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2009年12月 2日 (水)

ヘトヘト状態でカトマンドゥへ

4月6日(月)
(夜行バス)カトマンドゥ

 結局一睡もできぬまま朝となり、胃と腸が強烈に痛む。耐えること数時間、「もう少しでカトマンドゥだ」と思ったら、突然ストライキ。カトマンドゥへ入るすべてのバスがカトマンドゥ市内直前でストップ。バスだけでなくタクシーもリクシャもすべてスト。乗客は皆ここで下ろされ、歩いて行くしかない。この体調ではとても辛いのだが、歩くしか術はない。歩を進める一歩一歩がお腹に響く。本当に苦しい。

途中、アヌの知り合い宅があり、しばらく休ませていただく。まだ下痢をしていて、今回の旅(日本出国以来)3度目の抗生物質を飲む。少しは楽になり、さらに1時間ほど歩く。気がつくと、ダルバール(旧王宮)広場だ。このままマナスル・ゲストハウスへと戻りたかったが、ゴビンダが「家へ来てください」と、どうしてもきかない。彼らの世話好きや人懐こさは、とてもありがたいのだが、時としてこのように有難迷惑になることもある。

ゴビンダの家にて6~7時間体を休め、ゲストハウスへ。しかしすでに今日は満室。もう午後4時である。スタッフが何とか策を練り、この夜はアンジュさんのマッサージルームを借りて眠ることとなった。

それにしても、この日のストライキは一体何が原因だったのだ?パタン市内で18人、ニューロードで7人が殺されたという。学生や労働者たちのデモなのだろうか?ダージリンへ行くときも、バスパーク付近で学生たちとそれを鎮圧しようとする警察との闘争を目の当たりにしたし。そのようなデモによりストライキが起こったとしか考えられない。街中の店はほとんど閉めていた。1日だけのことならいいのだが・・・。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

4月7日(火)

 午前8時20分起床。まだ部屋は空かない。昨日はまともに食事をとっていない。ゴビンダの家で少しのドーナツとビスケット、夕食はベジタブルスープを飲んだだけ。もう少しちゃんと食べなければ。
朝食は近くのレストランでトースト、目玉焼き、ハッシュドポテトに紅茶。少しは食欲が出てきた。

その後部屋が空き、アンジュさんにマッサージをしていただく。1時間、全身を入念にしていただいて400ルピー(およそ1200円)。荷物を整理し、少し買い出しに行く。戻って来てシャワーを浴び、外を見ると、ゲストハウスの前の通りをデモ隊が練り歩いている。彼らが掲げているプラカードやビラには、「Tibet is Tibet. Not China !」とある。どうやらチベット独立に関するデモのようだ。カトマンドゥの街のいたるところにこのビラが貼ってあることは、俺自身も知っている。部屋のバルコニーからカメラを向けると、手を振って応えてくれる。なんかとても平和的なデモだなぁ。

Img529

たくさんの市民が「チベット独立」を願って、デモ行進(?)していました。(1992年当時)

このあと再び外出し、200ドル、ブラック(闇ドル)で両替($1=47.5ルピー)した後、ズボンを1本購入。明日はTシャツでも買うか。
夕食はマナスル・ゲストハウスでフライドライス(チャーハン)とオムレツ。ケチャップはかけてなかった。彼らが言うには、「おなかの調子が悪い時はケチャップは良くない」らしい。どうやら皆が俺の体調を気遣ってくれているようだ。

カトマンドゥ、マナスル・ゲストハウスにて

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コメント

お粥と梅干しってわけにはいかないんですね。私なんか抗生物質で下痢するたちだから大変。正露丸とビオフェルミンがいいとこかな。熱が出れば仕方がないから抗生物質も飲みますが、中途半端に服用すると次の時に効かなくなるでしょう。
それにしても、過激なデモでなくてよかったですね。


hannaさんへ

ちょっとしたレストランならポリジは食べられますが、梅干しはねー (^_^;;。抗生物質と言っても、実はそれに近い薬であって、本当は抗生物質ではありませんでした。製薬会社に勤める友人が営業用のサンプルの薬を送ってくれたわけで、「抗生物質とは違うけど、それなりの効果はある」と頂いたものです。そして、おっしゃる通り、あまり服用するものではありません。効果が薄れますから。よほど危急の時や症状が深刻な時だけ服用しました。
この写真のデモと、バスがストップした原因は、たぶん違うような気がします。このデモを見る限り、死者が出るほどのものとは思えませんから。それにしても、ずっと前からチベット独立を願っているのに、今の中国は…。ウイグルに対してもねぇー。ソ連が崩壊したように中国にも、「独立させろ」とまでは言わないけれど、各民族の尊厳・文化などを大切にしてほしいです。

投稿: hanna | 2009年12月 3日 (木) 22時20分

ゴビンダ邸で休むのを拒まれたのがどうしてかな~と思いました。
体調が良くなかったのであれば、そのままお世話になってしまう、かな(私なら)。
まぁきっと一人でゆっくりされたかったと思いますけど。
マッサージの料金が随分安いのがいいですね~


青龍○段さんへ

いや、できればそのまま夜まで動かずに過ごせるところへ戻りたかったのですヨ。ゴビンダ宅に行けば、ご家族の方たちに心配かけるし、気を遣わせるので、ゲストハウスのシングルで心おきなく休みたかったのです。ですから青龍さんのコメントの後半が正解ですネ (^_^)!
マッサージ料金は、ネパールの物価水準を考えると「高い」のですが、日本円で考えれば確かに「安い」です。しかも、アンジュさんはネパールでも「5本の指に入る」ほど有名で優秀なマッサージャーだそうです。現に、ツアー旅行者が利用する高級ホテルから依頼を受け、何度も「出張マッサージ」に出かけていました。頭のてっぺんから足のつま先まで、1時間かけて入念にマッサージしてくれます。何度もして頂いている「常連」の私には、時としてもっと長い時間をかけてマッサージしてくださいました。眠りそうになるほど、気持ち良かったです (^_^) 。

投稿: 青龍○段 | 2009年12月 4日 (金) 09時12分

海外で体調を崩すと対応に困りますね。
これまでその経験はありませんが、カナダだったか、アメリカだったかへ行く途中の飛行機の中で腹痛が起こって苦しんだことがあります。

最近はチベット独立デモに中国当局が武力行使して惨事になっていますね。
今では考えられないデモの光景です。


Saas-Feeの風さんへ

幼少のころ「好き嫌い」が多く、もともと”虚弱体質”でした (^_^;; 。そのくせ、自ら背伸びして無理しているのです (^_^;; 。だからいつも両親には心配ばかりかけていました。m(u_u)mゴメンナサイ!でも、無事に帰って来てエヴェレストの写真などを見せると、本当に喜んでくれました (^_^) 。
昨年の北京オリンピック前から、中国のチベット弾圧は「目に余る」ものがあります。北朝鮮が金正日の独裁国家なら、中国は中国共産党の独裁国家!国家権力により洗脳されている国民が、どれほどいるのか?「人権」を無視したような国家に、今も憤りを隠しきれません。

投稿: Saas-Feeの風 | 2009年12月 4日 (金) 10時45分

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