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2010年5月10日 (月)

ネパール再会の旅 24 『聖地・ムクチナート』

ムクチナート。ここは、ヒンズー教とラマ教の聖地で、巡礼者が多くやって来るところだ。信心深い人々にとっては、「一生に一度はムクチナートへ巡礼に行くことが夢だ」とも云われている。俺は聖地にあるお寺をまわる前に、腹ごしらえをすることにした。2年前に、この先にあるトロン峠(5416m)より、腹痛に耐えながら下りて来て、たどり着いたラリグラス・ロッジへ行き、ララ・ヌードルスープを注文する。2年前ここへ泊まったことを話すと、とても喜んでくれたが、今回はこのままカグベニへ帰ると言うと、残念がっていた。しかし、紅茶を1杯サービスしてくれた。そしてポカラへ下る途中、ムクチナートへ向かうトレッカーに会ったら宣伝してほしいと、名刺を1枚渡された。

40分ほど休憩し、聖地を巡礼する。が、ここは標高3800mを越える高さ。聖地への登り道も険しく、かなりきつい。そのせいか、所々ベンチが置かれている。なかなかの気配りだ。境内に入り、まず本殿へ。本殿は三重塔になっており、入り口には国王夫妻の写真が飾られている。本殿を取り囲むように108つのダラ(蛇口)から聖水が流れている。そしてゾラマイ・ゴンパからマニ車がたくさんつけられたメンダンの脇をマニ車(経文が入った筒車;1回まわすとお経を1回唱えたことと同じ功徳が得られる)を回しながら通り、巡礼を終え麓へと下っていく。

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本殿の三重塔。左側にある入り口上に当時の国王夫妻の写真が飾られています。

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聖水が流れ落ちる108つのダラ。木々の間にはためくのは、タルチョーと呼ばれる無事や安全を祈る旗です。色は白・青・赤・緑・黄色の五色です。それぞれの色には、空や雲など意味があります。

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ムクチナートの丘。チョルテン(仏塔)がたくさんあります。まさに『仏の世界』です。

1時半にムクチナートを出発し、来た道を戻っていく。途中、馬引きに「カグベニまで乗って行かないか」と誘われたが、料金が200ルピーと高いので、予定通り歩いて帰ることにする。雲が多く絶好の天気とは言えないが、聖地巡礼をして気分良く歩く。しかし、ここ最近の運動不足か徐々にペースが落ち、カグベニに着いた時には、足は筋肉痛でヘトヘト。

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ムクチナート~カグベニ間で。

4時20分にニュー・アンナプルナロッジへ。「あぁ疲れた。ホントに疲れた。」と言いながらキッチンへ。それを聞いたジェンテンがすぐさまビスケットとレモンティーを出してくれた。心優しい気配りだナァ、ホッとする。部屋で少し横になり、夕食はララ・ヌードルスープとフライドポテトにするが、量が多過ぎて食べきれず、半分ほど残してしまった。

食後は他の宿泊客と話がしたかったのだが、やや頭痛を感じ、足を見ると南京虫(?)に喰われた跡があちこちにできていて、とてもかゆい。頭痛薬を飲み、足にはかゆみ止めのスクラブクリームを塗って、8時には眠ることにした。

カグベニ、ニュー・アンナプルナロッジにて

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コメント

旗というよりハンカチみたいですね。万国旗みたいな飾り方、面白いですね。
南京虫終戦直後は日本にもいたような。虱、南京虫のためにDDTを振りかけられましたっけ。食われたことはないけれど、蚤はいっぱいいて痒かったですね。いつの間にあの虫たちは消えたんでしょうね。


hannaさんへ

タルチョーは縦30cm横25cmぐらいの旗です。大きさとしては、旗と言うよりハンカチに近いですネ!それぞれの色に意味(空とか雲など)があるのですが、思い出せません (^_^;;!
あちらでは、布団(マット)を干す習慣があるのかないのか知らないのですが、やはり多少は湿っていました。ですから常に、その上にシュラフを敷いて寝ていました。それでも縫い目から入り込んできたりすることもあります。天気が良くて目的地に早く到着した日は、シュラフを干すことが日課になっていました。日本では、これらの虫は絶滅したのでしょうか・・・?ネパールのトレッキングで、最も嫌な虫は、何と言っても雨季に発生するヒルでしょう。幸い、ヒルに遭遇したことはありません (^_^)!

投稿: hanna | 2010年5月10日 (月) 23時33分

おはようございます。
いくつかの旅日記、以前にもお伝えしたようにこのままではもったいない。一度「日本文学館」のサイトをご覧下さい。「旅行記コンテスト」を募集しています、ブログの内容を載せるのも可なのがよいです。私も過去記事を見直し、応募する予定です。
軽い気持ちで応募されてはどうですか?


青龍○段さんへ

う~ん・・・(-_-) 、内容が自己満足なだけのものですし、それにもう10数年前の話ですからネェ・・・。旅先で日々書き綴った旅日記を帰国後、ワープロでまとめアルバムと共に保存していただけなのがもったいなくて、写真と共にブログで紹介するとともに、あらためて自分自身を振り返っているにすぎないものですから。でもせっかくのご進言ですので、一度そのサイトを覗いてみて検討してみます。

投稿: 青龍○段 | 2010年5月12日 (水) 09時22分

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