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2009年5月 6日 (水)

カルカッタ盗難事件 その2

2.ミスタージョンとの出会い

 10月3日。10月1日にここカルカッタへ着いて3日目。早くもこの街の雑踏と喧騒に嫌気がさし weep 、ハウラ駅に行こうとトラム(市電 train )乗り場をうろついていた。「ハウラ行きはどれだい?」「これはハウラへ行くの?」などと聞いているうちに、一人の男が近づいてきた。俺が「パトナからカトマンドゥまで近々行きたいのだが・・・」と言うと、彼は「それじゃ、ブッキングオフィス(鉄道予約案内所)へ行かなければならないよ」と教えてくれ、親切にも案内を買って出てくれた happy01

彼は偶然にもカトマンドゥに住むネパール人で、ジョンと名乗った。世間話やお互いのことを、俺は片言の英語で、彼は流暢な英語で話した。ブッキングオフィスで、翌日夜に出発する列車 train の寝台を予約。その後、ハウラ駅へ下見のつもりで彼とトラムに乗って行った。

時刻表や乗り場を確認し、構内のレストラン restaurant でターリーと呼ばれるインドの定食をご馳走になった。彼は「明日は暇だから、夜までカルカッタを案内する」と言った。切符のことから食事まで世話になっていたので、邪険にもできずOKした。これがまだインドへ着いたばかりの『日本的思考』で、トラブルの発端でもあった bearing

3.動物園へ

 翌10月4日、宿としているモダンロッジに泊まっている人たちから、「警戒した方がいいよ。夜まで荷物はここに置いておいたら・・・ gawk 」と言われたように、いったんは置いたまま出かけた。約束の時間に再会したミスタージョンは、「荷物はハウラ駅に預けておけばいいから」と言うので、俺は荷物を取りに戻った。宿の人たちは皆、心配している think 。「いや、大丈夫ですよ ok 」と言って、俺は出て行った。

ミスタージョンと駅へと向かった。駅のティーショップで、コーヒー cafe を飲む。するとそこにはもう一人、若者がいて、ピーターと名乗った。ジョンは「ピーターは来年、日本の名古屋大学 school に留学するんだ。友達になってやってくれないか?」と紹介した。するとピーターは、「日本の名古屋大学に留学するんだ。まだ何も知らないからよろしく頼むよ confident 。今日は君の案内や手助けをするから、日本で俺を世話してほしい」と語った。何となく怪しげな話だが、その場の俺は、いとも簡単に「OK!まかせとけ wink !」と、答えていた。

その後、クロークルーム(荷物一時預かり所)にザックを預けた。預かり証には、俺の名前とパスポートナンバーが記入、そしてザックの中の貴重品(カメラなど)をチェック。係員と一緒にクロークルームの奥まで荷物を運んで、預かり証を受け取った。

そして3人で、あらかじめ話していたとおり、動物園へタクシー car で向かった。動物園に着いてしばらくすると、ジョンは「ホテル hotel へ戻って、夕方、君とピーターと3人でパーティーができるように取り計らってくるから、ちょっと失礼するよ」と言って、彼は立ち去った。俺は「あぁそうか」と、相変わらずの調子。

そしてピーターとぶらぶらし、昼食にする。その時ピーターが、おかしなことを言った。「50ルピー moneybag 、貸してくれないか?友達が来るからすぐに返せる。ここの食事代を払うだけだ」と。いくらなんでも、50ルピーは高い。すると「20ルピーでいい。少し待っててくれ。すぐ近くの店に友達がいるから、20ルピー借りて君に返す」と言った。「ハウラ駅の時と態度や様子が違うな sign02 」と思った時には、もう俺一人だけが、そこに取り残されていた weep

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コメント

生き馬の目を抜くといいますが、ありとあらゆる方法で接近してくる、危険に対して無防備な日本人はターゲットなのだそうですね。そんなに私たちって危機感がないのかな?そんなつもりはないんだけれど。


hannaさんへ

確かに海外では、日本人はターゲットにされやすいですネ!hannaさんは違いますが、「日本人は語学(英語)力があまりない」というのが、世界の常識!ですから。それとやはり「平和ボケ」しているのかもしれません。そしてもう一つ、欧米の人たちに比べ、「自己主張」が弱いのも日本人の特色で、相手の「言い値」で物を買わされたり、はっきり「No!」と言えないのも日本人が多いそうです。アッ!私が言わなくても、hannaさんなら十分承知していますよね!

投稿: hanna | 2009年5月 7日 (木) 09時17分

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