」と、ドイツ語で答えると、
「Oh ! wunderbar !(まぁ、すごいじゃない!)」と言われ、そこからドイツ語での会話が始まった。

「Kommen Sie aus Japan ?(日本からですか?)」
「Ja !(ええ、そうですよ!)」
「...Deutschland...zum erstenmal...?(ドイツは初めて?)」
「Meine Mutter ist erstenmal aber ich...3tenmal...(母は初めてですが、私は3度目です)」
「Oh...! drittenmal...?!(エッ、3回も?!)」
 *ここからは、会話を日本語のみでお送りいたします (^_^;;!
「バーギッシュ・グラートバッハにドイツ人の友達が住んでいて、彼らに会うために来ているのですよ」
「まぁ、そうなの」
「それでドイツ語を勉強して、少し話せるようになったのです」
「ローテンブルクは、初めてですか?」
「いえ、3年前にも来ました。それで、そこで母の写真を撮ろうとしたら”工事中(←ドイツ語で何ていうか分からなくて、ジェスチャーで示した)”で撮れなかったので、それでこれ(ラミ加工の写真)を買ったのです」
「そうだったの。残念だったわねぇ!あなたがこんなにドイツ語を話せるのなら、私はお店の商品をちゃんとあなたに説明するべきだったわ!」

女性店員は、私たちが店の中で商品を見ている間、全く応対しなかったことを残念そうな表情で悔やんでいた。でもそれは、私がドイツ語を話せるなんて思わなかっただろうし、日本人旅行者はかえって声をかけられるのを嫌がることを知っていたのかもしれない。私はこのドイツ人女性の言葉を聞いて、昨夜のミュンヘンの観光案内所に続き、ドイツ語会話に、また少し自信をつけた。

その間、母は暇そうで、女性が立っているカウンター後ろの棚にあった小さな指輪を手にして見ていた。すると、女性店員は、
「その指輪、シルバーに見えるでしょ?実はガラス製なの」と教えてくれる。
「えっ、これガラス?へぇーっ、だから安いんだ!」
「そうなのよ!」と答える店員。そして母に、
「それ、シルバーに見えるけど、ガラスらしいよ」と言うと、手にして見ている母も驚いて、
「はぁ?!これガラス?」と答える。それを聞いた店員も、
「Ja ! Glas ! Glas !(そう、ガラス、ガラス!)」と母に話している。母も店員に、
「ガラス?!これ!」と日本語で話す。
ガラス、ドイツ語で”Glas” 、店員の発音は「ガラス」と聞こえる。店員と母、ドイツ語と日本語なのに、妙に会話が成り立っていて面白い。

他の指輪に比べ、ガラス製だからか値段も5ユーロと安かった。そして母に、
「欲しかったら買ってあげるよ」と言って、その指輪も買うことにした。ちょうど5ユーロ硬貨があったので、それで支払うと50セントのお釣り・・・?女性店員に、
「Das ist 5 Euro, ja ?(これ5ユーロでしょ?)」と尋ねると、
「Kein Problem !(いいですよ!)」と、喜んで1割おまけしてくれた。
「Danke schön.」
「Bitte schön.」
「Auf wiedersehen ! Tschüs !(さようなら!チュース!)」
「Tschüs !」

こうして、小さなお土産屋さんで、思いがけない楽しいひとときを過ごした。そしてその後、衣料品を扱う店で、母はアクセサリーがついたスカーフを、母自身と週一回必ず行くカラオケ喫茶の友達への土産に買った。

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2011年1月 9日 (日)

苗の成長

 昨年秋、初めてブログ仲間の方々とお会いした際、お花の苗をいただきました。

寒い季節にも順調に育っているようなので、お二人へのご報告がてら、皆様にも紹介したいと思います。

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11/28撮影。いただいてからおよそ25日後です。まだまだ小さくて、ずいぶん接近して撮りました。

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12/26撮影。上の写真からさらに1か月経ちました。プランターの幅と同じぐらいに成長しました。

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1/09撮影。つまり今日です (^_^)!上の写真からさらに2週間。また少し成長しているのが、お分かりいただけますか?

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二つのプランターを並べると、こんな感じです。

ルナリアの花の苗と他に・・・、(^_^;;アセアセ!でも、どんな花が咲くのか、とても楽しみです。春が待ち遠しい (^o^)/!

*私が主にお世話しているように書いていますが、実際にお水を上げたり世話しているのは・・・、母です (^_^;;ヘヘッ!

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2011年1月 8日 (土)

七草粥

 昨日、1月7日は『七草』でしたね。

せり、なずな
ごぎょう、はこべら
ほとけのざ
すずな、すずしろ
春の七草

五七五七七と、綺麗に歌われるので、私のようなものでも、簡単に覚えることができた『春の七草』、昨日、七草粥をいただきました。

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前の日のうちに、スーパーに寄って買っておいた『七草』

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我が家の七草粥

毎年七草粥を食べていますが、これでいつも『正月』は終わり、という気がします。なのに今年は、今日から三連休。寝正月ボケが復活しそうです (^_^;;!

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2011年1月 6日 (木)

母73才、初めての海外へ 7日目その3 『ローテンブルクへ』

アウクスブルク駅では、列車はすでに到着していた。座席は喫煙席で、すぐに空いている自由席を見つけることができた。ちょっと急いだので、ミュンヘンで買っておいたビールを飲みながら、次へと向かう。このビールがちょっと変わっていて、なんと”コーラビール”。味は、口の中ではコーラ、喉越しはビールの味がする。一度で2つの味が楽しめ、なかなかおいしい。日本でも売り出せば、流行るんじゃないかな?

途中の停車駅で、迷彩模様の戦車を積んだ貨車を見た。この戦車は一体どこへ運ばれるのだろうか?ふとタバコを吸っていたところ、少し前の方に座っているご婦人が、何か嫌な顔をしてこちらを見ている。言葉の中に「ジャポネ・・・」と聞こえたので、私に対して何か悪口を話しているような感じだ。隣のシートの方に「Ist hier Raucherplatz ja ?(ここ、喫煙席ですよね?)」と尋ねると、その方もタバコを吸っていたので、「Ja ! Kein Problem !(ええ、大丈夫ですよ!)」と答えてくれたので、安心した。それにしても、あのご婦人は何が不満だったのだろう?

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途中駅で見た貨車に積まれた戦車(列車内より撮影)。

次の乗り換え駅 Ansbach(アンスバッハ)までは1時間ちょっと。30分弱の接続で、ローカル列車で Steinach(シュタイナッハ)まで20分ほど。そして再び乗り換え、わずか5分の接続で Rothenburg o.d. Tauber(ローテンブルク)へは14:50に到着。アウクスブルクから2時間15分ほどだ。

日差しがとても暑い。以前に来た時は、街の中心部の場所が分からず、仕方なく駅前のホテルに泊まり、案内図をもらってローテンブルクの街を観光した(駅は、中心部から離れたところにある。また、以前来た時は駅の案内所が閉まっていた。)のだが、今回は街への道順を知っているので、城壁内の街の中でホテルを探すことにする。駅からは歩いても10分かかるかどうかの距離。

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宿泊したホテルの外観。ホテルというより、ガストホーフ!

街へ入り適当にホテルを訪ね、訊いてみる。ホテルというより日本で言う民宿のような感じだが、ツイン80ユーロ(≒¥11200)だった。探せばもっと安いところがあるだろうことは分かっているのだが、いかんせん暑い。あまりホテル探しに時間を費やしたくない。朝食付きで2人で1万円ちょっとならいいか。

ホテルで母は、まずシャワーを浴びる。昨日は疲れから、ミュンヘンのホテルでは少し食べただけですぐに眠ってしまったし、今日は今日でアウクスブルクで急がせてしまったので、少し汗をかいている。それに洗濯もしておかないと。それでも夕方4時ごろから、街の散策に出かけることができた。

*YouTubeで、↓ の動画を見つけました。他にもローテンブルクの街を紹介する動画は多数あります。これは4分程度と手ごろ(?)でしたので、掲載いたしました。

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2011年1月 5日 (水)

母73才、初めての海外へ 7日目その2 『アウクスブルクにて』

そして10:26発の ICE特急に乗りこむ。喫煙席はずいぶん前の方だったが、2等喫煙車に乗ると乗客はガラガラ。6人用コンパートメントを2人で占領できた。気分は最高!何しろ自分たちだけだし、タバコも吸える。しかしこの快適な特急も、わずか40分弱で乗り換えなければならない。

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ミュンヘンから乗った ICE(= Inter City Express)特急。

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6人用コンパートメントを2人でゆったり。

やがて Augsburg(アウクスブルク)に到着する。接続する列車を遅らせて1時間半ほど時間を取った。つい先ほどミュンヘンでお金を下ろしたばかりだが、もし足りなくなっても困るので、さらに20ユーロ引き出しておいた。

駅前からは3両編成のトラム(市電)が走っている。ガイドブックを見ながら歩き、ある交差点で信号待ちをしているときに今一度、ガイドブックの地図を確認していると、自転車に乗った初老の男性が英語で「Hallo ! Can I help you ?」と声をかけてきた。せっかく声かけてくれたのだから、地図を見せながら、「Hallo ! Entschuldigung ! Wir möchten zu hier gehen.(こんにちは!すみません、私たちはここへ行きたいのです)」と目的地を示しながら尋ねると、その男性は「オォ!ドイツ語が話せるのかい!」と驚きながら、地図を見て「ここは向こうじゃなくて、あっちだよ。あそこに黒い車が見えるだろう。あの道をまっすぐ行ってそして右へ行くんだ。」と丁寧に教えてくれた。その男性にお礼を言うと、彼は「友達でティーマイスター(たぶん、茶道の先生)がいるんだ」と話した。どうやら、日本人に対して親近感を持ってくれている方のようだった。

その後も地図を見ながら歩いていると、「あっ!もしかしてあれが、このウルリヒ教会じゃないか?」と母と話していると、通りかかったご婦人が「Ja !(そうよ)」とガイドブックをのぞき見しながら教えてくれた。この街では、このように親切なドイツの人に出会えたのが、とても嬉しかった。

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St.Ulrich(聖ウルリヒ)教会。

そして St.Ulrich(聖ウルリヒ)教会へ行く。入り口付近で工事をしていたが、中へ入ることができた。建物もなかなかのものだが、中の装飾がまたすごい!あまりにも素晴らしい!ドイツの城や教会の中の装飾には、目を見張らせるものがたくさんある。まるで西洋アンティークや絵画の美術館である。

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教会内部の装飾。どれも素晴らしかったです。

そして Herkules brunnen(ヘラクレスの噴水)を見て、急いで駅へと戻る。トラムに乗ってみたかったのだが、チケットの買い方がよくわからなかったし、列車に間に合わないとまずいので、歩いたほうが早そうだ。乗り遅れると、ローテンブルクへの到着が2時間違ってくるので、とにかく小さな信号なら無視してでも早足で歩く。母にはかなり辛かっただろう。何とかギリギリで次の IC特急に間に合ったようだ。


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ヘラクレスの噴水にて。聖ウルリヒ教会も見えます。

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2011年1月 4日 (火)

母73才、初めての海外へ 7日目その1 『ミュンヘンでの朝』

6月15日(水)曇りのち晴れ
Münchenミュンヘン10:26(ICE108特急)11:02Augsburgアウクスブルク12:34(IC2082特急)13:42Ansbachアンスバッハ14:10(RB20058)14:31Steinachシュタイナッハ14:36(RB30359)14:50Rothenburg o.d. Tauberローテンブルク オプ デア タウバー

 朝8時ごろから朝食にする。大都市の大きなホテルだけあって、メニューは豊富だ。ドイツのパンもあれば食パンもある。やや固めのドイツパンが苦手な母は、その食パンをトーストせずに食べる。フルーツや野菜、玉子も半熟ゆで卵とスクランブルエッグの2種類がある。ジュースもオレンジにグレープフルーツ、アップル、ミルクもある。

このような美味しい朝食を頂いていると、ふと向こう側のテーブルの女性たち、向こうむきに座っている女性の後ろ姿にドキッ!としてしまった。女性の腰のあたりが大きく開いて、ローライズのジーンズはお尻の上の方がはっきりと覗いているではないか!?いくらなんでも、ここまでは・・・?!昨夜のミュンヘン駅でも、同じような光景でTバックの下着を覗かせている女性を見かけたものだが・・・(-_-)ウーン、大胆だなぁ!

昨夜はずいぶんと雨が降ったようだが、今朝は止んでいた。この日は Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルク オプ デア タウバー)へ移動するつもりだ。ホテルをチェックアウトし、母がフュッセンで買った歯茎の薬が今一つ効かないようで、すぐそばにあった薬局へ行き、もう一度歯茎の薬を買った。

駅へ行って駅構内を見て周る。ふと、日本語で『いらっしゃいました』と書いてあるお店を見つけると、なんとお寿司屋さんだ。もし昨夜のうちに見つけていたら、母を連れて来ていたかもしれない。それにしても『いらっしゃいました』はないだろう!思わず正しい日本語を教えたくなった。

ボンボン(グミ)とジュース、ビール(コーラ入り、この頃流行りの”コーラビール”)、スポーツ紙を買う。すると現金がややさびしくなって、20ユーロ(≒¥2700)おろした。

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2011年1月 3日 (月)

母73才、初めての海外へ 番外編

 年末年始、ということもあり、ドイツの旅日記が滞ってしまいました。

ノイシュヴァンシュタイン城を訪れ、そしてミュンヘンへたどり着き、ホテルにチェックインしたところまででしたね。

年末の慌ただしさ、そしてお正月気分もこの日までにして・・・、

明日から再び、『母73才、初めての海外へ』を皆様にお届けし、楽しんでいただけたら!と思います。

ですが、その前に・・・、

こんな動画を YouTube で見つけました。
5分弱ほどの動画です。ブログで紹介できなかったノイシュヴァンシュタイン城の中、じっくりとご覧ください (^_^)!

いかがでしたでしょうか・・・(^_^)!?
ノイシュヴァンシュタイン城、そして旅日記・・・、思い出していただけたでしょうか (^_^;;?

明日は、『母73才、初めての海外へ』の『7日目』から再開いたします。ミュンヘンからアウクスブルク経由でローテンブルクへと旅していきます (^_^)!
ノイシュヴァンシュタイン城を訪れたことがある方は、ローテンブルクの街も間違いなく訪れていることと思います。ぜひ、楽しみにしてください (^o^)/!

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2011年1月 2日 (日)

今年もよろしく!

 2011年、無事、年が明けました (^o^)!

お正月、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
私は自宅でのんびりしています。← ぐうたらぁ~(笑)(^_^;;アセアセ!

ところで・・・、
嬉しいことに昨年、たくさん(?)のブログ仲間の方ができました
\(^o^)/ワーイ
(一昨年末の時点では、5人だけでした。でも今は・・・、10人ちょっとできました (^_^)!)

そこで・・・、
あらためて・・・自己紹介なんぞを・・・(^_^;;ヘヘッ!

『慕辺未行(ボヘミアン)』は、あくまでネット上でのHN(ハンドルネーム)でありまして、
本来のニックネームは『仁(ジン・ Jin ・ dsching )』といいます。
ヨロ(゚o゚)(。_。)シク
私のこのブログのURLにも、『dsching』 が出て来ていますよネ (^_^)!
そして最後の『bohemien』 。← 気付いていましたかぁ?
実はこれ、両方ともドイツ語表記です。
もし、英語表記でしたら、『http://jin.........bohemian (ドイツ語との違い、気づいてネ!)』となったことでしょう!

『仁(ジン・ Jin ・ dsching )』は、20代前半の頃、旅先の北海道で付けられました。本名とは何の関係も脈絡もありません。由来は・・・道東のある鄙びた宿で、その宿の看板を作っていた・・・つまり『彫っていた』ときのこと。ある同郷の旅人が「昔、彫り師で”左甚五郎”っていたよなぁ?!」・・・だから!です。以来、ニックネームは『仁』となりました。
*『甚』は画数が多いのと、『仁義』に通じることから『仁』を選びました。

『慕辺未行』のこの当て字は、実は『未だ行かぬ辺境を慕う・・・ボヘミアン』といった意味が込められています。20代後半の頃に、ふいに思いついた名前であり当て字です。
『行く』という漢字を『あん』と読むところがポイント!です (^_^)ニコニコ!
『行灯(あんどん)』とか『行脚(あんぎゃ)』の『行(あん)』です。
ブログ仲間としては最も長いお付き合いのhannaさんは、こちらから教える前にこの当て字を『ボヘミアン』と解読された唯一の方です。
もっとも、他の皆様には初めての際に『慕辺未行(ボヘミアン)』と書くようにしていたのですが・・・(^_^;;
でも、その頃の私にピッタリで、とても気に入っている名前なのです。

そして最後に・・・、
私の大好きな曲。まさに私のテーマソングの一つ・・・、
葛城ユキさんの ♪ボヘミアン♪ お聴きください。

若かりし頃の”サラリーマン時代”、常連のように通っていたスナックで、毎夜の如く歌っていたこの歌!とても懐かしいです!

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2011年1月 1日 (土)

初春の、

お喜びを申し上げます

『慕辺未行 古い旅日記』を御愛読しコメントしてくださっている皆様、

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします

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卯年にちなんで、ウサギさんにご登場願いました

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こちらは、少し毛色が違うウサギさんです

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これは確か・・・、ホーランドロップイヤー・・・?、とかいう名前のウサギさん

2011 元旦  慕辺未行

*午前中に予約投稿しておきました
慕辺未行から訪問してくださった皆様へ!
年賀状です

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