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2010年5月12日 (水)

ネパール再会の旅 25 『カグベニでのんびり』

4月18日(月)晴れ
カグベニ

 午前6時半起床。しかし夜中、隣室から聞こえてきた歌かお祈りだかわからないが、一体何だったんだろう。あまりにうるさくて、目が覚めてしまったではないか。その正体の主が誰だか分らなかったが、とにかく参った。

オートポリジで朝食とする。それにしても、ネパールの女性はよく働く。朝一番での床の雑巾がけ。寒い中、冷たかろうに。本当に働き者だ。朝食が終わり、陽が昇ると暖かくなってくる。

今日もここに滞在する。実は昨日、ジェンテンの姉・ラクパに「明日はどうするの?」と聞かれ、「どうしようかなぁ?もう1日いてもいいし、まだ村の中を見てまわっていないしネ」と言ったら、「あなたは良いお友達なんだから、遠慮なくもう1日泊まっていきなさいよ。そうしなきゃダメよ!」と言われていたのだ。だから今日は1日、のんびりゆったり過ごすつもりだ。

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ジェンテンの姉、ラクパ。美人さんでしょ!?ロッジのキッチンにて。

まず初めに、シュラフを屋上の日当たりの良いところに干す。南京虫(?)などに喰われた原因は、今までの経験から、まず間違いなくシュラフにあると確信しているからだ。干しておけば殺菌されるので、昼過ぎぐらいまでそうしておく。

そして村の中を散歩する。土壁の民家、今にも朽ち果てそうな3~4階建ての住居。もしかしたら、かつては大変な繁栄があって、その頃の城ではないかと思う。まるで要塞のようであり、この雰囲気が中世ヨーロッパを思わせるのだ。南の河原の方へ行くと、多くの巡礼者たちが野営をしていたようだ。川で水浴びする者もいれば、洗濯をする者、食事の後片付けをする者と、様々である。

河原に下りてアンモナイトを探す。海が近くにあるわけでもないのに、アンモナイトがあるのは不思議なことだが、それは太古の昔、この辺りが海で、やがてインド大陸がこの地に流れ着き、アジア大陸のプレートの下にもぐりこみ、この地が隆起したという説がある。たぶんその通りであり、その証拠に化石となったアンモナイトがあり、巨大なヒマラヤ山脈が形成されたのであろう。1時間ほど探してみたが、結局見つけることはできず、谷間から風が強く吹いてきたので、ロッジに戻ることにする。

*この2年前に訪れたときに撮ったカグベニ村の写真、あらためて掲載します。

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村の入り口にあるカンニ(仏塔門)。中には先日『カグベニへ』で紹介した仏画や曼荼羅が描かれています。

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キャンプサイト付近で。

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村は城塞のようになっています。

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城塞の中へ行くと、こんな感じです。

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そして・・・、ニュー・アンナプルナロッジです。

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コメント

多分100年前の日本の庶民の女の人は、朝早くから起きて働いていたのでしょう。今だってそういう女性はいるかもしれませんが…?でも、今は火をおこす必要もなし、何もかもが簡単にできてしまうので、ついつい怠け者になってしまったようです。もう少し原始的な生活に戻れといわれても、一度手に入れた文明を手放すことはできませんしねえ。


hannaさんへ

きっとそうでしたでしょうね。現代の日本は何もかも便利になり過ぎたところがありますから!私も当時、彼女たちの姿や生活を見て、『私が知らない昔の日本』を見た思いがしました。釜戸があったり、掘りごたつがあったり・・・。電気は通っていても電化製品は・・・、何もありませんでした。一度、便利さを手に入れるとどうしてもそれに頼りがちになってしまいます。もし、とてつもなく大きな天変地異が起こって、それらすべてがストップしたら、そして復旧不可能になったとしたら、どうなるのでしょうね?

投稿: hanna | 2010年5月12日 (水) 23時32分

電線がたら~んとなっているのが、お国事情でしょうかね~
キャンプサイトには水とトイレはあるのですかね!?
昨日今日も寒いのでお出かけできず、暖かくなればキャンプしたたいと思っているのですがなかなか・・・


青龍○段さんへ

だら~んとした電線、昔の日本もこんな感じじゃなかったかナァ!子供のころは、そうだったような気がします。
『ネパール・トレッキングツアー』を企画する旅行会社がありますが、ほとんどはキャンプ地でキャンプしながらの旅のようです。もっとも、テントを張ったり食事の準備などはすべて現地のスタッフたちが行い、まさに『至れり尽くせり』の大名旅行。カグベニまでツアーで来るかどうかは分かりませんが、ツアーが利用するキャンプ地は、トイレはたぶんあると思います。水は、村にもよると思います。ネパールですから、日本と同じ便利さを求めるのは無理かと・・・(^_^;; !今は、どうなんだろ?

投稿: 青龍○段 | 2010年5月13日 (木) 18時35分

城砦のような・・中国・シンセンの村で見かけた壁ににています。
(もう10年以上前のことなので、現在の状況は違っているかもわかりませんが)
地震があったらたちまち崩壊するんじゃないかと思ったものでした。
昨日の返事ですが、人間ドックで要精検と判定された項目があって
詳しく調べるための検査入院をしたということです。
幸い、検査結果に異常が認められなかったのですよ。
好かった、好かった・・で、祝杯をあげた・・これが好くないのですけどね(笑)


Saas-Feeの風さんへ

この地を初めて訪れたのが1984年秋でした。その時はポカラからアンナプルナ・ベースキャンプ(3996m)へ、それからムクチナートへと向かいました。そしてこのカグベニへ来て、他のどの村とも違う雰囲気、イメージとしては中世ヨーロッパのようなものを感じました。平和な世になったものの、かつては争いに巻き込まれたこともあるそうです。

人間ドックや健康診断で『要精検』とあると、ドキッとしますよね。でもそれで、気がつかなかったことに気付き、早期治療につながるのですから!いずれにしても、何事もなくてよかったですネ (^_^)!これからもますますお元気に活躍してください。

投稿: Saas-Feeの風 | 2010年5月13日 (木) 20時40分

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