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2009年3月31日 (火)

2002 ドイツ・スイスの旅 その25

8:50発の列車 train に乗り、9:25にインターラーケン・オスト、9:39発のIC(インターシティ特急) bullettrain でシュピーツへ10:02着。ここまでの列車は調べてあったのだが、ここから先の列車の時刻は、一切調べていない。行くところは決めていても、それでもなお「行き当たりばったり」の旅が「俺の旅の真骨頂」だ。例によってホームでブリークへ行く列車を調べると、10:37にICがある。それまでの時間を、駅の待合室で過ごす。すると、切符売り場に、その駅に発着する列車の時刻表が『ご自由にお持ち下さい』とばかりに置いてある。1冊手にすると、スイス国内の主な駅まで、そしてそこから来る列車の時刻が案内されている。同じものがブリークにもあれば、ドイツへ戻る時、少なくともスイス国内の列車の時刻だけはわかりそうだ happy01

134ic  これから乗る I C 特急

 シュピーツ駅にて wink

10:37発のICに乗りブリークへは、11:34着。ツェルマット行きの列車は・・・、「エッ!うそ wobbly ?」、なんと1分前の11:33に出たばかり。スイスは鉄道網が発達していて、「列車の乗り継ぎは非常にいい」と聞いていたのに・・・ weep 。次の列車は12:23発。それまで待たなければならない。しかし、ツェルマット行きの列車が出る14番ホームってどこ?見つからないぞ sad ?と探していると、駅舎を出たところにもトラム(路面電車)のホームらしきものが・・・。よく見ると、トラムのホームではなく、14番ホームとなっている。どうやらそこがツェルマットへ行くBVZ鉄道のホームらしい happy01

この鉄道もユーレイルパスが使えないので、切符 ticket を買わなければならない。片道切符を買おうとすると、往復切符は2ヶ月有効とのことで、割安な往復切符(2等)を買う。列車が出るまでの時間を待合室で過ごす。2人の女性 virgo が目につく。顔を見ると、「日本人?」と思ったが・・・、でも最近は韓国の人もけっこう来ているみたいだし・・・、まぁいいか!

135bvz  ツェルマット行きの列車 train

 ブリーク駅にて

待合室で過ごしているうちに、列車 train はホームに入っていた。あわてて列車に乗り込む。俺が乗った車両は、ひとつの車両の中で喫煙席 smoking と禁煙席 nosmoking が、伏流煙が禁煙席へと流れないように扉で仕切られ別れている。俺は喫煙席 smoking の4人掛けボックスシートに一人で座る。ツェルマットまで1時間20分。のんびりと車窓からの景色を楽しむ。隣のボックスシートに一人でいる若者は、持ち込んできたビール beer をジャンジャン飲んでいる。250mlか350ml入りのビール瓶1ダースが次々と開けられる。「酔っ払って、変にからまれなきゃいいが・・・」と心配になってくる coldsweats02  。

ある駅から、年老いたご婦人が自転車 bicycle を持ち込んで乗車し、彼のシートの前に座った。そのご婦人は、2~3駅乗っただけで降りたのだが、そのご婦人が降りる時、彼はシートにビールを残したまま、ご婦人と一緒に出口へ向かった。「おいおい、ビール忘れてるゾ gawk!」と思ったのだが、彼はご婦人の自転車を下ろすのを手伝っているだけだった。ご婦人は彼にとても感謝している lovely 様子だし、彼は当たり前のことをしただけ catface といったように見えた。とても、すがすがしい光景だった。内心「昼間から、飲んだくれてる若者」と思った自分が、恥ずかしくなってきた coldsweats01

そしてしばらくしたころ、彼が俺に「良かったら、ビール beer 飲まないかい?」と、声かけてくれた。「エッ?俺に?」と言うと、「そうだよ!どうぞ!happy01 」とにこやかに1本のビールを差し出してくれた。「ありがとう!本当にありがとう!happy01 」とお礼を言って、喜んで彼からビールをいただいた。

彼の名前はオリバー君。ブリークを出た時からずっと飲んでいるが、酔っ払っているようには見えない。彼の一言がきっかけでツェルマットに着くまで、ずっと話をしていた。彼は時々、窓から見える山の説明をしてくれたり、日本のことをいろいろ尋ねてきたりした。禁煙席側にいる、ブリークで見た日本人(?)と思しき女性二人が、車内が暑い sweat01 のか、窓を開けようとしているのだが、開けられないみたいだ。彼は「彼女たちは日本人かな?もしそうなら手伝ってあげたら?」と話した。俺は「日本人だと思うけど、もしかしたら韓国人か中国人かもしれないし・・・?」と言って、結局、何もせずにいた weep

オリバー君とのひとときは、俺の貧しい英語力では、半分も理解できたのかどうか、怪しいものだが・・・、でも楽しい happy02 !何かとても新鮮だ!初めて会って、きっと二度と会うこともないだろう人なのに、『一期一会』の出会いと別れ、ほんの一瞬のひとときだからこそ、より強く印象的に残るのだろう。この、ほんのわずかな楽しかった時間を忘れないために、彼の「写真 camera を撮らせて下さい」と話すと、彼は喜んで応じてくれた。

136  オリバー君。列車内でビールを

 ご馳走してくれました

やがて、ツェルマットに到着。13:43だ。オリバー君に「ありがとう!さようなら!」と別れを告げる。

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コメント

いいお交流ができましたね。白人はお酒強いですね。一般的に。私の知っているオーストリア人のオリバーくんも強かった。そういえば外国人っておんなじ名前が多い。宇都宮には私が知っているだけでピーターが何人もいたのでオーストリアから来たピーターはドイツ語を話すからジャーマンピーター、イギリス人なのだけれどフランス語の達者なのはフレンチピーター、オーストラリア人はオージーピーター、アメリカ人がアメリカンピーターと仲間内では区別していました。coldsweats01


hannaさんへ

そうですよネェ!逆に日本ほど多種多様なファミリーネームやファーストネームがある国って、他にないのではないでしょうか?また、本来は同じ名前でもその国の母国語によって綴りや発音が違ったりして面白いですよネ!たとえば、アメリカやイギリスなら「マイケル」なのに、ドイツでは「ミヒャエル」、フランスでは「ミッシェル」、イタリア(だったかな?)では「ミカエル」になりますよネ!ネパールでも、「ゴビンダ」という名前の男の人と何人も会いました。どの国の人の名前も、信仰する宗教の神様から由来していることが多いように思います。それに比べると日本は・・・、信仰心なさ過ぎ!ですネ!もっと見習わなければ・・・!

投稿: hanna | 2009年4月 1日 (水) 20時39分

???なんか2回同じことが。すみません。


hannaさんへ

ハーイ!たまにはこういうこともご愛嬌!(^_^)
でも、一応削除しておきました!同じ内容ですからネ!気にしなくていいですヨ!もうすぐ、今年度1回目の「ドイツ語会話」が教育TVで始まります。始まりが0:30からというのが、つ・ら・い!

投稿: hanna | 2009年4月 1日 (水) 20時44分

旅は道ずれ・・・でしょう。
自転車を車内の持ち込めるのがいいですね~
日本の鉄道も折りたたみ自転車なら大丈夫ですが、そのまま持ち込める様にもっと普及したらいいのに・・・と最近感じています。

オリバー君の窓際にあった緑の瓶がビールでしょうか?


青龍○段さんへ

「旅は道連れ、世は情け」とは、よく言ったものです。少しでも警戒して、構えていた自分が恥ずかしかった・・・!ヨーロッパの列車は、自転車持ち込みできる車両もあって、自転車を置くスペースも列車内に確保されています。ですから、出発地まで列車で行って、そこからサイクリングを楽しむ人々もたくさんいます。日本には、そのような列車がないのが残念です。20代前半の頃、一時サイクリングにハマってたこともありますから。
そうです。緑の瓶がビールです。彼は、あれを1ダース持って乗っていたんですヨ (笑)!そして、次から次へと空いてしまいました!

投稿: 青龍○段 | 2009年4月12日 (日) 11時06分

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