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2009年8月15日 (土)

日本武尊 再び尾張の国へ

日本武尊は甲斐の国、科野(しなの)の国を越え、尾張の国まで来たところ、信じられない知らせを聞いた。副将軍として同行し、帰路は古東海道を帰っていた建稲種命(たけいなだねのみこと)が、駿河の海で水死したという。日本武尊は「ああ うつつかな (ああ、本当かな)」と嘆いたそうだ。そこでその地を内津、現在の愛知県春日井市内津(うっつ、又は、うつつ)という。

建稲種命は古事記の中ではまったく記述がありません。それでも調べて行くうちに、このようなことが分かりました。もしかしたら「日本書紀」には出ているのかな?

Img026  内津神社

  愛知・岐阜県境近くにあります。

Img025  建稲種命の死を知った日本武尊の様子が

  書かれていました。

「そして日本武尊は、かねてから婚約していた宮簀媛の許へ寄った。饗宴が開かれ、宮簀媛は大酒盞(おおさかずき)を捧げた。二人は結婚した。日本武尊は草薙の剣を宮簀媛の許に置いて、伊服岐(いぶき)の山の神を退治しに出かけた。」(古事記より引用・要約)

現在、この地で日本武尊と宮簀媛といえば、もちろん「熱田神宮」。草薙の剣も、ここ熱田神宮に納められています。しかし、その頃から既に存在していたのではありません。この後に遷(うつ)されたと云われています。では、その前身となるところは・・・、前に書きました「氷上姉子神社」です。

氷上姉子神社では毎年3月最終日曜日に「太々神楽」が奉納されます。とても厳かな儀式でした。

Img036  二人の巫女さんが

  出て参りました。

Img037  本殿に向かい

  深々と一礼します。

Img038  シャンシャンと鳴らしながら

  舞を舞います。

Img039  静かに舞い続けます。

  緊張感が伝わってきます。

Img048  舞が終わります。

  3回ほど、舞いました。

カワイイ巫女さんの舞の次は、神楽師の奉納です。面をかぶった滑稽な動きの舞もありました。これには宮簀媛もきっと大満足で、お笑いになられていることでしょう。

Img040  神楽師が登場。

  まず、本殿に一礼します。

Img041  蹲踞の姿勢から、

  どんな舞を披露するのでしょうか?

Img042  力の入った

  男性らしい舞です。

Img043  追儺の舞

  何やら滑稽な動きもありました。

Img044_3  お囃子にのせて

  舞い続けます。

Img047  違う面をつけて、

  高笑い・・・?でしょうか?

Img045  神楽師と共に巫女さんが

  どんな舞を奉納するのでしょう?

Img046  静かでで厳かに

  舞は続けられました。

氷上姉子神社では、このような神楽がご祭神・宮簀媛命に御奉納されます。滅多に見られないものだけに、とても良い機会でした。これも、日本の伝統芸能、いつまでも残していってほしいものです。

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コメント

日本書紀に出てきたかどうかはわかりませんが、多神教の神々ですから、その土地だけで知られている神もあるのでしょうね。釈迦の骨だって世界各地にあるから、お釈迦様はとてつもない大きさになってしまいます。きっと神様もすごい数でしょう。すべての自然現象は神なのですから、それだけでもすごい。この辺も世界各国の神話は同じですね。今は神の支配する自然さえ科学でコントロールする。それが文明の発達でしょうけれど、、神様ごめんなさい。


hannaさんへ

いかにも現実主義(?)の hanna さんらしいご意見です。お釈迦さまだって、仏教を信仰する国々にお骨があるとか、生誕の日も国によって多少のずれがありますし・・・。ふと思ったのですが、ネパールとタイでは、お釈迦様(仏陀)生誕の日は祝日なのですが、同じ仏教国の日本は、なぜ祝日にしていないのでしょう???このあたりが「信仰心」の薄さの表れなのでしょうか?!文明や科学の発達とともに、信仰心が失われていくのは忍びないことですネ!八百万の神々様、あの世で嘆いていらっしゃるかも・・・?それに、この星・地球の行く末を心配しているのでは・・・?ワワワァー! か、神様!ど、どうか、せめて私たちが生きている間だけでも、いやせめてもう少し後の世代の子供たちのためにも、見捨てずにお守りください!お願いします!

投稿: hanna | 2009年8月15日 (土) 23時44分

日本は仏教国というのはおこがましいのでは。生まれて神社に参り、クリスマスを祝い、多くはキリスト教式や神式で結婚し、死ぬときだけ仏教徒にみたいな人たくさんいるでしょ。でも、釈迦も、キリストも、アラーも愛を唱えているのに現世の人々は宗教で争う。天国だか、極楽では3人が仲良く一緒に暮らしていらっしゃるのではないかしら。


hannaさんへ

他のアジアの国々の信仰心に比べれば、おこがましいかもしれませんネ!それでも私は海外で信ずる宗教を尋ねられた時、「ブッディスト」と答えます。仏教の祭典はクリスマスやハロウィンなど異教の文化に比べると、地味な感じに見えてしまうのですが、それなりに良さもあるはず。お盆の盆踊りだって、その一つだと思います。
でも、やはり思うことは、宗教の違いで争いを起こすことは、信ずる神様の意志に反している、ということです。どの神様も、争い事は望んでいないと思います。hannaさんのおっしゃるように、あの世の世界では、お釈迦さまもキリストさまもアラーの神様も、きっと仲良くしていらっしゃると思います。

投稿: hanna | 2009年8月16日 (日) 11時29分

こんばんは~
一通り拝見しましたが、「う~む」で終わりました、すいません。
日本書紀も古事記も
目にしたことがないからでしょう。なんとも・・・です。
まだまだ古代中国の本を読んでいるので、古代ニッポンにたどり着くのはいつのことやら・・・です。


青龍○段さんへ

今回の旅の話は、マニアックとまでは言わないにしても、少しでも知っている、全く知らないとでは、受け止め方も違いますし、仕方がないことと思います。これを機会に少しでも知っていただければ、関心を持っていただけたなら、幸いに思います。
逆に私は、古代中国のことは、ほとんど知らないのです。三国志も手にしたことがありません。古代日本がいろいろ学んだ国ですから、少しは知っておくべきでしょうか?

投稿: 青龍○段 | 2009年8月17日 (月) 21時08分

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