ポカラへ到着して
5月6日(水)
ポカラ
アンナプルナ周遊トレッキングを午後2時過ぎ、ポカラ到着で無事終えた。体に多少の疲れはあるものの、何とかここまでたどり着いた。トレッキング中に、ラジ(アメリカ人グループのガイド)から教えてもらったホテル・ガーデンに泊まる。
到着後は、コーヒーで一服、そしてシャワー、洗濯。4時半ごろ、お決まりのように、夕立だ。5月に入って毎日である。ミルクティーを飲みながらトレッキングの総括をし、その後は夕食を食べに行くつもりだ。
このホテルのレセプション(フロント係)の男の子もゴビンダ君。なぜか多いこの名前。いつ、カトマンドゥに戻るか決めていないが、明後日の8日または9日には帰るつもりだ。飛行機にするかバスにするかは、まだ未定。体調次第である。
夕食は、やはりラジに教えてもらっていた『アニール・モモ・レストラン』へ。ここは日本食もできるというネパール料理店。スペシャル・オムライスとすき焼きを注文してみる。どんなものか楽しみである。
実際に食べてみて、なんと驚き!!ものすごく、ウマイ!!オムライスはケチャップで炒め、すき焼きは醤油と砂糖で味付け、生卵もついている。何ともデリシャス!まさか、オムライスが食べられようとは?!まして、すき焼きまで!!頑張って歩いたからな―!これぐらいのご褒美、いいよな―!2~3日ポカラで滞在予定だが、ここへは毎日のように通いそうだ。
夜は、友人たちに絵葉書を書き、本を1冊買い、ククリラム(ラム酒)とチーズボール(スナック菓子)で過ごす。
ククリラムを飲みながら、くつろいでいます。髪はもちろん、髭もずい分伸びていました。
ポカラ、ホテルガーデンにて
*この記事からカテゴリーを『1992 ネパールから帰国へ』とさせていただきます。
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コメント
オムライスとすき焼きという取り合わせはすごいですね。もちろん美味しければいいのですが。でも、オムライスって元はどこのお料理?たぶんオムレット見たいな発音で、フランスかしら?
とりあえず美味しいものに出会ったときは幸せですね。ご無事で何よりです。
hannaさんへ
この店のメニューを見て、食べたいものばかりが並んでいて、すき焼きとライスではなくオムライスにしたわけです。オムライスが日本食なのかどうか別にして、ずっと食べてなかったから、食べたくなったのだと思います。本当に美味しかったですし、すき焼きなんて涙が出るほど嬉しかったですヨ (^_^)!山から下りてきていきなりのご馳走、頑張ってここまで歩いた甲斐がありました。料金も、カトマンドゥの高級日本料理店に比べれば、かなり良心的でした。
投稿: hanna | 2010年2月 2日 (火) 23時52分
スキヤキもオムライスも店のメニューに<普通に>入っているのですか。
それとも特注で・・?
日本でスキヤキというと高級松坂牛の店を考えてしまうのですが
あちらではどんなギューだったのでしょうね。
そう云えば、家でもスキヤキをしなくなったなあ・・。
Saas-Feeの風さんへ
ハイ!特注ではなく、普通にメニューにありました (^_^)!肉はたぶんバフ(水牛)の肉だと思います。ネパールでは牛は「神聖な動物」ですので、ネパール人は牛肉を決して食べません。牛を殺すこともご法度ですから!でも、パフやヤクはいいみたいです。
松阪牛、もうずいぶん長い間、食べていないです。数年、いや10年に一回食べられるかどうかですよ (^_^;;!
投稿: Saas-Feeの風 | 2010年2月 3日 (水) 23時24分
こんばんは~ そのメニューは 名称はなんと書いてあったのですか~ SUKIYAKIと書いてあったのでなく、説明でわかったのですか~ ^&^
牛はダメだけど バフやヤクならいい、という抜け道がちゃんとあって うまく出来てますね。
オムレットはフランス語ですが、オムライスは日本食ですね、多分。 懐かしくて美味しかったでしょう!
bellaさんへ
定かではありませんが、確か『日本語』で書かれていたと思います。この店のご主人は当時、日本語はできませんでしたが、すぐ近くにかつて、ネパール人女性と結婚した日本人の方が、ゲストハウスを経営していました。その方か、もしくは他の日本人から教えていただいたのではないかな?と思います。
そういえば、日本へ留学していたネパール人の友達に、「日本へ来ても、やっぱり牛肉は食べないの?」と尋ねたら、彼は苦笑いしながら「食べています」と答えていました。私も思わず、笑ってしまいました。彼の『信仰心』が薄いとは思いませんが、『郷に入れば、郷に従え』みたいな、柔軟な心で『臨機応変』に日本食に対応し、馴染もうとしていたのかもしれません。それともただ単に、ネパールでは決して食べられない『牛肉』を食べてみたかっただけ、なのかな?
オムライスは他国にはない料理でしょうか?だとしたら・・・立派な『日本食』ですネ!
投稿: bella | 2010年2月 4日 (木) 22時11分
こんばんは~
再度初めから読み直しました。
やはりバッティ(茶店)のおばさん、ロッジを取ってくれた方のやりとりが人情溢れいいなぁと思いました。もちろんいいヒトばかりではなかったと思いますけどね。
ポーターが背負う重さはせいぜい50㎏くらいと思っていました、びっくりです。よく歩けるなぁ。
タトパニ温泉はSPAなのですね、ジャパニーズ湯とは違うのは仕方ないですが、ゆっくりじっくり入れたのは爽快だったことでしょう~八ヶ岳の本沢温泉に入りに行きたいです。
雲間に見えるダウラギリは遠く厳しい山に見えました。
またしばらく雲隠れ~
青龍○段さんへ
オォ!青龍さん、お久しぶりのコメントありがとうございます (^_^) 。『アンナプルナ周遊トレッキング』最初から読まれたのですネ!恐縮です (^_^;; m(u_u)m 。
このトレッキングで一番の思い出は、青龍さんも書かれた『バッティのおばちゃん』とのやりとりかな?!もちろん、インドネシアのおじさんをはじめ、多くのトレッカー、そしてガイドたち、ロッジの人々との交流、それらもすべて素敵な思い出です。ヒマラヤのポーター、スゴイでしょ!新田次郎さんの『強力伝』に出てくるような『強力』を思わせます。日本もかつては、80kg~100kgの荷を担ぐ『強力』がいたのでしょうね。タトパニの温泉、たまらなくいいですヨ!青龍さんも登山の後、温泉に入ると気持ちいいでしょう?それと同じですよ!トレッキング中の温泉、最高です \(^_^)/!
八ヶ岳の本沢温泉は、たしか『温泉』とされる基準温度よりもやや低い『鉱泉』だったような・・・?『孤高の人』で読んだ記憶があります。でも、もし『孤高の人』加藤文太郎氏が今の時代に生きていたら、どれほどの山を制覇したことでしょう?
ダウラギリ、栗城史多氏が登頂した時の模様をTVで見たことがありますが、本当に厳しい山のようですね。
おっと!また『雲隠れ』ですか?まぁそう言わずに週一でもいいですから、遊びに来てくださいな。いつでも楽しみにお待ちしていますヨー (^_^)/!
投稿: 青龍○段 | 2010年2月 6日 (土) 22時05分