« 帰国 その1 | トップページ | 帰国 その3 »

2009年7月15日 (水)

帰国 その2

 翌日、ラクソウルよりローカル線の列車 train で、ムザファルプールへ。列車から眺める風景は eye  、日本では見られない、亜熱帯の平原が延々と続いている。列車は、各駅停車ではなく、快速列車のようだった。ムザファルプールまでは、6時間ちょっとかかった wobbly 。そして、ここからカルカッタへ向け、長距離列車に乗り込む。夜行の寝台列車だ。20時間ほどかかって、無事、カルカッタ近郊のハウラ駅へ着いた。

カルカッタでは、今回は”モダンロッジ”ではなく、その隣の”ホテル・パラゴン hotel ”に部屋をとった。なぜなら、この2つのロッジは、カルカッタでは’日本人御用達’とも言える、代表的な宿だからだ。2泊のみではあるが、こちらにもぜひ、泊まっておきたかった bleah 。そして、やはり、ここ”ホテル・パラゴン”にも、学生の冬休みと重なって、多くの日本人旅行者がいた。

と、ある日、ここで知り合った日本人の学生と、街を一緒に歩いていると shoe 、例によって’こじきさん’達が、まとわりついてくる。が、俺も一緒にいるにもかかわらず、どの’こじきさん’も、俺には何も言ってこない。誰もが、学生さんだけに「バクシーシ(お布施を)」と言っている。彼は「なんで、僕にしか来ないんですか pout sign02 」と、憤慨 angry していたが、それもそのはず。彼はまだ来たばかりで、身なりもこざっぱりとしていた。一方で俺は、髭は伸び放題、サンダル履きなどなど、誰がどう見ても、俺の方がみすぼらしい’貧乏人(ヒッピー)’に見えるはず coldsweats01 。でも、それはそれで、何か淋しいものがあった weep 。うっとおしいのだけど、こう、あからさまに比べられてはネェ wobbly sign01

モダンロッジ hotel へも遊びに行ってみた。朝食 restaurant を約束していた人がいたので、朝、彼の部屋を訪ねた。そこで、’唖然coldsweats02 ’とする光景を目 eye にした。彼の部屋はドミトリーで、男も女の人もいた。こういう安宿なので、宿泊客は若い人ばかりだ。ちょうど起きたばかりの金髪の可愛い女の子 virgo (オランダ人だそうだ)が、上半身はTシャツ t-shirt のみ(明らかにブラジャーをつけていないのが分かるほど)で、下半身は、何と、たったパンティー1枚で「Good morning wink sign01 」と言い、顔を洗いに行こうとしていた。薄紫色の小さなパンティーが、’丸見え eye ’なのだ sign01 彼の話によると、「毎朝こうなんですヨ wobbly sign01 初めは嬉しい happy02 と言えば嬉しかったけど、こう毎日ではネェ think sign02 目のやり場に困りますヨ wobbly sign01 」と、困惑していた。

また、ここカルカッタへインドの民族楽器”シタール”を習いに来ている日本人がいて、夜 night になって彼の部屋へも訪ねてみた。彼は、俺が盗難に遭ったときもここにいたので、お互いに顔は知っていたのだ。彼を訪ねてあいさつ happy01 を交わした後、俺が最も訊きたかったことを彼に尋ねた。「クーデターの時、どうでした?」と。

彼は、「いやー coldsweats01 、怖かったですヨ wobbly sign01 ここは2階だから大丈夫だ confident と、思っていたけど、あれだけ銃声が聞こえると・・・shock 。もう、いつ、窓ガラスが割られるかと、ヒヤヒヤ coldsweats02 していましたヨ wobbly sign03 」と、生々しく語ってくれた think

そして、「申し訳ない despair 」と思いつつ、彼に一つだけ俺のわがままを聞いてもらった。それは、「シタールを聞かせてほしい confident 」ということだった。しかし彼は、「いいですヨ wink sign01 」と快く引き受け、演奏してくれた notes 。その演奏は、まだ習っている最中とはいえ、とても素敵だった happy01 。”シタール”という楽器そのものが、俺にとって初めて知ったものだったから。彼の手によって奏でられる音色、メロディ・・・ notes 、今までに聞いたことがない音楽だった。彼にお礼を言い confident 、そして別れた。いよいよ、旅も終りになってきた。

|

« 帰国 その1 | トップページ | 帰国 その3 »

コメント

列車の旅って郷愁を誘うというか旅の実感に満ちていますね。今は日本だと長時間乗ることもなくなったけれど、寝台車の響きが体に伝わってくるのも情緒がありました。父母が神戸に転勤で行ってしまい、1年間叔母のところにいたときは、よく一人で夜行の列車で神戸まで往復しました。固い背もたれで8時間余り。15歳の時でしたから57年前。ウワオ~!
シタールはギターと響きが似ていますね。弦楽器ですか。異国の宿で聞く調べは心にしみたでしょうね。


hannaさんへ

私は今でこそ、マイカーばかりの旅ですが、やはり、列車での旅はいいものです。海外へ行くと、どうしても列車を利用せざるを得ませんので、とても楽しいです。ドイツで乗ったI C E 特急やスイスの登山列車、フィンランドの夜行列車”サンタクロースエクスプレス”、どれもこれも素敵でした。
15才の頃に神戸まで往復というと、とても大変でしたでしょう。ある意味では”冒険”だったのではないでしょうか?時代的にも戦後数年ですし。
生で聴いたシタールは、インド独特の音色だったのを覚えています。旅の終わりに、とても良い思い出となりました。

投稿: hanna | 2009年7月16日 (木) 18時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 帰国 その1 | トップページ | 帰国 その3 »