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2010年5月 9日 (日)

ネパール再会の旅 23 『三たび ”異邦人の道” を歩く』

4月17日(日)晴れ夕方より雨
カグベニ8:15(徒歩)12:00ムクチナート13:30(徒歩)16:20カグベニ

 午前7時起床。トレッキング中にしては遅い起床だ。オートポリジ(麦粥)とミルクコーヒーで朝食にする。7時半、スサニさんとツレ君が、この日の目的地のマルファへと出発する。別れ際にジェンテンからカタ(幸運の意味をこめた白い布)をいただいて感激していた。俺も「良い旅を」と言って、2人を見送る。

8時15分、体調は良好で、ムクチナートへの日帰りの旅に出る。村を出ると、畑の間の道を行き、すぐに登りになる。カグベニの村が少しずつ眼下に見えてくる。天気は、やや雲が出ているが青空の下、1時間以上かけて登ると、エクレバッティ―から来る道に合流する。

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カグベニから見たニルギリ北峰(7061m)。

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カグベニ~ジャルコット間から見た景色。かつては村があったそうだ。

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カグベニ村を望む。向こうは、ムスタン・ローマンタン方面へと続いている。

10年前、初めてネパールへ来た時、「ここだ!この荒涼たる風景。シルクロードを思わせるこの道こそ、日本出発前に思い描いていたところだ!」と感激し、『異邦人の道』と名づけたのを、今でもはっきりと覚えている。まさかこの道を、再びどころか三たび歩くことができるとは、その時には考えもしなかった。一生、二度と来られないと思っていた。この道を今後歩くチャンスはあるのだろうか。全くわからない。できることなら、何度でも訪れたい。何度来ても、新鮮な感動を与えてくれるから。

キバンまで2時間かかり、ティータイムとし、ジャルコットへは11時に到着。ムクチナートへは、もうすぐそこだが、ここからはキツイ登りが待っている。ゆっくり歩を進め、12時ちょうどにムクチナートへ。

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’84年、’92年に続き3度目の『異邦人の道』。前方にジャルコット、ムクチナートの村が小さく見えています。さらには’92年に越えた標高5416mのトロン峠も見えます。

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ジャルコットの村。

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コメント

カクベニはこうして見ると緑多いですね。異邦人の道は自然が人を拒んでいるような。これ以上開発されないままの方がいいのでしょうね。でも、住む人の身になれば。こうした矛盾を抱えながら観光地は変っていくのでしょうか。


hannaさんへ

あの緑は、小麦だと思います。何しろ標高2800mほどにある村ですから、他に作物はなかなか育ちません。近年、飛行場があるジョモソムの村で、新潟出身の日本人の方が稲作に成功され、今も現地で指導しているそうです。もしかしたら、このカグベニでも米を作ることができるかもしれません。
あの『異邦人の道』は、このまま変わらないような気がします。カリガンダキ川の下流の方では、道路建設も進んでいるらしいのですが、それがこの地に及ぶのは、まだまだ時間がかかるというか、地形からしても難しいでしょう。それにこの道は、歩くからこそ感動があるような道だと思うのです。現地の人々は、馬が車代わりですから、私個人の意見としては、今の暮らしのままでいてほしいです。開発が進めば、逆に魅力を失うのでは?と思います。

投稿: hanna | 2010年5月 9日 (日) 22時47分

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