« 赤褐色の街にてⅡ ~カトマンドゥでの暮らし~ その2 | トップページ | 赤褐色の街にてⅡ ~カジノネパールにて~ その1 »

2009年6月19日 (金)

ブロッケン (Email von Deutschland)

1ヵ月前、ドイツの友人からEmail mailto と共にたくさんの写真 camera が送られてきました。昨年彼らは、旧東ドイツに住む親戚宅へ行ったのですが、地図でその場所を確認すると、すぐ近くに「ブロッケン山 fuji 」があり、私は彼らに、「いつかぜひ、行ってみたいところだ」とメール mail しました。すると彼らは今年5月に、そこへ行って来たようです。

「ブロッケン」と聞いて思い浮かべるのは、やはり「ブロッケン現象」でしょう。以下、Wikipediaから引用致しました。

ブロッケン現象(ブロッケンげんしょう、Brocken spectre)は太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、と似た光の輪となって現われる大気光学現象光輪 (glory) ともいう。山岳の気象現象として有名で、尾根の日陰側かつ風上側の急勾配の谷で山肌に沿って雲(霧)がゆっくり這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察される。航空機から見下ろす雲や、平地でも川霧等に現われることがある。

  • に比べて、見かけの大きさは10分の1程度と小さく、光の輪は何重にもなる場合がある。また、見る人の影が十分小さければ、中心点にも輝点が見られる。内側は青色で、外側は赤色。
  • 名前の由来となるドイツブロッケン山は、ハルツ山地の最高峰 (1,142m) である。
  • ブロッケンの妖怪(または怪物)とも呼ばれるが、日本では御来迎(ごらいごう)、山の後(御)光、仏の後(御)光、あるいは単に御光とも呼ばれる。これは、古くは阿弥陀如来が姿を現したと考えられていたためである。槍ヶ岳開山を果たした僧播隆の前に出現した話が有名。
  • 水滴が起こすミー散乱の後方散乱が、光の色(波長)によって異なる角度依存性を持つ事に起因する。ミー散乱を起こす粒子は雨粒に比べて非常に小さい(虹は雨粒による屈折と内部反射によるものである)。
  • ブロッケン現象は、霧の中に伸びた影と、周りにできる虹色の輪(ブロッケンの虹)の二現象をまとめて指している。両者とも霧の中のいたるところで起こっており、霧が見る人の間近にあるとき、奥行きと巨大さを感じる場合がある。

Photo  ブロッケン現象

  (Wikipediaより)

  ”山の妖精”とも呼ばれています。

さて、このブロッケン山ですが、”ベルリンの壁”崩壊前の米ソ冷戦時代 typhoon は、ここに旧東ドイツの”軍事施設”があったそうで一般の人々は立ち入ることができなかったようです bearing 。しかし、1989年、ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一、そして今ではここブロッケン山も、一般の人はもちろん、観光客も自由に行くことができるようになったそうです happy01

ここは、1年のうち1/3は霧 mist でおおわれ、年間平均気温は3℃以下 coldsweats02 というところだそうです。また、ここには”魔女伝説”があり、「魔女は、冬を追い払い、春を呼ぶ」と信じられているそうです think 。お土産に売られている”魔女の人形”は、「人々に幸運をもたらす happy01 」と言われているそうです。あの文豪ゲーテも30代後半、創作活動に行き詰まりを感じていたときに、この地を訪れ散策し、ここで新たな創作のきっかけをつかんだと言われています。今もこの森に、”ゲーテの道”と名付けられた散歩道があるそうです confident

そこで、エヴェレスト街道トレッキング以来の親愛なる旅仲間 happy01 であり、メル友 mail mailto loveletter wink でもあり、今やお互いの家族も含めて親交のある、エルマー&アンジュラ夫妻 lovely から送られてきた clip 写真 camera を掲載しながら、「ブロッケン山」を紹介します scissors

ブロッケン山へは麓の街ヴェルニゲローデから鉄道 train で行くことができます。ハルツ狭軌鉄道です。その鉄道は・・・、

Bild073

 な・な・なんと・・・SLでーす lovely sign03

 なおさら行きたくなった・・・confident

 1897年製のドイツ最古のSLだそうです。

Bild075

 日本にも、土日限定で

 SLを運行しているところがありますが

 本当に乗ってみたい・・・weep

Bild082

 車内はこのようになってます。

 一昔前の日本にも、この様な列車

 ありませんでしたか― coldsweats01 sign02

Bild085

 ブロッケン駅に到着。

 ここから”山登り”というより、

 ハイキングを楽しみます happy01

Bild087

 なんか・・・寒そうです・・・wobbly

 緯度的には日本よりはるか北!

 やっぱり寒いのでしょう think

Bild084

 平ぺったーいドイツの大地!

 でも、なんとなく・・・

 ”山の妖精”が現われそう・・・wink

と・・・、このようなところです。写真はこれだけでなく、他にもたくさん送っていただきました happy01 。麓の街や宿泊したホテルなど・・・、ますます行きたくなりました coldsweats01 。何とか時間を作って、ぜひ訪れてみたい confident !せっかくなのでベルリンやドレスデンなどの旧東ドイツの街も訪れてみたい。しかし、それだけの休み、取れそうもないよなー weep sign02

*今回のブログは、エルマー&アンジュラ夫妻からのEmailだけでなく、Wikipedia とNHKで以前放送された「関口知宏が行く ドイツ鉄道の旅」を参考しました。

|

« 赤褐色の街にてⅡ ~カトマンドゥでの暮らし~ その2 | トップページ | 赤褐色の街にてⅡ ~カジノネパールにて~ その1 »

コメント

おはよーございます。
SLいいですね~私も一度は乗ってみたいと思うのですけどね~
京都の方にあるのかな~!?よく知らないです。
ブロッケン現象は一度は体験してみたいですが、なかなかそう出会うことがないみたいですね。

エルマー&アンジュラご夫妻には写真を送られるのですよね!?
私も下手っぴトレッキング写真でお気に召すのがありましたから使って頂いて結構ですよ。きっとURLを貼り付ける方が楽と思いますけど(笑)


青龍○段さんへ

私もSLはほとんど乗ったことがありません。幼い頃、自宅から関西線を走るSLを飽きもせず何度も見ていたらしいです。大井川鉄道が土日祝日にSLを走らせているので、それには3回ほど乗ったことがあります。
ブロッケン現象は、私も一度は見てみたいと思います。しかし、条件がそろわなければ、見られないので、運次第ですネ。
エルマー&アンジュラには、メールと共に時々写真もクリップして送ります。しかし、彼らから送られる写真のほうが、圧倒的に多いです。彼らが今どのように過ごしているのか、本当によく分かります。もっとも、読むのが大変(すべてドイツ語で書かれています)ですが・・・。

投稿: 青龍○段 | 2009年6月20日 (土) 10時07分

SL懐かしいです。トンネルに入るたびに慌てて窓を閉めるのですが、吸い込んだ油煙で鼻の穴は真っ黒。あの石炭のなんともいえぬ香り。私にとっては本当のノスタルジー。ブロッケン現象という言葉は聞いたことがありますが、どんなものかは知りませんでした。不思議ですね。行ってみたいです。
言葉が足りなかったようですが、NPOなどで、紛争地帯へはいられ人道的活動をされている方は、もちろん別問題です。それにできるだけ危険を回避するマニュアルを作られていても、誘拐などの被害にあっている、その場合は当然国が責任を負うべきだと思います。彼らの活動には頭が下がります。ただ、やはり、万全の準備、計画に基づいていくべきで、ましてや、独善的な蛮勇は許されないでしょう。


hannaさんへ

ずいぶん前ですが、両親を連れて静岡県の寸又峡温泉へ行った時の帰り、大井川鉄道のSLに乗りました。その時確か、両親も同じようなことを言っていたような記憶があります。石炭の匂い、木造の客車の木の香り、どれも懐かしいと。窓を開けたままトンネルに入った時は、慌てて閉めたものの、顔が真っ黒になったとか。私にとっても、幼いころ、近くを走るSLを見ながら育ったので、懐かしいです。
海外ボランティアの人々については、私もhannaさんと同じ意見です。そして、ただ単に放浪するだけで、そのような地域に行かれる人については、そのような人ほど、無事に帰って来た時、さも「勇敢だろう!」と大げさにアピールしているのを聞きます。今でもそのような地域で行方不明のままの日本人だって、何人かいるのですから、逆にその危険性を訴えてほしいものです。
私が旅したインドやネパールは、旅人たちにそれほど危険が及ぶ国ではないので、ご理解いただきたいと思います。国内情勢の不安定さはありますが、だからと言って旅人が巻き添えになるようなことは、よほどありません。特にネパールは、旅人に危害を加えるような人々はいないと信じています。

投稿: hanna | 2009年6月20日 (土) 11時00分

ブロッケン山という山があったのですね。 大変面白い記事でした。ありがとう。 ウイキの写真は マリアさまの降臨も思い浮かべました。 「奇跡」はブロッケン現象も手伝うことがあったかもしれませんね。
関口さんのTV、一通り全部見ています。  

イギリスのウエールズ地方にも SLの汽車路線が現役で活躍中で 楽しかったですよ、 未行さん、行きたいところだらけで 身体と時間が幾らあっても足りませんね!


bellaさんへ

いや、そんな・・・、bellaさんにお褒めいただけると嬉しいけど、ちょっと恥ずかしいような・・・。「奇跡」って、bellaさんがブログに書かれたポルトガルの、あのお話ですネ!もしかしたら、本当に「ブロッケン現象」が現われて、「マリア様」に見えたのかも・・・?でもやっぱり「奇跡」は「奇跡」として「謎」に満ちた「不思議」な出来事のままでいる方が、ロマンがあっていいですよネ!
関口知宏さんの「鉄道の旅」は、すべてではありませんが、いくつか興味深く見ていました。ドイツの時は、録画しておきましたので、もう一度見てみました。
ヨーロッパの国々は本当に「古いものを大切にする」習慣がありますネ!最近は日本でも、あちこちでSLを復活させたりしていますが、しかしあくまで「土日祝日限定」だったり、「イベント用」ばかり。SLの、あの重厚な造り、一生懸命に煙を吐きながら、力強く走る姿は、とても感動できるものですし、人間も、いえ少なくとも私自身は、SLが走る姿のように生きていきたい、そう思っています。そして、SLが現役で走る姿を、後世に伝え残していきたいものです。
正直言って、ホント「行きたいところだらけ」です。全部は無理でしょうが、それでも、「実現できるものならば・・・」と思い、日々頑張っています。

投稿: bella | 2009年6月24日 (水) 10時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 赤褐色の街にてⅡ ~カトマンドゥでの暮らし~ その2 | トップページ | 赤褐色の街にてⅡ ~カジノネパールにて~ その1 »