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2010年1月23日 (土)

アンナプルナ周遊トレッキング その19

100Kg の荷をかつぐポーター

4月30日(木)曇りのち雨
マルファ8:00(徒歩)9:30トゥクチェ9:45(徒歩)10:50コバン11:00(徒歩)12:00コケタンティ12:30(徒歩)13:25カロパニ

 6時15分起床。朝食は、チベッタンブレッドとミルクティー。やや曇り気味の天気。そろそろ雨季も近いか?ロッジの娘さんたちの写真を撮らせていただき、住所とそれぞれの名前を書いてもらう。すると、ニールから俺の名前と住所を教えてほしいと頼まれた。逆に聞かれたことは、初めてだ。日本へ帰ってからも、友達づきあい(と言っても、文通しかできないが・・・)できるかな?

Img477

ニール・ゲストハウスの3人娘と親戚の子供。左からシャシー(二女)、トゥルシー(三女)、ニール(長女)です。お世話になりました。

さて8時、ニールのさびしそうな表情に後ろ髪引かれつつも、次の目的地へと出発。トゥクチェへは、ほとんどフラットな道で1時間半。やや肌寒く、セーターを着て歩く。風は弱いが空はどんよりしている。
トゥクチェは、かつて仏教の神髄を求めてチベットへ日本人として初めて入国(密入国)した河口慧海(かわぐちえかい)氏が滞在したところだ。また、地形が似ていることから富山県の利賀(とが)村と姉妹村協定を結んでいる。そのせいか、利賀村をはじめとする富山県の人々がこの地を訪れ、所々に記念のレリーフなどを残している。日本とは縁の深い村だ。

トゥクチェよりカリガンダキ川の河原を行く。ほとんどフラットで楽だ。コバンを過ぎ、コケタンティ近くのバッティで、昼食にヌードルスープを食べる。ここで、幾重にも巻いた塩ビ管を担いで歩く3人のポーターと出会った。さらに奥深い村で、水道設備のために使われるのだろう。3人の中のリーダー格のおじさんに話しかけてみた。

俺;ナマステ。ヨ カティ キロ ツァ? (こんにちは。これ何キロですか?)
ポ;アッシキロ キ エクセイキロ・・・ツァ。 (80キロか100キロ・・・です。)
俺;ワーォ!w(゚o゚)w (担ぐジェスチャーをしながら)チャレンジ OK?
ポ;OK!

背負子に腕を通し、いざ担ごうとするも・・・、びくともしない。下半身に力を入れ、立ち上がろうとするも・・・荷物は微動だにしない。ポーターのおじさんやバッティのおばちゃんたちは大爆笑だ。やはり、ひ弱な日本人には無理なようだ。ネパールのポーター、体は華奢なのに、恐るべき力と体力だ。彼らの日当は、せいぜい50ルピーから100ルピーだそうだ。届けるところによって多少変わるそうだが、いかにも薄給・重労働だ。

俺;タパイィハルコ フォト キチ パニ フンツァ? (あなたたちの写真を撮ってもいいですか?)
ポ;フンツァ (いいですよ)

尊敬の意味も込めて、ポーターたちの写真を撮らせていただいた。昨日の行商のおじさんもそうだったが、少しでも会話してからであれば、皆喜んで写真撮影に応じてくれる。もちろん、お金も見返りも要求しない。

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こんな荷を担いで歩くポーターたち。彼らの体格からは想像できない (゚0゚)!ただただ脱帽・・・。

Img478

トゥクチェ~コバン間。水のない河原を行きます。

Img480

コバン村で。民家の下を道が通っています。

さらに河原を進み、山裾を登り下りしてコケタンティ、ダンプなどの小さな村を過ぎる。小雨がぱらつきだした。天気が良ければダウラギリⅠ峰が眺められるはずだが、この日は全く見られない。

Img484

コケタンティの村が見えてきました。

1時半ごろカロパニ着。久々によく歩いた日だ。カロパニ・ゲストハウス&アンナプルナコーヒーショップに宿を決める。ダブルが40ルピーと高く、ドミトリー(12ルピー)にする。別棟のコーヒーショップへ行くと、メニューは豊富にあるが、昨日のマルファのロッジより高いんじゃないの?と思いつつ、チョコレートケーキ(33ルピー)を食べている。この後はのんびりし、疲れを癒し、明日のタトパニまでのロングウェイに備えよう。

夕食は、ガーリックスープとベジ・エッグ・フライドライスとする。しかし今日は、うるさい連中がいる。つるんでいないと歩けない(旅ができない)のか?こいつらは!だからグループは嫌いだ。うるさいだけ!許せるのは、せいぜい2~3人グループまでだな。
今夜も果たして、ぐっすり眠れるだろうか?昨夜のように・・・?

カロパニ、カロパニ・ゲストハウス&アンナプルナコーヒーショップにて

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コメント

これは、本当にすごい荷物ですね。こんなものを担いで歩くんだ~大変ですね。
旅行は楽しくワイワイという人もいるのは事実でしょう。迷惑さえ掛けなければにぎやかなくらいは大目に見てあげてくださいな。私自身は別に騒ぎはしませんけれど、いろんな種類の人みんな大体受け入れられるのは、公立の中学校であらゆる種類の人間と接してきたからでしょうか。
あ、そういえば、今日フレンドさんになりたいって申し込んできたのが中学生のサッカー部の子なんです。私面喰っています。もちろん拒否はしませんが、なぜ私なんでしょうね。びっくりです。
孤独に山と語り合いながら旅するもよし。それが本質なのでしょうが、それは自分と向き合うことでもあるのですから。それでも、別の形で人は人を求めるものではありませんか?


hannaさんへ

彼らのような屈強なポーターたちがいるからこそ、山奥の村の人々の生活も成り立つのでしょうし、我々外国人もその地を旅できるのだと思います。
この日のうるさかった人たちのことは、今はもう覚えていませんが、日記に書き残すほどですから、よほどうるさかったのだと思います。私のエゴイズムかもしれませんが・・・。
中学生の子、どのような境遇で育ち、どのような環境で暮らしているのか分かりませんが、hannaさんのブログに何か感じるもの、その子自身が心の中で求めていたものを感じたのではないでしょうか?お孫さんたちとのほのぼのとした雰囲気やお料理など、その子にとっては憧れの日々に見えるのかもしれませんよ。あくまで推測ですけど・・・(^_^;; 。
私が若い頃、北海道を旅した時によく訪れた宿のご主人が、『人は人を旅する』という名言を残しています。私はこの言葉に深い感銘を受けました。ほとんどが1人旅の私にとって、旅先の美しい景色や美味しいものよりも、むしろ出会った人々の方がいつも印象深く残っています。ただ私は、性格が性格なだけに『好き嫌い』や『選り好み』が激しいのかもしれません (^_^;; 。

投稿: hanna | 2010年1月23日 (土) 23時38分

ジンさんのように これだけ一人で行動出来ると、とってもグループ行動する気にはならないでしょう。  私もツアーは未体験ですが、 きっとグループ内の日本人とうまくお付き合いする気遣いで 頭がいっぱいになって 旅行先の記憶が吹っ飛ぶような気がします。  でも本当に仕方ないですよね~ ツアーは便利ですし、それに 人とのお付き合いが気にならないとか、寧ろ好き、という人もいますから!

ポーターさんが担ぐこの荷物、文明国だったら 人間が担ぐたぐいのものではありませんね~ 


bellaさんへ

ハイ (^_^)/ 国内も海外もツアーに参加して出かけたことは一度もありません。修学旅行や慰安旅行などは別ですが。初めてお会いする方たちばかりのツアーですと、私なんかも気疲れしそうです (^_^;; 。でも今の時代『安・近・短』のツアーは大人気ですし、個人で行くより安ければ仕方がないのかもしれませんね。
ポーターさんの荷物、日本ならバンか軽トラを使いますよねー。でも、ここはヒマラヤ奥地。車が通れる道はない・・・。ラバなどが運ぶには、荷が不安定になるのでしょうか?とにかく、見た目とは大違いの『力持ち』のポーターさんたちでした。

投稿: bella | 2010年1月24日 (日) 21時24分

ご無沙汰していました。
ちょっと一休みをしていました・・。

前にも書いたと思いますが「水のない河原を行きます」と示してある写真を見ると
その地形からスイスの氷河を思い起こします。
河原に氷が無いことと山岳に雪が無いこと・・
あとは同じような光景です。
この河原も氷河で削られて造られたのでしょうね。


Saas-Feeの風さんへ

詳しいことは分かりませんが、大昔はきっと氷河だったのでは?と思います。この先のこの川沿いの村に温泉があるのですが、私はサウナにでも入るかのように、温泉浴と川の水での冷水浴を楽しみました。川の水は、氷水のように冷たかったです。元々ヒマラヤの雪解け水が川になったのですから、地球が氷河期のころは、ここも氷河で覆われていたのでしょうね。スイスの氷河もすごいですよネ!アイガーやユングフラウなどは、鉄道駅から見られますし、陽に照らされてとても眩しかったです。

投稿: Saas-Feeの風 | 2010年1月26日 (火) 10時28分

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