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2009年12月30日 (水)

アンナプルナ周遊トレッキング その7

皆が呼ぶ

4月21日(火)晴れ
チャーメ7:15(徒歩)9:15バラタン9:55(徒歩)12:45ピサン

 6時10分起床。今日もぐっすり眠れなかった。何故だろう。朝食はポリジ(粥)。ピサンまではおよそ5時間。のんびりゆっくり行こう。

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チャーメより、ラムジュン(6983m)。

ゆっくり歩いているはずだったが、わずか2時間でバラタン。地図上に示す位置が必ずしも正確とは言えないか。ここからピサンまでは約3時間。たぶん登りだろうし、マイペースで行こう。ミルクティーを2杯飲み、ビスケットとガムを買って休憩。ガーリックも少し買い込んでおく。

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バラタンより、アンナプルナⅡ。

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バラタンにて。峡谷を吹く風が強い。

ここからの道がやや急になるが長くは続かない。一気に登りフラット、また登りフラット。そしてアップダウンもなく、森の中からふと見ると、巨大な一枚スラブ(岩壁)、まるでパラボラアンテナのようだ。その迫力に圧倒され、30分ほど休憩しながら眺めていた。その間に、いつものメンバーたちは次々と俺に追いつき、追い越して行った。

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バラタン~ピサンにて。森の中を行くが、暑い。

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森を抜け、振り返ると巨大な一枚壁の山。

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ピサンの村に到着。

ピサンに到着して、「どのロッジにしようか?」と思った矢先、どこからともなく「Jin !」と俺を呼ぶ声。するとさらに「Jin !」「Jin !」と!声のする方を見ると、あるロッジの2階のテラスにいつもの顔が・・・。そして彼らは「ジン!ここで一緒に泊まれよ!」と俺を誘ってくれる。だが、テラスを見ると空いているところがないほど、すでにたくさんのトレッカーがいる。
「部屋は空いているか?大丈夫か?」と聞くと、アメリカ人のグループのガイドのラジが、
「大丈夫だ。俺が泊まれるよう交渉するから!」とテラスから降りてきて話してくれた。部屋はドミトリーしか空いていなかったが、せっかく皆もいることだし、ここに泊まることにする。

昼食は、ララヌードルスープとチャン(ネパールの地ビール)も飲む。そしていつものメンバーで、楽しく過ごす。

ここのロッジは、今までのところに比べると設備的にはやや劣る。部屋もそうだが、水道もなく、水は大きな樽に用意されているのみ。もちろん電気などない。しかし、食事のメニューは他と比べても遜色なく、豊富にそろっている。
が、この不便さのようなものが、俺が求めていたヒマラヤ・トレッキングではなかろうか。人が生きるための『原点』に帰る、古の時代を彷彿とさせる旅。今までのところが、特にエヴェレスト街道は電気があり、部屋も良く、食事も良かった。人々も皆、人懐こい。しかし、アンナプルナ周遊の旅へ来てからのロッジでは、今一つ、ほのぼのとした雰囲気が感じられない。この辺り、特にドゥムレからの東側ルート(裏ルート)は、どちらかといえばトレッカーもそれほど多くないからか?

夕食は1階の食堂(?)でとるようで、皆でそちらへ移動する。食堂へ入ろうとしたら、我々を同じグループと思ったのか、2人組の女性がテーブルに着く順番を遠慮したが、皆「構わないよ」と、俺の隣に彼女たち、前にインドネシアのおじさんとアメリカからのグループが着席する。
初めて会った彼女たちに、あいさつがてら国を訊いてみた。「ノルウェー」から来ているそうだ。二人とも、とても若くて可愛い顔つきだ。俺も自己紹介し、さらにインドネシアのおじさんを「彼も同じだよ。日本人だよ」と冗談を言うと、おじさん「ノーノー、ジン!何言ってるんだ!」と笑いながら答える。彼のガイドやアメリカ人グループたちも皆、大爆笑!彼女たちは、「きょとん」としていたが、おじさんがインドネシアから来ていると解かって納得。「でも、彼は日本人に見えるでしょ?」と訊くと、彼女たちは、笑いながら「イエス」と答えていた。

いつものメンバーの中に、すっかり溶け込んだ彼女たち。エヴェレスト街道の時もそうだったが、ただ「話す」だけでなく一緒に「笑う」こと、これがお互いに「うち溶けあう」秘訣なんだ。

夕食は、ベジ・スプリングロール(野菜春巻。とはいえ、野菜はポテトだけだった)とフライドポテト。ポテトだらけの食事となったが、あまりに量が多く、食べきれなかった。

ピサン、アンナプルナホテル&ロッジにて

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コメント

こんなところにロッジがあるんですね。不思議みたいです。なんか江戸時代の宿場以前みたい。私なんか一日でもうたくさん。文明にとっぷり浸かっている自分を感じます。戦争でも起きて文明が消滅したら、生き延びられるのはdschingさんみたいな人たちなのですね。ま、いいか。どうせ年だし。


hannaさんへ

考えてみれば、江戸時代の五街道に似ているかも?適度な距離を置いて茶店や村があり、旅人たちは歩いて旅をする・・・。1人とはいえ、親しくなった周りの人を含めれば、まるで「弥次喜多道中」です(笑)!
私も今では文明にどっぷりハマってますから、危急の時に生き延びられるかどうか・・・?戦争でなくても、大地震のような自然災害が起こり、避難生活を余儀なくされるとしたら、最低限の水と食料、カセットコンロ、山行きに持って行く自炊道具は持っていかなければ!と考えています。経験がないから、よく分かりませんが・・・。

投稿: hanna | 2009年12月30日 (水) 23時26分

おはようございます。昨日が仕事納めでした(たまたま勤務ローテーションの都合ですけどね)

旅先で知り合う方が部屋の交渉をしてくれるのがなんとも「ほんわか」した感じ、ある種の「安堵感」もあったことでしょう。
やはり旅に出るのはよいと思います。

いい色の中では「塾長」様が海外旅行記を、「汽車旅愛好家」様は名前の通り電車の旅記録を書かれています。
いい色広場のトップページから、「ひろば」を選んだ後、ニックネーム検索で探すとすぐ出てきますよ。たまたま見つけた、「汽車旅愛好家」様の記事にはルフトハンザの機内食が載っていました。

今日は我が家の掃除に励むことにします。
良いお年をお迎え下さい。


青龍○段さんへ

お疲れ様でした。私も昨日今日の二日間で、できる限りの大掃除しました。青龍さんも喫煙されるのでお分かりでしょうが、私の部屋はヤニと埃との格闘でした (^_^;;!ずいぶんきれいにはなりましたが、年季の入っているものは限界もあります。
この時のトレッキングも、いつも同じ顔ぶれが集まって、和気あいあいとしていました。こういう交流も、ヒマラヤ・トレッキングの楽しみの一つです。
ご紹介いただいた方々のブログ、一度のぞいてみます。
青龍さんも良いお年をお迎えください。

投稿: 青龍○段 | 2009年12月31日 (木) 06時49分

無いことに大掃除などを始めてしまい
収拾がつかなくなってドタバタ騒ぎのの年末でした。

スイスアルプスとは違った山並みの写真と旅日記を楽しませていただいています。
克明な記録なので感服しています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

佳いお年をお迎えになってください。


Saas-Feeの風さんへ

私もこの二日間、大掃除でした。自分の部屋なんて、普段手をつけないところは一年分の埃とヤニで大変でした。しかし、きれいになると、気分いいですネ。
スイス・アルプスとヒマラヤ、やはり違いますからネ。スイス・アルプスのほうが見た目は「雪山」という感じがします。それに列車などで手軽に近くまで行くことができるのも魅力ですよね。ヒマラヤは、歩くしかありませんから!すぐ近くまで容易に近づくことはできません。まだまだトレッキング日記続きますので、今後もよろしくお願いいたします。
Saas-Feeの風さんも、良いお年をお迎えください。

投稿: Saas-Feeの風 | 2009年12月31日 (木) 09時28分

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