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2009年2月 7日 (土)

エヴェレスト街道を行く その23

初めての4000m越え

3月16日(月)晴れ
タンボチェ8:05~9:35パンボチェ10:05~13:00ディンボチェ

空いているベッドがほとんどないほど混んでいるロッジ。仲間たちとの朝食も、用意されるのに時間差があって、結局この日は、各々バラバラにスタート。

雪解け直後の道は、かなりぬかるんでいる。パンボチェまでは楽な道らしい。
途中、ヤクの隊商に道を阻まれ、超ゆっくリズムで歩く。

92316  ヤクの隊商。ヤクは「ヒマラヤのトラック」と言われています。
牛の仲間ですが、高地に棲むため毛が長いのが特徴です。

パンボチェでティータイムを取り、そして1時間ほど歩き昼食にする。
遅れて歩いていた T 夫妻と I さんは、ここで俺たちに追いつき、追い越していく。

昼食を終え、ディンボチェへと向かう。そしてディンボチェの村が見えてきた。
すると、村の入り口に3人の人影・・・。そう、T 夫妻と I さんだ!

彼らはこの日も、俺たちともちろん一緒に過ごすために、待っていてくれたのだ。
3日前、俺たちがナムチェの村の入り口で皆を待っていたように、今度は彼らが俺たちを待っていてくれた!

そして、この日の目的地、ディンボチェに到着。標高4343mである。

こんな高所で泊まるのは、初めてだ。
かつて、マチャプチャレベースキャンプで泊まったが、3600mぐらい。
さらにその先の目的地、アンナプルナベースキャンプでも、3962mだった。

高山病にかからないかが、気にかかる。

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コメント

こんにちは。
高山病は個人差によりますけど、2,000m~2,500m位で掛かる人もいるらしいです。もっとも私は一度もなったことがないのですのでそのつらさが分からないです。
こうして改めて読んでいると、どこまでの高さに登っていくのか、ワクワクします。
富士山はご承知の通り、夏場、特に土日はとってもとっても混みますので、オススメしません。(木)(金)でゆっくりマイペースで行くのがいいでしょう。時期が合えばお供しますよ。i型ストックは2本、T型は一本持っていますのでね。


青龍○段さんへ

おっしゃる通り、高山病は3000mぐらいでかかる方もいらっしゃいます。私の友人で、やはりエヴェレスト街道へ行ったことがある人がいますが、彼はタンボチェ(3800mぐらい)で、症状が出始めたそうです。
富士山は、平日ならばそれほど人は多くないのですか?もし、行くとしたら…、近場の山で充分トレーニングしておかなければ…!

投稿: 青龍○段 | 2009年2月 8日 (日) 11時51分

私はもう空気の薄いところは全く駄目ですから、歩いているだけで奇跡ですよ。すごい!若い時からそうですから、今はもう神社の階段を登ってもダメ。1000メートルの高さでも、息苦しいのではないかしら。でも、いいです。低いところでもまだ知らないところはたくさんあるから。(開き直り)


hannaさんへ

高山病の症状が出る高さは、人それぞれ違いますが、少しずつ高度順応させ、こまめに水分補給するなどしていけば、ある程度予防できるようです。ヒマラヤ・トレッキングでは、若い人の方がむしろ、高山病にかかりやすいのです。理由は、若さと体力に任せ、身体が高さにまだ慣れていないうちに、どんどん先へ進んでしまうから。
でも、低いところだっていい所たくさんありますからネ。どこへ行ってもステキな思い出、作ることはできますよね。

投稿: hanna | 2009年2月 8日 (日) 19時25分

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