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2009年2月10日 (火)

エヴェレスト街道を行く その26

クンブー氷河を行く

3月18日(水)くもり
ディンボチェ8:20~10:15トゥクラ10:45~12:25ロブチェ

 6時30分起床。さすがに寒い。どうやら風邪をこじらせたようだ。喉が痛い。これも高山病の症状のひとつか。膝の方も、相変わらず温めねばダメなようだ。

頭痛は治まり、よく眠れた。が、この2~3日が今回のトレッキングのヤマだ。体に注意しつつ、頑張ろう。

朝食はポリジ(粥)にパンケーキ、チーズオムレツにホットレモン2杯。100ルピーもの出費だが、エネルギーを蓄えないと、4930mのロブチェはきついから。

ディンボチェをスタートすると、まず丘を登り、左下方にペリチェの村を眺めながらトゥクラへ。雲の上にタボチェが頭だけ覗かせている。その雲と同じ高さのところを歩いているから、不思議なものだ。

トゥクラで皆で休憩していると、タンボチェやディンボチェのロッジで顔見知りになった他のトレッカーたちから、
「ハロー!インターナショナルファミリー!」
と、声かけられたり、なかには
「ハロー!dsching !元気?」
と、名前を呼んでくれる人もいた。俺は彼らの顔は知ってても、名前は知らないのだが…。

俺達5人は、こういうグループが珍しいのか、すっかり有名になっていたようだ。悪い気はしない。声をかけられること自体、とても嬉しいことだから!

トゥクラからは、急登が待っており、1時間かけて登り切る。この時にも、たくさんのトレッカーから声かけられ、励まされた。彼らの声が、俺にとってどれほど力になったことだろう。

登りきったところ、モレーンの丘には石を積み上げたケルンがいくつも建っていた。ヒマラヤ登山で命を落とした人たちを慰めるためのものだろうか?

923181

 モレーンの丘

923182

 

 クンブー氷河

モレーンの丘からは下りとなって、クンブー氷河がまっすぐロブチェへと続いている。
高山病と闘いながら、一歩一歩前へ進む。仲間たちの足取りも重そうだ。

やがて、ロブチェのロッジが見えてきた。ガイドのラジンは先行してベッドを確保し、よろよろ歩いている俺を迎えに戻って来て、俺のザックを背負ってくれた。荷物がないだけでも、かなりの違いがある。彼のこの好意はありがたかった。

ロブチェにはロッジが2軒しかなく、このロッジも早々と満員となり、俺とドイツ人の T 夫妻は泊まることができたのだが、やや遅れて到着した I さんは、隣のロッジで泊まらざるを得なかった。

昼食は、今日もララ・ヌードルスープ(インスタントラーメン:スープはチキン風味)。特注でニンニクと卵も入れて、栄養をとる。

食後、やや頭痛を感じた。ベッドで体を休めることにする。
しかし、ここでもラジンは、チャン(ネパール風ビール:見た目は濁り酒に近い)を飲んでいる。彼は俺にも勧め、少しだけいただく。

夕食は、お腹が要求するままに、たらふく食べた。
長いトレッキングだ。金に糸目はつけられない。栄養が第一だ。


ロブチェ・ロブチェゲストハウスにて

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コメント

現地のインスタントラーメンの味はどうでした?大体麺類はよほどじゃないと食べれる物と思っています(でも食べ放題の店でのラーメンは久々に不味いと感じましたけど)
こうして読んでいると、高山病・そして風邪をこじらせていたようですがまずは食欲があれば大丈夫ですよね。
クンブー氷河、今はどうなっているのでしょうか~すっかり後退してしまったのでしょうね。


青龍○段さんへ

あちらのインスタントラーメンは、「ララ・ヌードル」という名で、私が初めてネパールへ行った1984年には既にありました。製造法は日本のものと同じようですので、味も十分になじめておいしいです。ちなみにスープはチキンスープを使っています。お土産に買って帰り、両親にご馳走したところ、「日本のラーメンと変わらない。おいしい。」と言っていました。
食欲を失っていなかったのが幸いでした。何しろ体力勝負ですから。
クンブー氷河は、一昨年NHKの番組で見ましたが、かなり危機的な状況にあるようです。いくつもの氷河湖が誕生し、決壊の恐れがあるということです。決壊すれば、麓の村々は、あっという間に壊滅してしまうとか…?
地球温暖化の影響は、何の責任もない国の人々の生活をも、脅かしています。何とかしなければ・・・!

投稿: 青龍○段 | 2009年2月11日 (水) 13時51分

とりあえず食欲のある人でなければ持ちませんね。私などはパンと紅茶果物くらいでたくさんだからだめなのかも。なんかでも旺盛な食欲の食事風景が出てくるとこちらも食欲がそそられてしまいます。


hannaさんへ

必要以上に体力を消耗しますので、どうしてもお腹がすきます。たとえ高山病で体調が悪くても、空腹には勝てません。
今思えば、現地で食べた食事の写真、もっと撮っておけばよかったなぁと、後悔しています。そうすれば、どんなものを食べていたのか、ひと目で皆様にご理解いただけたでしょうから。

投稿: hanna | 2009年2月11日 (水) 19時46分

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