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2009年1月22日 (木)

エヴェレスト街道を行く その8

どっちが日本人?ネパール人?

3月9日(月)晴れ
ジュンベシ8:00~12:25リンモ13:50~14:45タクシンドゥ峠14:55~17:00ヌンタラ

 朝、起きてみると左ひざが痛む。登りはいいが下りが辛い。階段の上り下りさえも苦痛だ。やっと筋肉が慣れてきたころなのに…。それでも行かねばなるまい。

夕べ一緒にシェルパシチューを食べた仲間たちとは、実は目的地もスケジュールも同じだった。

ドイツ人の T 夫婦とカナダ人の I さんが持っていたガイドブックは、いずれも「ロンリープラネット」。「地球の歩き方」の元となるガイドブックだ。

俺のガイドのラジンがそれを見て、「それに書いてあるスケジュールで行くんだ」と言った。
最終目的地も、カラ・パタールで一致していた。

ドイツ人の E 氏は「それじゃぁ、俺たち最後までずっと一緒じゃないか!」と、すっかり意気投合。そして皆一緒にスタートした。

連日のように好天に恵まれたこの日、プッテンにて世界最高峰エヴェレストが姿を見せてくれた。まだまだはるか彼方ではあるが…。
トレッキング4日目にして、もはやエヴェレストを眺められるとは…!

リンモに到着し、俺は昼食。しかし T 夫婦と I さんは、まだお腹が空いていないようで、
ここではティータイムだけにしていた。

と、そのときである。突然日本語で声かけられた。

「あなたは日本人ですか?」

彼を見ると、明らかにネパールの人である。

「フンツァ、マ・ジャパニ・フゥ (ええ、私は日本人です)」

「おっ!なかなかネパール語できますネ」

「タパインコ・ジャパニ・デレィ・ラムロ・ツァ (あなたの日本語は上手です)」

「アハハ!面白いですネ!ネパール人の私が日本語で聞いて、日本人のあなたはネパール語で答える。すごく面白いです。」

ラジンは日本語は分からなくとも、俺のネパール語で会話の内容はわかったのだろう、とても笑っていた。
しかし、I さんと T 夫婦は全く分からない。
彼らは俺に「何語で話しているんだい?」と尋ねる。
「彼は日本語で尋ね、俺はネパール語で答えているんだ」と言うと、
彼らは皆、感心したように微笑んでいた。

食事を待っている間、声をかけてきたバジェンドラ氏とネパール語・日本語混合で会話したり、カトマンドゥで教えてもらった ”マルシャンディ・シャララ ” を歌ったり…。

彼は技術研修で1年ほど日本へ来たことがあり、今はコンピューター関係の仕事をしているそうだ。
日本では、名古屋へも来たことがあり
「お殿様とお姫様のお祭り(”なごやまつり”の”英傑行列”のことだろう)が、とても楽しかった」
と話してくれた。

まさか、ネパールの小さな山村で、地元のお祭りの話題が出るとは思いもしなかった。
 

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コメント

世界は狭くなっている。それでも、戦争はなくならない。みんながこの自然の中のように、友達でいられるといいのにね。本当に楽しそう。


hannaさんへ

カトマンドゥのゲストハウスで、4人組の中国人旅行者と筆談で会話したことがあります。日中関係はまだまだ良いとは言えないけれど、旅先で知り合った者同士は、無関係ですネ!
トレッキングに出る前、トレッキング中、カトマンドゥに戻ってからも、多くの国の人たちと仲良くなれました。本当に楽しかったです!(^_^)

投稿: hanna | 2009年1月23日 (金) 20時08分

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