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2009年6月14日 (日)

トレッキングを終えて

~ 巡 礼 の 旅 ~

 この2週間、ただひたすら歩き続けた shoe 。体の調子は決して良くはなく wobbly 、山での水や油が合わなくて、下痢をしていたし、水脹れができたのも、それによるものだ。また、南京虫やノミなどの虫が、シュラフやトレッキング中ずっとはいていたジャージに住み着いたままだったようで、傷をより多く、またひどくした shock

しかし、良い’旅’だった confident 。アンナプルナ内院、山への憧れ、ムクチナート巡礼。ジャングルでたった一人迷い込んだ時の、何とも言えない孤独感 despair 。言葉が違っても、伝えようとする意志さえあれば、民族・人種の問題なく、話ができる happy01 。しかし、それらはすべて’歩く’ことから始まっていた。’歩く’こと、そこに生きていくうえでのすべての原点があるように思われた think

そして、人間とは、本当にタフである。精神的にも肉体的にも!自分がいかに弱いかと思っている人でも、いざ自分だけ、しかもそれを突破しなければどうにもならないほど、追いつめられれば angryガンバ、とてつもない力を発揮すると思う。

毎日、平均して5~6時間、2週間歩き続けられた体力、そして根性。歩いてみて、初めて多くのことに気がついた。もちろん、’歩く’以外に交通手段がないところだから、そうせざるをえなかった。

ムクチナートの丘に立った俺は、日本を離れる直前の混乱していた俺ではなかった。ある自信、何か一つのものが見えてきた。そしてさらに、それを飛躍させる必要を感じた。景色だけを見に来たトレッキングではなかった。俺が俺自身を試し、捜し続けた”巡礼の旅”だった。

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コメント

歩くこと、非日常的なことに遭遇すること、その経験によって得るものは大きいと思います。それが人間としての自信につながれば、それは素晴らしいと思います。放浪そのものが目的になってしまっている人も稀にはあって私の知人の息子さんがそうなのですが、親御さんの悩みの種ですが(もう40近くなりましたので)。常時は精一杯働き、そしてまた旅に出る。それは素晴らしい生き方だと思います。旅を通して、自己の中に培われてゆく豊かなものを大切にしたいですね。


hannaさんへ

hannaさんにそのようにおっしゃっていただけて、とても嬉しく思います。自分で言うのもなんですが、今回の旅で人間的に一回りも二回りも成長できた、今でもそう思っています。この時の経験は、今でも生きていると思っています。
「放浪そのものが目的になってしまっている人」は、インド・ネパールにも少なからずいました。他にもアフリカや南米に多いと聞きます。当時、こんな言葉をよく耳にしました。
「豊かな青春、惨めな老後」
つまり、若い時にまともに定職に就かず(または、長続きしない)、アルバイトなどをしながらコツコツお金を貯めては旅に出る、時には渡航先でお金が乏しくなり、そこでアルバイトをし、放浪を続ける、そのような人は年とったとき、真面目に働いてきた人に比べ貯えも少なく苦労する、ということでしょう。私はそうならないように、と思いつつもあまり貯えはないし、未だ独身ですし・・・。どう・・・なるのでしょうかねー・・・私の人生・・・?

投稿: hanna | 2009年6月15日 (月) 14時00分

いや~読んでいるだけで何も支援することは出来ませんでしたが良い旅だったと思います。
電車で100㎞移動しても人は何も変わらないが、歩く・船・走る・自転車等なんでもいいです、自らの力で移動すると何かが見える、そのように野田知佑さんは云われていました。私もそう思い、山に行くと「一歩進むとその先にはどんな景色があるだろう、同じ景色ではない」と思い登っています。特にピークハントにこだわっているわけでは無いですけどね。

ちなみに「いい色」へは過去ログ単純移行は出来ないですね~
文章は全てコピー出来ますが絵文字対応出来ないかもと思います。写真はパソコンにあれば取り込み出来ますが、その労力があまりにも膨大と思いますので、現在までのログはこのままにしておく方がよいかと思います。


青龍○段さんへ

25年も昔の話ですし支援なんて、お読みいただけてコメントして下さるだけでも、ありがたいことです。野田知佑氏の言葉、いや~全くその通りですヨ!人間、慌てず急がず”目で追えるスピード”でゆっくり進んでいけば、何かが見えてくるでしょう!それと、”人と人とのふれあい・コミュニケーション”かな?青龍さんもおっしゃっているように、私も国内の山で「どんな景色が待っているのだろう?」と思いながら、一歩一歩登りました。特に印象深いのは、常念岳~蝶ヶ岳縦走かな?景色も最高、一期一会の出会いと別れも楽しいものでした。
「いい色」への完全引越しは無理ですかぁ?!う~む・・・?困ったなぁ!今まで書き綴ったブログも大切なので、別サイトで放置するのも忍びないのですが・・・。よーく考えてから結論を出します。

投稿: 青龍○段 | 2009年6月15日 (月) 20時47分

おはようございます。

早速こちらにもお邪魔させていただきました。

旅日記はまるで昨日のことのように書かれていますが、これが十数年前のこと?ですか?

私も昔、甲斐駒ケ岳に登山した際に、ブロッケン現象に出会ったことがあります。

海外では、神の現象として崇める国と、不吉な現象として恐れる国があるようです。

ネパールでは、本格的なトレッキングはしていませんが、こちらの記事を楽しんで読ませていただきました。

ありがとうございましたpigshine


ぶぅさんへ

昨夜は突然訪問とコメント、失礼いたしました。そして早速遊びに来てくださって感激しています。いくつか読んで下さったようで、ありがとうございます。
今書いている記事は、カテゴリーからも分かるように、1984年、つまり25年前の話です。私がまだ22才の頃の海外一人旅です。インド・ネパールを旅しました。
「旅日記」ごとにカテゴリーを分けていますので、お時間がある時にでも、読書代わりに読んでいただければ、幸いに思います。ちなみに、記事は「古いもの」から順番に並んでいます。いくつか続けて読まれる場合、その方が読みやすいと思いますので。
拙いブログですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

投稿: ぶぅ | 2009年7月14日 (火) 05時52分

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