« ネパール再会の旅 86 『サヨナラの朝』 | トップページ | ネパール再会の旅 88 『帰国』 (最終回) »

2010年9月17日 (金)

ネパール再会の旅 87 『日本へ』

思えば今回の旅は、再会の連続であり、そして別れはいつも辛い。あまりにもそれが多過ぎた今回の旅。3本のカタと1本のレイ。3度目のネパールで、みんなが別れを惜しみ、幸運を祈ってくれた。ありがとう!さようなら!ネパール!

11時に空港にチェック・イン。シンガポール航空SQ413便。シートは33A、シンガポール~名古屋のSQ982便のシートも34A、両方とも窓側である。しばらく送迎プレイスで時間をつぶし、出国手続きを済ませる。そういえば、パノラマ写真用に持って来ていた『写るんです』をザックに入れたままX-Rayに通してしまった!もしかしたら、全部パァーになってしまったかも・・・?もし、そうなっていたとしても仕方がない。今さらジタバタしても、あとの祭りだ。

Img274

カトマンドゥ・トリブバン国際空港前の様子。

Img275

空港ターミナルビル。

午後1時、搭乗開始。とうとう帰国してしまうのだ。4月10日に入国して以来、54日。数多くの喜び、思い出とともに、俺はやはり俺の母国へ帰らねばならないのだ。俺が日本人である以上・・・。「ダンニャバード!ペリ ベトゥンラ!メロ サーティ ネパール!」

Img278

シンガポール航空機へ搭乗します。

1時30分、SQ413便は、ダッカ(バングラデシュ)、シンガポールへと向かって離陸し始めた。これで本当にお別れである。次、いつ来られるか分からない。でも、いつか必ず、あなたたちの笑顔に会いに来ます。

シンガポールへは、現地時間の夜10時10分に到着した。結局、シンガポールの街へは立ち寄らず、乗り換えのみ。空港に降り立った直後に、大阪へ帰るという子連れのご夫婦に声をかけられた。彼らの搭乗券のうちの1枚に、俺の名前が書かれているではないか!?俺の搭乗券は・・・、間違いなく、俺の名前が書かれている。どうやら、カトマンドゥでのミスらしい。ここから乗る飛行機が違うので、協力して空港のカウンターへ出向いて、間違いを指摘し、彼らのチケットを再発行してもらうよう手続きをとった。

そしてその後、空港内をあちこち見て回るが、日本人が多過ぎて・・・。しかも日本語で買い物をしているその姿にうんざり。ここはまだシンガポールなんだぞ!外国なんだぞ!失礼じゃないか!いくら店員たちが、少々日本語が話せたとしても・・・。俺も、初めこそ何か買おうかと思っていたのだが、日本語で声かけられると、興醒めしてしまう。もちろん店員は親切心からなのだろうが・・・。結局、何も買わずじまい。最後の旅のテイク・オフまで、あと1時間半だ。

シンガポール、チャンギ国際空港にて

|

« ネパール再会の旅 86 『サヨナラの朝』 | トップページ | ネパール再会の旅 88 『帰国』 (最終回) »

コメント

だって少しでも売り上げをあげるために一生懸命日本語をおぼえたんですもの。今日本のデパートや土産物屋では必死で中国語の勉強をしているでしょう。90パーセントの人はわずかなお休みを利用して、短い旅とお土産を買うのを楽しみに来ているんですもの。日本語が通じることはありがたいのですよ。だからこそ、私たちも、駅や観光地でボランティアの通訳をしたのですから。
その国の言葉を覚え、その国の生活を知るところまで行くのが本当の旅かも知れませんね。でも、そんな余裕はほとんどの人はないんです。それでも、「行ってきた」という満足感を持ちたい、ちっぽけな夢です。
私は英語が少しは通じますけれど、そして、そのことで、他の方よりは現地の人と親しくなれることは嬉しいのですが、他の人の気持ちもわかります。それから一生懸命日本語を学んで商売に生かそうとする現地の人の気持ちもわかるような気がします。


hannaさんへ

たしかにおっしゃる通りのことと思います。あの頃はまだ、『若気の至り』というか、妙に突っ張った考え方の自分だったと思います。ただ、それでもやはり、勝手に『日本人』と決めつけられて日本語で声かけられるのは、少し不快な感じもしました。もし私が韓国人や中国人だったら、日本語で声かけられるのは、どうなんだろう?と。
最近は、街のあちこちで中国語やハングルの案内を見かけるようになりました。また、増え続ける中国人旅行者のために、中国語を話せるスタッフを置いている店もあるそうですね。
日本語を学んで商売に生かされる人々も、たしかにいます。しかし純粋な気持ちならば良いのですが、中にはそうでない方もいるので、私はどちらかと言えば、より警戒します。空港内の免税店は、別ですヨ (^_^)!

投稿: hanna | 2010年9月18日 (土) 00時22分

私たちは香港経由でネパールに行きました。
行きも帰りも香港では乗り換えだけで
市内には行きませんでした。
時間もなくて・・・
たとえあったとしても友人と空港でしゃべっていた
でしょうね。
頭の中はネパールのことだけでしたので・・・


matsubaraさんへ

香港経由は、距離的には最短ルートになるかもしれませんね。やはり乗り換えだけで、街へ出るほどの時間はなかったのでしょうか?!
行くときは、「ネパールってどんな国なんだろう?」と思いながら、帰りは色々な体験や思い出を振り返っていたのでしょうか?

投稿: matsubara | 2010年9月18日 (土) 09時42分

身体離れても心の中はネバールのみならず、数々の国のことを思い出しながら酒を煽るというのも良いでしょう。

う~ん、なんとなくクサイ台詞(ぷっ)

テイクオフの瞬間は、まさに「いつかまた」と思われたのですよね。

シンガポールの日本人は仕方ないですが、片言でも異国の言葉を話し、文化を学んで貰いたいと思います。


青龍○段さんへ

数々の国、と言っても私はネパールと、他はドイツにスイス、フィンランドぐらいかな?インドはカルカッタとダージリンだけだし、タイはバンコクだけですから、『行った』と言えるほどでもないので(笑)。おっと、カルカッタは今はコルカタと云うのでした。
最後の最後まで海外気分を味わいたい自分には、日本語ラッシュはやはり興醒め(?)です。もっとも、シンガポールに限らず、世界の有名観光地へ行けば、『○○ツアー』などと書かれたバッジをつけた団体さんに必ず遭遇しますし、そうすると嫌でも日本語が聞こえてきます。仕方がないですよね。単なる私の我がまま、エゴかもしれません。

投稿: 青龍○段 | 2010年9月18日 (土) 10時13分

シンガポールのチャンギ空港にはトランスファーで3時間くらい
ウロウロしたことがあります。
オーストラリアのパースに行ったときだったと思いますが
そのとき以外に滞在したことがあるのかどうか・・
覚えていないなあ。
Orchid Gardenと掲示してある蘭の庭園がありましたが
Gardenと言えるほどの規模では無かったような気がします。
日本語で接客していましたか、それも覚えていません。
このときはシンガポール航空を使ったのですが
評判どおりのサービスでしたね。
当時のシンガポール航空は顧客満足度第一位でした。
美人アテンダントですしね。

20年ほど前のことですが
出張でアメリカに行ったとき
シカゴのオヘア空港だったかな、
日本人の若い女性が買い物で支払いの時に
手のひらにたくさんの紙幣やコインを載せて
さあ、どうぞとばかり店員に差し出していました。
そこから取ってくれということらしく、
見ていてこちらが恥ずかしくなりました。

メキシコのティファナで街を歩いていると
日本人と察した露天商が「シャチョウ、ドウ?」なんて声をかけてきましたよ。


Saas-Feeの風さんへ

蘭の庭園らしきもの、確かありました (^_^)!往路で写真を撮ったはずです。さすが、シンガポール!と思ったものですが、規模はおっしゃる通り、小さかったような記憶です。
私もこの時は、シンガポール航空の評判を聞き、一度利用してみたいという思いから、バンコク経由よりも大回りのシンガポール経由にしました。あの頃は、航空業界No1のサービスと云われていましたネ!今もそうなのでしょうか?
シカゴの空港での方は、確かに同じ日本人として、恥ずかしくなるかも?!その国のお札やコインが、どれがどれなのか分からない、のなら仕方がありませんが・・・。たくさんとられても、文句は言えないですネ!
「ヘイ、シャチョウサン!」「トモダチ!」と言っていきなり近づいてくる現地の人には、私は警戒します(笑)!

投稿: Saas-Feeの風 | 2010年9月18日 (土) 19時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ネパール再会の旅 86 『サヨナラの朝』 | トップページ | ネパール再会の旅 88 『帰国』 (最終回) »