« 廃線後の終着駅、旧・名鉄谷汲線谷汲駅 | トップページ | ネパール再会の旅 51 『パブラム、アルジュンとも再会』 »

2010年7月 6日 (火)

ネパール再会の旅 50 『西遊旅行社にて』

5月8日(日)晴れのち曇り夜雷雨
カトマンドゥ

 9時起床。シャワーは水が出ず、昨日あまり汗をかいていないことだし、まぁいいか。10時、写真の焼き増しを頼んでおき、次のトレッキングの目的地であるブプサの地理を尋ねに、あちこちのエージェントをまわる。しかし、どこで訊いても詳しいことは分からず、最後の砦に日本語の通じる『西遊旅行社』へと向かう。
*かつてエヴェレスト街道トレッキング中に出会ったヤンジーが、カリコーラ村からブプサという村に引っ越したようで、彼女にもう一度会いたいのでブプサの場所を聞いてまわっていたのです。

『西遊旅行社』で事情を説明し、場所を尋ねてみると、スタッフはたまたまオフィスでトレッキングツアーの準備をしていたガイドたちに訊いてくれた。すると、どうやら彼らは知っていたようで、「カリコーラから急な坂を登って行って、お寺のあるところがブプサです。」と教えてくれた。そして「ルクラ バーター ブプサ サンマ カティ ガンタ ラグツァ ?(ルクラからブプサまで何時間かかりますか?)」と直接彼らに尋ねると、「サート ガンタ アート ガンタ (7~8時間)」と教えてくれた。俺が「ルクラからその日のうちに行けるかな?」と言うと、日本語が堪能なスタッフは「以前ジリからカラ・パタールまで歩いたというあなたなら、大丈夫でしょう。その日の朝、カトマンドゥを出て夕方には着けるでしょう。」と、俺の不安を吹き飛ばすかのように、あっさりと答えた。

彼はさらに「あなたは前にもここへ来たことがありますよネ?」と尋ねた。俺は、
「エェ、ありますよ!」と答えると、
「やっぱり!あなたがここへ入って来たときに、すぐに分かりました!」と、笑顔で話してくれた。俺は決して『西遊旅行社』を利用して来ているわけではない、にもかかわらず『日本語が話せるスタッフがいる』ということだけで、図々しくもここへ相談に訪れているだけ。前回もそうだった。そんな俺を、2年前に来たことを覚えていてくれた上に、快く迎えてこちらの話を聞いてくれた。「いいですヨ!どうせ暇ですから!」と言いながら。

そして、時間と体次第だが、もしランタン・トレッキングへ行くとしたら、そちらはトレッカーも少ないし、初めて行くコースなので「一人で大丈夫でしょうか?ガイドを雇った方がいいですか?」(これは、相談のお礼に、もしガイドが必要なら、ここで手配してもらうつもりでいた)と尋ねると、彼は笑いながら「あなたは前にもネパールへ来たことがあるし、ネパール語もできますから必要ないでしょう!もったいないですよ。もし雇うのならポーターを雇ったほうがいいです。現地まで行けばすぐに見つかります。道も良く知っていますから、ガイドの役目もしてくれるでしょう。」とアドバイスしてくれた。
うーん、商売気がない、というか日本なら「よろしければ手配しますよ」と答えるところだろうが・・・。
*ガイドとポーターでは、支払う賃金が大きく違います。ガイドの場合1日数ドル($(8~10)に加え、彼らの宿泊費・食事代も雇う側が持たなければならない。ポーターは、1日2~300ルピー($5~6)のみで、彼らの宿泊費も食事代も支払う必要はない。

2年前に出会ったヤンジーには当然会いたいし、まだ見ぬランタンへも行ってみたい。ビザはとりあえず3週間延長しておこう。

他にも色々な情報を『西遊旅行社』から提供してもらった。例えば、本格的にネパール語を習いたいのなら留学して1~2年のコースどちらかを選び、授業料は年間$500。生活費は、部屋代が1ヵ月3~5000ルピー、計$200ぐらいかかるそうだ。この後帰国したら、しばらく働いて再びネパールへ来ようか?アランさんのようにネパールに住んでみようか?

|

« 廃線後の終着駅、旧・名鉄谷汲線谷汲駅 | トップページ | ネパール再会の旅 51 『パブラム、アルジュンとも再会』 »

コメント

昨夜は眠くて11時半には眠ってしまいました。
それにしても、ずいぶんネパールに入れこんじゃいましたね。もっとも、日本だったら、「よろしければ、手配します」 と答えるというのは多分間違っていますよ。もしそう言っても「どうしてもご必要なら」というでしょう。日本人ほど、商売っ気がないのは珍しいといわれていますから。
ホームステイの人たちがびっくりしていますよ。「何も高い方を買うことない」とか、「こちらの方が安くて、中身は違わない」とか言ってしまうお店の人ってあり得ないといって、びっくりされますよ。
だけどそれって土地によって違うのかしら?
それにしても、親切な方はどこにでもいるものですね。


hannaさんへ

その頃、ネパールの子どもたちを見て自分たちの子供のころを思い出したりもしました。どこか懐かしさを感じるのです。たしかに日本人も商売っ気がないですネ!でもこの時は何となくそんな答えを想像していたのですヨ (^_^)!ネパールの人々にとっては『日本人=お金持ち』のイメージが少しはあると思いますから!ネパールのみならず、どの国へ行ってもけっこうボラれたりしているようですしネ!
でもここのスタッフの方は、本当に親切でした。彼曰く「暇ですから」もあるでしょうが、せっかく覚えた日本語、その言葉で会話することも楽しかったのかもしれません。彼について最も感心したのは、こちらが話すこともすべて理解できること、でした。これって、スゴイ!と思いませんか?

投稿: hanna | 2010年7月 7日 (水) 04時47分

おはようございます~♪
 「つれづれ日記」と違って、どの記事も詳しくて
御一緒させて戴いているようです。
ネパールは未知の世界ですが
毎日少しずつ拝見していますと
知識も増えるような気がします
 ネパールを身近に感じられますね
ボヘミアンさんのネパールに対する思いが
伝わってくるようです( ^^) _U~~
 私は少し身体がイマイチで外国へは行けませんが
こちらで愉しませて頂きますね
無料で・・・(^_-)-☆


コスモスさんへ

このブログを書き始めた頃や、別サイトで『エヴェレスト街道を行く』だけ掲載した時も、皆様から同じような感想をいただいた覚えがあります。『タダで海外旅行させていただいています』『読みながら自分も疑似体験させていただいています』等々。記事を読み、写真を見てイメージを膨らませながら楽しんでいただけると、とても嬉しく思います。
ネパールは、どちらかと言えばマイナーな国。ニュースや新聞で取り上げられることも少ないのですが、エヴェレストという素晴らしい自然の財産があります。私のブログで、少しでも関心を持っていただけたのなら、それこそ光栄に思います。

投稿: コスモス | 2010年7月14日 (水) 09時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 廃線後の終着駅、旧・名鉄谷汲線谷汲駅 | トップページ | ネパール再会の旅 51 『パブラム、アルジュンとも再会』 »